仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

がんばれ!古田 !!

2004年09月18日 | スポーツ
労働組合日本プロ野球選手会と日本プロ野球組織の団体交渉が決裂し、9月中の土曜・日曜のストライキ決行が決定した。
会見の様子はNHK総合テレビで17日午後9時11分頃から生放送されたが、ニュースの時間は15分までだったのでほんのさわりの部分しか見ることが出来ず、あとから別の番組の録画中継で見た。
「日本プロ野球選手会はストライキを決行しようとしています」との言い出しで始まった日本プロ野球組織側の説明は、印刷文の朗読。
それに対して選手会側は古田会長が自分の言葉でファンへの謝罪と交渉経緯・結果を説明した。
9/8、東京高裁が「これまで日本プロ野球組織の対応は誠実さを欠いていた」と批判し、さらに「誠実に交渉しなければ野球の権威に対する国民の信頼を失いかねない」と厳しい警告も発していたにもかかわらず、選手会に対しても世間に対してもまったく誠意を欠く会見内容だった。
ストライキはするべきではないという大衆や損害賠償請求をするという各球団側のコメントもあるが、仁左衛門はストライキ決行を断固支持するぞ!
選手会側がストライキの可能性を示さなければ、「たかが選手ごときが」との発言に象徴されるような経営者側の傲慢さを世間に知らしめることが出来なかったし、交渉のテーブルにつかせることも出来なかったわけだから。
「来期からの新規球団の加入は時間的に難しい」と繰り返す日本プロ野球組織は「新球団の加入申請は最大限誠意をもって審議する」という回答を口頭ではしたそうだが、審議にはそんなに時間がかかるものなのか。
どうもこれは信頼できない回答だ。
「誠意」って何だろう?
誰に対しての、何に対しての「誠意」なのだろう。
意味が分からない。
日本プロ野球組織はもっと柔軟な姿勢を示すべきではないのかと仁左衛門も感じた。
がんばれ、古田!
がんばれ、選手会!
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