虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

親子の会話が国語の力、論理的に考える力をはぐくむ

2008-08-03 20:21:10 | 記事のまとめ(リンク)
糸山泰造著の「絶対学力」(文春ネスコ)に

人間は12歳までに様々な角度からものを見ること(抽象思考)が
できるようになる自然な成長プログラムを持っています。
ですから、そのプログラムに逆らって幼児期に先行学習や
パターン学習などをしていると手痛いシッペ返しをくらってしまいます。

幼児期にすべきことは、全ての時間を使って「ゆっくり、じっくり、
丁寧に」体験に裏付けされた豊かな言葉を習得させ、
「考える力」を付けてあげることなのです。
この力が育たないと具象思考から抽象思考へと
劇的に思考形態が変化する「9歳の壁」を突破することはできません。
いくら計算が速くても、表面的な言葉を多く知っていても
「9歳の壁」は乗り越えられないのです。

子育ても家庭学習もキーワードは「言葉」です。


という文章が載っていました。

幼児期は何はともあれ、親子でたっぷり会話をすることが、
大事ですね

そこで、過去記事のなかから、親子の会話の大切さについて触れた記事を
3つご紹介します。


4コママンガを使った 幼児のための作文指導(1)


絵本のインプット、アウトプットのバランスの話


灘中の国語問題から 幼児教育を考える 2


また、何度か紹介させていただいているtoshi先生のブログに
小学校の国語の授業で、
子どもの考え表現する力をはぐくむ先生と生徒の会話の様子
すばらしかったので紹介します。
子どもの話す力を引き出すための
とても良いヒントになると思います。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いけいけ)
2008-08-04 23:09:36
これまたぜんぜん知りませんでした(驚)
9歳の壁なんて概念があったんですね・・・
私はまだ突破していないかも(笑)
学生の時は、頭の中で考えの整理が全然出来なかったのですが、働いて仕事上の打ち合わせとかのなかで、少しですが自分が思考回路が成長した感じがします。
大人になっても少しは取り返せるものなんですね(笑)

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Unknown (みっきーまま)
2008-08-06 00:28:35
9歳の壁って少し分かるような気がします。長男が最近9歳になりましたが、先生の言う9歳の壁かどうかはわかりませんが、泣かなくなったんです。頭で「こうすればいい」「こうすればこうなる」ということがわかったんや!と言うのです。今まで、どうにもできない!したいのにできない!などど言って小さい時からよく泣いていました。大きくなるにつれ、少しずつ減ってきて、最近そういうのです。意味が違ったらすみません・・・
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Unknown (いけいけさんへ(なおみ))
2008-08-07 17:15:49
コメントありがとうございます。お仕事していると、頭をフル回転させそうですね。私も大人になって成長した部分が多い気がします。子どもの頃はとにかくおっとりしていましたから…。
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Unknown (みっきーままさんへ(なおみ))
2008-08-07 17:21:16
コメントありがとうございます。そうした変化って、頭の中で考えて行く力がついたから起こるんですね。教室の子もズルしてでもゲームに勝ちたい気持ちが、ズルして勝っても面白くないに変り始める時期です。
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