
ポスト胡錦濤体制では、習近平党総書記兼
国家主席と李克強首相は既定方針通りとされる。
この2人以外の7人は全員定年で退任する。
9人中5人を占めた江沢民派は、権力の温存に
備えて中央政治局常務委員会入りを支援して来た
有力候補だった薄煕来は既に失脚、張徳江も
統括する江沢民派の牙城、鉄道部門での大規模
汚職事件に温州高速鉄道事件の不手際も重なり
昇格は楽観を許ず、胡・温派に鞍替えの噂も。
1990年代に福建省アモイ市を舞台にした総額
約800億元の関税脱税事件当時、福建省党
書記が賈慶林、No.2の省長が賀国強であった。
現職の常務委員の2人を始めとする江沢民派に
巨額の賄賂が亘り中央で権勢を振う原資になった。
「遠華事件」の主犯頼昌星被告は99年に事件の
隠蔽と身の安全に備えてカナダに逃亡した。
2011年7月23日胡錦濤総書記らの交渉で、
身の安全を守ること、暗殺しないことなどを条件に
送還され、今年5月18日に無期懲役が確定した。
命の保証と交換条件に江沢民派との癒着内容や
賄賂の実態も明らかにされているものとされる。
薄煕来の後ろ盾である周永康常務委員も既に
胡・温の監視下に置かれている。
江沢民主導で始まった法輪功学習者に対する
虐殺や拷問などによる死者は3400人を超え、
投獄されているものは数10万人に及ぶとされる。
最近、温家宝首相が法輪功弾圧を停止させ、
名誉回復への道筋付ける動きを始めているという。
中央入りの可能性を備えているとされている
張高麗天津市書記と孟建柱国務委員も、頼りの
現職が保身に精一杯の状況では後ろ盾にもならず
江沢民派にとっては、マイナス材料ばかりとなり、
常務委員会入りは全敗の可能性も出て来ている。
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