仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

トランスフォーマー / リベンジ

2017年09月02日 | ムービー
シリーズ第2作『トランスフォーマー / リベンジ(原題Transformers:Revenge of the Fallen)』(2009年/マイケル・ベイ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「戦いから2年が経っていた。"キューブ"が消滅し、惑星サイバトロンへの帰還ができないオートボットはオプティマス・プライム(ピーター・カレン/声)以下ほぼ全員がアメリカ軍と協力して特殊部隊ネストを組織し、同じく地球に残っているディセプティコンと戦っていた。上海での戦いにおいて、"ザ・フォールン(トニー・トッド/声)様が蘇る"という言葉を聞いたオプティマスは、今後起こりうる新たな脅威について報告するが、ネストの拠点に突然現れた国家安全保障が担当の大統領補佐官セオドア・ギャロウェイ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)に、"ディセプティコンが地球にいるのはオートボットがいるからではないか"との疑念を突き付けられる。何とか政府の誤解を解きたいオプティマスは、サミュエル・ジェームズ・ウィトウィッキー(サム/シャイア・ラブーフ)に協力を求めるが・・・」という内容。
サムはプリンストン大学への進学が決まり、父ロン(ケヴィン・ダン)、母ジュディ(ジュリー・ホワイト)、恋人のミカエラ・ベインズ(ミーガン・フォックス)、そして、オートボットのバンブルビー(マーク・ライアン/声)とは遠く離れた寮住まいになるのだが、厄介なことには関わらず学生生活をエンジョイしたい気持ちとは裏腹に、トランスフォーマーとはなかなか縁が切れない。
おまけにレオナルド・ポンス・デ・レオン・スピッツ(レオ/ラモン・ロドリゲス)という面倒な男とルームメイトになってしまうし、ついてない。
間違いの元は、古いパーカーをクローゼットから引っ張り出した際に、紛れていた"キューブ"の破片に触ってしまったことだ。
破片に残されていた"オールスパーク"の記録が彼の脳内にコピーされてしまったのだ。
見たこともない古代文字が頭に浮かぶようになったり、授業中に「アインシュタインの理論は間違っている!!」と叫びだしたり、自分を制御しきれなくなってしまっては楽しい学生生活など送れるはずがない。
(^_^;)
結局は、ギャロウェイ大統領補佐官のミスが原因で復活したメガトロン(ヒューゴ・ウィーヴィング/声)に捕らえられて、オプティマスとバンブルビーに救助されることになるし、解散した秘密組織セクター7の捜査官だったシーモア・シモンズ(ジョン・タトゥーロ)にも助けられる。
サムは前作と違い、前向き思考の積極的な青年へと成長したようだったが、それは何億年も前から決められていた"運命"なのか、トランスフォーマーとのつながりはさらに深まったようだった。
物語は、第3作『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン(Transformers: Dark of the Moon)』(2011年/マイケル・ベイ監督/アメリカ)へと続くようだ。
そこそこ面白いのだけれど、一瞬たりとも静止した画面がなく、本編150分と長い作品でもあるので、見ていて疲れてくる。