大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國5大銀行 不良債権累増資本毀損34兆円に

2024年05月14日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





中國の国有5大銀行の(工商銀行、中国農業銀行

、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行)が

抱えている不良債権の増加で、資本が棄損。

主要国の金融当局で構成される国際的な

金融システムの安定を目的とする組織の

金融安定理事会(FSB)では、世界の巨大銀行が

金融危機に陥った場合に備えて、当該同銀行の

持ち株会社か、持株会社が存在しない場合には、

銀行本体があらかじめ社債を発行して資金

手当てをすることが義務付けらている。

これを資本の総損失吸収力債(TLAC)と呼ぶ。

TLAC債は、2025年1月までに貸付総額の

16%相当の発行を義務付ける。

28年1月1日からはさらに18%に引上げられる。

発行目的は、巨大銀行が破綻に直面した時に、

公的資金の注入等で納税者に負担がかかるのを

防ぐための措置として発行される。

引き受け者は、通常より高い利息が得られるが

全額損失となる可能性もある。

イエレン財務長官が4月3~9日に中国を訪れ、

金融当局などの政府高官らと会談した目的の

中に[米中金融システムの話合い]という項目が

含まれていたが、その内容は不明であった。

だが、最近明らかになって来た会談内容で

中國5大国有銀行のTLAC発行が含まれていた。

中國5大銀行のTLACが、2025年1月までに

合計で1兆6000億元(2210億ドル:約33兆

6000億円)不足する見通しが明らかになった。

後回しや隠蔽で、対策が進んでいなかった

可能性もあり、中国の金融構造にヒビが

入っていることは確かだと専門家は指摘する。

中國5大銀行の不良債権が雪だるま式に増え

続けていることから、中国の金融構造の

腐食化、行き詰まりも懸念される局面に。

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