年中さんたちと、お店屋さんごっこ。★ちゃん、☆ちゃん、●くんのレッスンです。
トランプを値札にしています。
「キャンディーメロンパンナちゃんのチョコときのこの山ください」と注文した後で、
それぞれの値札の指を作って、それを合わせて、
チップを支払います。
こうした算数の遊びをする場合、次のような点が大切です。
◆ 暗記させてできるようにさせるのを目指すのではなく、
目で数を確かめられる具体的な体験が何度もできるようにする
◆ 子どもの興味や発達に応じて、楽しいと感じられる
レベルと時間で課題を設定する
◆ 少しだけ学習をしたら、後は自由に遊ぶ
年中さんグループの子たちは、
かなり大きな数の計算もできるのですが、
まだ紙の上での計算練習はしていません。
具体物を使った さまざまな体験を積むことを
大切にしているのです。
具体的な物を使って数に触れていると、
子どもたちは、いろんな疑問を抱いたり、自分で良い方法を見つけ出したりします。
たとえば、このグループの★ちゃんは、
あめとチョコとポテトを買って、
10円と2円と3円を足して、「合わせると、15だよ」と言いながら、
「あめとチョコとポテトだと、3の指になるよ」と不思議そうにしていました。
値段を足すことと、いくつ買ったのかということの
違いがよくわからなくて、不思議に思ったようです。
また、★ちゃんは、「10円です」と言われて、
10枚チップを出すところ、
1枚だけ出して、得意そうに、「これは10円玉です」と言いました。
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逆立ち人形を作っています。
☆ちゃんが、「私の幼稚園にね、すごくいい加減な人がいるんだよ」と言いました。
「いい加減って、どういう意味?」と私がたずねると、
「もうね、私が我慢できないくらい、悪い人のことだよ。いろいろとめちゃくちゃするんだもん」と
☆ちゃん。
すると、★ちゃんと●くんが、「私の幼稚園には、いい加減な人はいないよ~」
「ぼくのところはいい加減な人はいないな~」と言いました。
……いい加減な人???
幼稚園の人間関係もいろいろあるようです。