一部で私はどうやら「値段相場を上げる悪い奴」と誤解されているフシがありましてね(汗)…だから近頃はこれでも気にして、高いお品のインプレ等では文章表現力をめっちゃくちゃ抑えてあっさりと書くようにしております。
それからもうひとつ言い訳しておきますが、このブログのアクセス数はたかがしれております。(管理者はわかるのですが)閲覧PV数こそ変動しますが訪問者IP数は少数で安定してます。マジでちょぼちょぼですよ(笑)。WEBで楽器機材情報を魅力的に伝えているサイトはいくらでもヒットします。コメント数がどわぁ~っと並んでいてどう見ても繁盛しているブログがもっと精密なインプレをしてやんやと賑わっている様はいくつも見つけることができます。それらと比べればうちなんかあらゆる意味でぬるいですもん。物欲には繋がらないはずです。絶対影響ないってば。
といわけで、遠慮なくいってみましょう!<コラー
昨日も書いたAmpegの話。あまりに良かったので復習を。ヤフオクも終わっちまったことだし。
ご存知B-15sヘッドですよ。泣く子も黙る。造形美すらあるね。我が家のオーディオアンプ(45w+45wステレオ)も似た印象ですしトランスの存在からどうしてもこんな配置になるのでしょうな。重量も遠からずぐらいかな。
これヘッドのみキャビ無しでしたけど、これが実は大正解なのですね。スピーカーは現代のものを繋いで全然問題ない。というか、かえってそれがあまりに良くてね!いきいきと今の音質のままドライブされるとは思ってもみませんでしたからね、びっくりしました。むしろたかが60wとなめずに耐入力のしっかりしたスピーカーを繋いだほうが絶対良いね。
ところで、よくあるアンシミュでB-15を再現したわざとらしいプリセット音が入っていたりするじゃない?あれって元の付属キャビ15インチ一発で鳴らしそれをマイクで拾うとああなるのか知りませんけどねえ。でも古いモータウンのレコードの音をよく聴けば多くはあそこまでボコンとした音ではないわけで。かのジラウドの幻のオナニーコンプFunk Grooverのほうがまだ似ているんじゃないかな。B-15が僅かに歪むとあの感じは確かにありました。逆を言えばあの音しか出ないアンプだったらあまり萌えませんでした。
で、話を戻すと、実はヘッド自体の音質はもっとクリアで超フレッシュ(笑)なんですね!!!まいっちゃいましたね。
キャラクターは確かにFUNK BROTHERS臭がぷんぷんしてキレツヤイロケネバリパンチコクコシダンリョク全て備えてます(用途や好みが分かれる部分でしょう)が、なにせその鮮度が違う感じ。この鮮やかな音なら今も問題なく使えますよ!別にジェマーソンやダックダンを演らなくたって使えますよ。それがわかって目から鱗でございました。
ええと、改めて、60wだっけ?…こ、このハクがぁ?!
やっぱチューブってすばらしいものなのですねぇ。こういうのを一家に一台というべきなのかもね。