まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

アルチとお別れ

2010-08-24 | 日常

相変わらずホテルの寒い夜であったが

今日はアルチともお別れとなると 寒さなんて何処へやら 名残惜しいというか寂しいものである。

ホテルのオーナーが 干しあんずと杏の種をお土産に・・・と皆に隠してそっと渡してくれた。

あんずの木は沢山あって沢山の実を収穫する様であるが

彼等にとっては大切に、大切に食べる貴重な食料のようである。

それを こうしてそっと渡してくれる・・・・胸がキューンとする。

我々夫婦は この旅のために用意した厚手のパジャマや厚手のセーター、日本の菓子類

日本の小物類等をたーくさん置いていくことにしたら 大変喜んでくれた。

別れは辛く お互いの国の言葉で別れを言うがサッパリ通じない。

でも心ははシッカリ通じていることを痛感する。

ホテルとも別れ くじ引きで決まった車に乗り レーに向かって出発する。

レーまでは80キロ 道路も良いので途中脇道に入り最後のお花見をすることにした。

そのゲラ村も Kさん絶叫の吊り橋つきのお花見である。

この村のあんずの花は 散り桜ならぬ 散りあんず、我々の出発を惜しむかの如く

はらはらと散っていた。と言っても桜の様に花びらが散るのでなく、花が房ごと散る。

本当に沢山の村を巡り とても、とても沢山の花を見た。

何回も言うが この美しさをいくら沢山の言葉を並べても表現出来ないのが残念である。

この美しさをシッカリ脳裏に焼き付けて、大切な思い出とすることにする。 


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