今日の春休み向けの算数クラブには、
年中さんと年長さんの女の子3名が集まりました(一人は風邪でお休みでした)。
どんな算数のゲームが作りたいかたずねると、3人そろって、
「かわいい女の子のがいい。アナと雪の女王みたいなのがいい」ということでした。
たまたまあった女の子向けのゲームのカードを見せると、
「それがいい」と、また全員一致。
カラーコピーしたカードを切りとり、裏に好きな数字を書きこみました。
赤や青のハートのシールを貼ったカードと場のカードを全て新しくできるカードと
カードを入れるケースを作ってできあがり。
ハートマークは、シールではなくマジックなどで描くのも
もちろんOKです。また、カラーコピーに使った女の子のイラストにしても、
切り抜きでもいいし、自分で描いた絵を使うのもいいです。
<カードゲームの遊び方>
イラストカードの山から順番に3枚、場に出します。
自分の番のときに、
ハートのシールを貼っている白いカード(裏向けています)を1枚引いて、
そのカードに例えば「赤と黄色と緑」のシールが貼ってある場合、
場に置いているカードと同じ色があれば(上の写真なら赤)、それをもらい、
場に新しいカードを補充しておきます。
同じ色がなければ、絵カードはもらえません。
もし自分の引いたカードの色が場にないとき、
場のカードをすべて新しくできるカード(写真のように、下の丸い形を描く
矢印が描いてあります)が出たら、
場のカードを新しい3枚と総とっかえする権利があります。
3人ともこのゲームがとても気に入って、たくさん笑顔がこぼれていました。
白いカードがなくなったらゲーム終了で、絵カードを裏返して得点計算します。
足し算の理解が進むように、得点分の小物を10の区分けができるトレイに
置いていきながら、計算しています。
7+3+4だったので、14点でした。
磁石数字盤を使って数を学んでいます。
1からひとつ飛び、ふたつ飛び、3つ飛びに、指さしています。
次に、+1、+2、+3……と足し算していくとどうなるか
指さします。
検定の問題にチャレンジしているところです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みんなであきかんひろいをしました。
10こずつ ふくろにいれます。
したのはなしをきいて しつもんにこたえましょう。
まさお 「ぼくのひろった あきかんは ぜんぶで 2ふくろと5こ
だったよ。」
さゆり 「わたしは まさおくんより 1ふくろおおいけど
ふくろにはいらなかったのは 2こだけよ。」
みき 「わたしはあと3こひろったら2ふくろに
なるところだったわ。」
①いちばんおおくひろったのはだれでしょう。
②ひろったあきかんがいちばんすくなかった
ひとのかずは なんこでしょう。
③まさおくんは あとなんこひろったら 3ふくろに
なったでしょう?
(すうけん アインシュタインから……今は検定のあり方が変わっているはずです)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビニール袋に空き缶に見立てた小物を1こずつ入れながら考えました。
最初、①の問題を全員間違えてしまいました。
が、実際の物を見ながら考えるとよく理解したようです。
その後は、どの問題もきちんと解いていました。
ガウスが少年時代に1から100までの和を暗算できたのは、左から右へ数字を並べる法則は、右から左へ数字を並べる法則と対称性があると感じたからですよね。
「法則の対称性」を理解するためには、右から左へ数字を並べることもすべきですかね。それとも、年少児にそういうことをすると混乱しますかね?
鏡を使った実験に強くひきつけられる時期の子どもたちも、対称性に敏感になっていると思います。
鏡ですね!
考えます。