子どもたちと算数の遊びをしていると、
ある形や物が、子どもたちの数への好奇心をかきたてる様子をよく目にします。
写真は中身が空になっている卵です。
これを見ると、中に丸い物を入れる子がいます。
この日は、プランツボール(植物栽培用高分子吸水球)をたくさん入れて、
振ってみては中身がいくつか当てさせる遊びをしていました。
この卵のようにふたがあって中身が見えない容器と、
同じくらいの形のものがたくさんあると、
中に詰めて、「いくつ?」と推理するのを喜びます。
写真は『ロリット』という4人用のオセロのようなおもちゃです。
くぼみとか、マスがあるゲームは、
同じ色でくぼみやマスを埋めていって見た目で数の多い少ないを判断したり、
ゲーム後に、かけ算で数を求める習慣につながります。
こうしたマスを使ったゲームは、
マスにコマを置いた状態で
数を言い当てるようにしていると、
面積を学ぶとき理解しやすくなります。
りんごを収穫するゲームをしています。
ゲームの中にりんごを収穫するというストーリーが入っているのが
面白いです。
お家にあるままご用の食べ物で同じ種類のものがたくさんある場合、
サイコロを使って、このゲームと似たルールで、
「お買いものゲーム」「いちご狩りゲーム」などができます。
どちらもサイコロを振って、出た目の数だけ、
自分のかごに入れて遊びます。