大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

高齢化が進む日本 だが悲観ばかりではない

2024年05月02日 | Weblog


備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





人類は長い長い石器時代を経て、土で器を

作る技術を手に入れ、火を使いこなすことが

出来て飛躍的に人口が増えた。

更に、薬剤や治療法を学び取ることで、

寿命を延ばすことが可能になった。

そして今、物価が進むにつれて共同体所属

意識から個人中心への意識が加速し人口減少へ。

国連加盟国、およそ200ほどの内70ヶ国以上で

人口減少傾向が進むという。

これらの国では、一人の女性がその年齢別

出生率で一生の間に生む人数の合計特殊

出生率が、人口の安定的維持に必要な人口

置換水準の2・1人を下回っている。

2023年末、世界人口は80億人に達した。

世界人口が100億人を突破する時は何時かと

話題にされることがあるが、一部の人口学者

たちは世界人口が90億人に達することはなく、

現在は縮小への転換期にあると主張している。

厚生労働省は、令和4年人口動態統計(2023年

9月15日)では、日本の合計特殊出生率は

過去最低の1・26で前年の1・30より低下した。

隣国の韓国は1を割り、中国は1・0に近づく。

2022年度の生産年齢人口(15歳~64歳)に

対する65歳以上人口の比率の高齢者扶養率は、

1位はモナコの70.36%、2位は日本の51.19%、

3位はイタリアの37.87%となっている。

また、総人口に占める高齢者人口の割合の

推移では、1950年に4・9%であったのが、

1985年に10%、2005年には20%を超え、

2023年には29・1%と過去最高を更新。

こうした中で、2023年度の日本のGDPは

ドイツに抜かれ4位に転落したものの、

成長率は1・9%と移民の力を借りる米国の

2.5%には及ばぬものの健闘。

円安を考慮すれば、大健闘だろう。

日本の持つ成長への潜在成長率に期待が募る。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?




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