虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

「もう1回!」と「もっと!」の気持ちがはじける瞬間

2016-09-01 21:56:42 | それぞれの子の個性と才能に寄りそう

ユースの記事の続きは、近いうちに書きますね。

 

子どもたちと過ごしていて、何よりうれしいのは、子どもが自分の体験に夢中になって、何度繰り返しても、初めてやるときのように、「もう1回!」「もう1回」とせがむときです。

また、やっている作業に心底熱中して、子どもの姿から「もっと!」の気持ちがあふれでるときでもあります。

 

写真は2才10か月の生き物が大好きな女の子です。

青虫がさなぎになってチョウチョになるまでの様子が写真でできたパラパラマンガになっているミニ本に心を奪われて、何度も何度も飽きることなくパラパラやっていました。

『動物の見ている世界』という仕掛絵本図鑑にも夢中になっていたので、他の生き物たちの目で世界を眺めているように見えるレンズやゴム仕掛けではばたく蝶々を出してきて遊びました。

 

小さい玉を入れてふると、大きい玉がひょっこり現れる手品。

10回以上繰り返しても、「もう1回!」コール。

毎回、オーバーリアクション。

 

3歳10か月のBくん。大人の科学の付録のプログラミングロボットのプログラミング用のシートにマジックで色を塗りました。

これでちゃんと動くのか心配でしたが、ちゃんと認識して進んだり曲がったりしていました。

ロボットや機械ものが大好きなBくんは大はしゃぎ。

 

Bくんの機械好きを受けて、電池とブザーを使ったロボットをつかまえるゲームとじゃんけんゲームを作ることにしました。

ロボットを描いて、ていねいに塗り込むBくん。

「もっと、もっと」の気持ちがあふれていてすてきてす。

おともだちの4才になるCくんは、恐竜を見つけるゲームを作っていました。

上手に描いて、切り抜いた後で、「裏も描く」といって、熱心に描いていくCくん。

 

ロボットをつかまえるゲームと恐竜を見つけるゲームは、これまで紹介した

 

ポケモンゴーのゲーム作りが流行中 (音がでます♪)

と同じしかけです。

じゃんけんゲームは、こうしたゲームに使ったブザー付きの電池ボックスを使った工作で、じゃんけんに勝つとブザーがなるようになっています。

しかけは簡単で、裏に重ならないようにアルミ箔を細く切ったものを3枚貼っているだけです。

 

Cくん作、じゃんけんゲーム。まだアルミ箔を貼っていません。

顔は描いてあげたのですが、じゃんけんの絵は上手にCくんが描きました。

 

Cくん、Dくんが最後まで熱中していたトーマスのすごろくゲーム。



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