仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

愛のメモリー

2005年12月08日 | ムービー
ましけ映画サークル2005(平成17)年最後の例会は、忠○企画『愛のメモリー(原題Obsession)』(1976年/ブライアン・デ・パルマ監督/アメリカ)&忘年会だった。
同監督の映画を見るのは『ミッドナイトクロス』(1981年/ブライアン・デ・パルマ監督/アメリカ)に続き今年2回目で、犯人役のジョン・リスゴーも2回目の犯人。
(^_^;)
仁左衛門から、ましけ映画サークルの助演男優賞をさしあげたい。
開始後3分にこの役者の顔を見た瞬間、これから起こるだろう事件の犯人だと悟ってしまったほどにワル顔で、いつ頃次の事件を起こすんだろうと考えながら見ていたくらいにピッタリと悪役がハマっていた。
この映画は29年前の作品なのだが、やはり展開する速度が非常に遅く感じた。
現代の映画だとこの3倍くらいの速度で展開しているんじゃないかと思ったほどだった。
また、ラストシーンに向かって緊張感がドンドンと湧き上がっていったあたりでは、「ようやくきたか!」と思ったものの、あまりにもあっけないラストシーンを目にして固まってしまい、それはしばらく口がきけなかったほどだった・・・。
公開された頃のことは知らないが、当時の評価はどうだったのだろうか?
少し気になるところだ。
(^_^)