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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

ピーの手術の報告

2013-07-21 | (かつての)そこにも鳥がいます

実は、腫瘍切除手術を受けました。

のどの右下付近にどうも腫瘍らしきものがあることに気がつきまして、6月中旬からかかりつけの病院に毎週通院をしてきました。
多くの方がご承知の通り、ペットの死因は腫瘍・癌が多いです。我が家でも初代ピーをそれにより失った時、早期発見してあげられなかったという後悔がありましたから、今回小さいうちに発見できた時、あの死を無駄にしないという強烈な決意が治療の妥協を一切捨てさせました。
しばらくはステロイドなどの治療を施しましたが効果が緩やかで大きな進展がありませんでした。多くの文鳥の場合この治療までしかできません。今回のピーの患部はまず手術で取ることが可能な箇所でサイズもまだ小さかったため、医師との話し合いの結果、完治を目指して手術を受けることに決めました。全身麻酔を使うという話も決め手になりました。麻酔なしなら手術を断念していたでしょう。小鳥を手術する場合、麻酔かけないことが一般的なのですが、そんな時代劇みたいな残酷な目には遭わせるわけにはいきませんからね。麻酔なしで痛みのあまり暴れてしまってはうまく手術しにくいのも医師の理由でした
ところがこの麻酔自体が鳥の身体にとってはかなり負担が大きくて危険とのことで、医師もかけてみなければわからないのが正直なところなのだそうです。麻酔が原因で亡くなってしまった例も数知れず。そこまでして治したいか?と思われそうです。治せる可能性があるなら治したいに決まってます。これはほっといても治らず死に至ります。やるかやらないかは分かれ道ではないのです。道はないのです。生きる向きに進む他にどこへ向かえというのでしよう。残るはそのうち死ぬ道か時間かけて長く苦しんで死ぬ道かだけです。それにそのようなことを考える以前に、私はこの医師を信頼していました。絶対はない、でも絶対大丈夫だと。

結果的には、うちのピーの場合は成功しまして、腫瘍は摘出されました。

しかし問題はここから起こりました。
術後に麻酔が切れてから、どうやら七転八倒に大暴れしたようです。そりゃあ目が覚めたら切り傷です、きっと相当痛かったのでしょう。生かすためとはいえ非常にかわいそうなことをしました。それにより、縫った傷口が少し開きかなりの出血をしてしまいました。医師はすぐ傷口を塞ぎましたが、出血多量によりピーは一晩生死の境を彷徨うはめに。輸血というものが存在しませんからね。
この場合、6時間以内で亡くなってしまう例がほとんどらしいです。幸いなことに、ピーは激しく衰弱しながらも見事もちこたえて、2日後となる今日、なんとか退院することができました。苦しかったことと思います。本当によく頑張ってくれました。

というわけで、今ピーはうちにおります。
あまり鳴かず決して元気ではないのですが、これでも一昨日よりは昨日、昨日よりは今日と、元気になってきております。まだまだ安心してはいませんが、峠のようなものはとっくに越えています。あとは我々飼い主の親身になった看護の腕の見せ所。
食欲はあまりないみたいですが食べてはいるので、次第に体力が復活して体重も戻ってくるでしょう。
どうも傷跡が気になるようでよく掻いています。人間と同じで治りかけのかさぶたは痒いのでしょう。でも医師曰く患部はもう問題ないそうで、今日は久しぶりの水浴びもしました。

今はかなり痛々しい姿で、手術のために患部付近の羽毛はなく赤黒い皮膚が露出してしまっています。そのため羽毛が再び生え揃うまでの当分の間は、写真も見せられませんが、早くは秋あるいは来年以降にこれまで同様の元気な姿を見せられると良いです。

心配してくれた方々にはこの場にて心よりお礼申し上げます。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
良かったです (Erica)
2013-07-22 01:46:11
ピーちゃんが大変な事になってたのは呟きで知っていたので
峠を越えて、無事に退院出来て本当に良かったです。
食べられるなら体力も戻るだろうけど、お大事に…

大事な家族ですもんね。本当に良かった!
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良かった… (山城ヨシアキ@アイスミルカ)
2013-07-22 10:53:48
ツイッターで拝見して以来、ずっと心配でした。
言葉が見つからず、こんなタイミングになってしまったことをお許し下さい。
手術成功と退院、本当に良かった…。
まだまだ大変でしょうけれど、どうかお大事に。
写真も心待ちにしております。

ピーちゃんの隠れ大ファンのベーシストより。
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心配して頂いた皆様へ (CYCO)
2013-07-23 14:34:18
どうもありがとうございます。お騒がせしました
ピーは自宅療養中です。食欲が出てきてます。
皆様から見守ってもらえるときっと回復も早いと思います。多数の念力が届くのか(笑)毎日少しずつ体調が良くなっていくように感じます。

Ericaくん、山城さん、Twitterでも声をかけてくれた皆様(場が違うのであえて名を伏せます)、本当にありがとう。

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