仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

運命を分けたザイル

2009年12月07日 | 映画サークル
ましけ映画サークル12月例会は、守〇企画『運命を分けたザイル(原題Touching the Void)』(2003年/ケヴィン・マクドナルド監督/イギリス)だった。
物語は、「1985年。サイモン・イェーツ(ニコラス・アーロン)とジョー・シンプソン(ブレンダン・マッキー)は、前人未到の難関シウラ・グランデ峰(標高6600m/アンデス山脈)西壁に挑んだ。互いに強く信頼し合っている彼等は、互いの身体をザイルで結び頂上に挑む。そして、3日目。遂に頂上を極めた彼等は、変わりやすい天候を考慮して喜びもそこそこに下山を始めたのだった。雪庇に気をつけて歩いてはいたものの、ある時、突如に足場が崩れ・・・」という内容。
確かに会場も寒かったのだが、内容が内容なので、これは余計に寒く感じた。
(^_^;)
宣伝文句に「世界を衝撃の涙で包んだ感動の実話」とあるのだが、雪山登山家の話は例えそれが悲惨な展開になったとしても、"好きなことをやってるだけでしょ?"と、どうしても冷めた目で見てしまう。
イギリス映画も何だか苦手だし・・・。
(-_-;)
ただ、これはパートナーが単独救助を敢行し、リチャード・ホーキング(オリー・ライアル)以外には迷惑を掛けていないという話だし、自分達が責任をとれる範囲の中で起きた出来事なので、偉そうに語るナレーションには多少腹が立ちつつも、まだ許せる範囲ではあった。
例会終了後は"マルジュウ井とう"で忘年会。
すっかり冷えた身体をハタハタ鍋などで温めたのだった。
(^_^)