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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

東京に原発を!

2011-03-22 07:04:42 | 日記
東京に原発を! 広瀬隆著
集英社
この本は原発の危険性を紹介し啓発する内容の本でした。
まだスリーマイル、チェルノブイリ原発事故がおきる以前からこのような事故に対する危惧を著者はいだいていました。
確かに原子力発電は資源を持たない日本には夢のような発電システムでした。官民あげた開発を経て福島県内の僻地に立地された経緯があります。
 原発を誘致した町には桁外れの原発関連の交付金が国から出ます。さらに交付金は続いています。
 過疎化に悩む町にはうらましいことだったでしょう。
 車のすれ違いすらできない道がまるで見違えるように立派になりさまざまな公共施設も交付金で次々に建ちあらたな建設業社が次々に生まれて行きました。
 そんな町には原発関連の多くの雇用が生まれ生活がゆたかになりいっぺんしにぎわいを見せまさに夢の原子力にわきたちました。
 その原発で潤うを町を過疎化に悩む多くの財政難の自治体関係者が視察に訪れました。 岩手もその一つでした。さいわいなことは福島と同じように海岸線を持つ岩手はリアス式海岸と呼ばれる険しい地形は風光明媚な国立公園に指定されていました。
 また、数多くの津波被害にあった歴史もあり誘致に至りませんでした。
 もちろん原発に反対する住民の声や反対派もいました。彼らは白い目で見続けられ反対意見は地元経済にもたらされる莫大利益を最優勢する賛成派住民の前にむなしく抹殺されて行きました。
 まして地元以外から反対運動に環境破壊、放射能汚染をおそれ参加する人間は敵視され阻害されて行きました。
 なぜ彼らが反対したかは今回の事故を見るまでもなく原発に事故が起れば制御不能に陥り入り最悪は放射能物質が撒き散らされ取り返しのつかない甚大な被害をもたらされることをおそれたからにほかなりません。
 いまとなってはくやまれて仕方なく思います。
お話ししたいことは立地にいたってから今までにおこったことを踏まえ今後発電、電気とのありかたをあらためて考えて行く必要があると思ったしだいです。

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カツ丼

2011-03-22 03:32:41 | グルメ
 市内の食堂はほぼ通常通りの営業しています。
 肉などはも地震当初は問屋に取りに行っていたようでしたけどガソリンも徐々に入手できるようになり配達が再開されほっとしているようです。
 そんな中市内内丸のとんかつ屋さんはたやでカツ丼を食べてきました。
街中も人がだいぶ戻りつつありましたけど連休中にも関わらずわんこそば屋さんの前には観光客の姿は見られませんでした。
こういう時期を乗り越えたら徐々に観光客にきてもらいたいです。
内陸部の温泉地、観光地は被害を免れています。新幹線の復旧のめどはたちません。 もう少ししたら高速道路は通行止めが解除になります。募金もうれしいですけど観光で訪れ復興の手助けをお願いしたいです。

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