★ 切りやすい
★ 安価
★ 針を使わなくても縫える
便利なお裁縫素材を紹介します。
100円ショップのすべいどめマットです。
紙のように切れて、ほつれなし。
ゴムのような強さ、布のようなやわらかさ、すでに穴が空いている
という優れ物。
かなりの量で100円です。大きい100円ショップだと
さまざまな色やデザインが楽しめます。
毛糸の先をセロテープで巻くと
それを針代わりにして縫えます。
この手芸の見本に「オオーッ!」と感動の声を挙げて、
穴のあくほどしっかり見続けていた小2の女の子ふたり。
でもやっぱり「針が使いたい」とのこと。
せっせとカピパラさんを作っていました。
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小学2年生の●ちゃん、○ちゃん。
●ちゃんは算数が得意だけれど、そそっかしくて、ミスが多いのが玉にキズ。
○ちゃんは几帳面な性質なのですが、
問題を解くのに適したイラストを描くのが苦手で、少し凝った問い方をする問題は
描いて考えるうちに間違えてしまいます。
今回、ふたりがつまずいた問題は、次のようなものです。
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1日に 6まいずつ 絵を かく ことに なりました。
8日目は、何まい目から かく ことに なりますか。
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●ちゃんはもともと算数が得意ですから、あっという間に
6×8=48 48まい目
と答えてから、わたしが、「数字の後の部分、きちんと読んだの?ていねいに1行ずつ読んで」
と言うだけで、
「あっわかった!」と瞬時に
6×8+1=49 49枚目
と書きなおしました。
●ちゃんが描いていたイラストです。
「●ちゃん、●ちゃんの絵の中だと、8日目は何枚目というのは、
どれにあたるの?」
とたずねると、9日目を描いて最初のマスを指さしました。
それから、「あっそうか!」と言うと、6×7+1=43 43マス目と
正しい答えを書きました。
●ちゃんは結局、自力で全て解くことができましたし、
正しい答えにいきつくまでの時間も短いものでした。
そんな風に、●ちゃんは自分で考えてきちんと解くことができる子なのですが、
とにかく速いのが一番とばかりに、「速く速く、急いで!」と大慌てで
問題を解いていくので、他の子らより先に解き終わるのですが
そそっかしいミスがよくあるのです。
計算問題も暗算でササッと解くために、間違うことがちょくちょくあります。
●ちゃんのお母さんの話では、●ちゃんは勉強以外の面でも
とにかく「速くできさえしたらいい」という雑な取り組み方が原因で
失敗することが多々あるそうです。
「ゆっくり解いて。」と言うだけでは、●ちゃんのそそっかしいミスをふせぐ
のは難しそうです。
どんな時に慎重に注意深く取り組まなくてはならないのか、
どんな場面でどんな手順を踏まなくてはならないのか、
頭でも体感でも理解できるようにサポートする必要がありそうです。
たとえば、先の算数の文章題でしたら、
「読む時、字を見ていくだけじゃなくて、
意味を理解しながら
読んで!」ということと、
「数字が書いてあるところを読み飛ばさないこと!
数字のところは、特に注意深く!」ということを
意識してするように指摘しました。
また計算問題も、
ミスしやすいから筆算した方がいいのは
どんな問題か、教えました。
そそっかしさは一朝一夕にはなおりませんが、
気をつける点を意識する習慣が身に着くと、慌て過ぎて失敗、ということは
減ってくるかもしれません。
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○ちゃんは慎重で几帳面な子なので、計算のミスはあまりしないようです。
文章題も一度解き方を学んだものは、きちんと解くことができます。
凝った問題の時に、
書かれている文をイラストにする作業が苦手です。
たとえば、
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おかしが 30こ あります。毎日 2こずつ 食べていくと
1週間後には おかしが 何こ のこりますか。
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といった問題を絵にする時に、30個の丸を描くところまではできるのに、
それから何をしたらいいのか手が止まってしまうのです。
また文章に書かれていることとは全く関係ないイラストを
そこにある数字だけを入れて描くこともよくあります。
算数の文章題を公式を暗記して解くのではなく
書かれていることを正確にイメージして
解いていける、という力を鍛えていこうと思っています。
絵図を描く前に、実際に物を操作して
理解することも大事です。
(6まいずつ……8日目は何枚目から……の問題をハムスターで考えてもらっています。椅子は1日としています。)