昨晩はキーボードのいない編成でRock With You(しかも五夜漬けの)を演奏してきて、消化不良状態なのは誰ですか?
私でございます。
せっかく楽しめる曲でしたが、G,B,Dだけ。スカスカ。まるでパンクロックのようでした。(ええ、原曲はブラコンですっ!キッパリ)
逆を言えば、人揃えればこういう曲もできると確信はできた。収穫それだけ。
鬱憤を晴らすというわけではございませんが~ブラックミュージックを演奏できない現実が多いので~どうするかというと大概は翌日にこういうライブ盤をでかい音で鳴らし、それに合わせて狂い弾きしたりします。
その用途じゃ断然アッシュフォード&シンプソンの"PERFORMANCE"。長いメドレーが2つもあって、ヴァレリーシンプソンの声もまだまだバリバリ若い。約70分テンションが途切れません。曲もキテレツなアレンジではなくてキメが少ないので適当に追従しやすくてちょうどよいのです。いくら追従しやすくたってワンコード&リズム勝負みたいな「禅修業」感覚が伴うのはくたびれますからね。
ちなみに後ろのは近年のライブ盤で、同名のDVDの音だけ抜き取って売られている物。狭そうなハコの雰囲気で臨場感あって気持ちいいぞ。ころころコードチェンジする名曲Solidも生ドラム生べースにてすばらしい演奏で入ってます。09年にブルーノート来てたけどこれと似た感じだったんじゃないでしょうか。
これがなんと900円しないんだからどうしてみんな買わないかなぁ(笑)。
総じて、いかにブラックミュージックに興味ない人が多いかよくわかるね。