仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

チェルノブイリ~記憶の扉 ほか

2011年07月21日 | 映画サークル
昨日(2011年7月21日)の"ましけ映画サークル"7月例会の仁左衛門企画は、2005(平成17)年3月以来のショートムービーで、
1.『フレンチロースト(原題French Roast)』(2008年/Fabrice Joubert監督/フランス)
2.『ミラクル・フィッシュ(原題Miracle Fish)』(2009年/Luke Doolan監督/オーストラリア)
3.『チェルノブイリ~記憶の扉(原題The Door)』(2008年/Juanita Wilson監督)/アイルランド)
4.『マダガスカルのトラベルノート(原題Madagascar, carnet de voyage)』(2009年/Bastian Dubois監督/フランス)
5.『カヴィという名の少年(原題Kavi)』(2009年/Gregg Helvey監督/アメリカ・インド)
6.『未亡人と死神(原題The Lady and the Reaper)』(2009年/Javier Recio Gracia監督/スペイン)
7.『グリムお婆ちゃんの眠り姫(原題Granny O'Grimm's Sleeping Beauty)』(2008年/Nicky Phelan監督/アイルランド)
8.『おもちゃの国(原題Toyland)』(2008年/Jochen Alexander Freydank監督/ドイツ)
の8作品。
どれもアカデミー賞ノミネート作品ということで、なかなかに面白いものばかりだった。
『フレンチロースト』と『グリムお婆ちゃんの眠り姫』は少しシュールなアニメーション。
『チェルノブイリ~記憶の扉』『カヴィという名の少年』『おもちゃの国』は、悲しい歴史や現在でも抱える問題をベースにしてドラマが構築されていたのだが、特に『チェルノブイリ~記憶の扉』(18分)では、現在の日本が抱えている原子力発電所の事故に起因する周辺地域の立ち退きという問題が取り上げられていて、実際に被害にあった家族らの証言を元にしているということを考えるととても恐ろしい話に感じられた。
『ミラクル・フィッシュ』(19分)は、これもシュールな実写もの。
魚の占いはとてもよく当たるようだ。
(^_^;)