仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

あと1センチの恋

2017年04月25日 | ムービー
『あと1センチの恋(原題Love, Rosie)』(2014年/クリスチャン・ディッター監督/イギリス・ドイツ)を見た。
物語は、「ロージー・ダン(リリー・コリンズ)とアレックス・スチュワート(サム・クラフリ)の2人は幼なじみ。日常の他愛もない話も、夢の話も、恋の話も、何でも共有してきた仲だが、友達以上恋人未満の関係だった。2人の夢は、イギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。しかし、アレックスがベサニー(スキ・ウォーターハウス)をダンスに誘った夜、ロージーはグレッグ(クリスチャン・クック)と一夜を共にした。やがてロージーの妊娠が分かり、里子に出すことにして出産を決めたものの、生まれたばかりの娘ケイティを抱いたとたんに考えが変わる。奨学金を貰っていたロージーだったものの、大学進学をあきらめて、地元に残り子育てをすることにしたのだったが・・・」という内容。
お腹の子に名前をつけて、いつも話しかけていたくらいなのだから、生んでそのままさようならとはならないのだろう。
助産婦さんの「一度抱いてみる?」という言葉に答えなかったら、別の展開になっていたのかもしれない。
それにしても、ロージーのお父さんデニス(ローカン・クラニッチ)もお母さんアリス(ジャー・ライアン)も優しい人だ。
ロージーは心配をかけないようにとアレックスに事実を伝えようとしないし、お父さんもお母さんもロージーが選んだ道について何も言わない。
(^_^;)
お母さんは元々アメリカの大学への進学については反対だったのだが、お父さんは将来のホテル経営の夢を叶えるために大学へ行きたいというロージーの進路に大賛成だったから、そこは少し意外な気もしたのだった。
アメリカへ渡ったアレックスは、サリー(タムシン・エガートン)という美しい奥さんと暮らしていたが、彼の心配ごとは、やはりロージーのことのようだった。
まったく面倒な奴らだ。
(^。^)