セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

雪下ろし

2009-12-27 16:18:31 | 雪・シバレ

シーズン初めての雪下ろし。
どうやら、積雪も例年並みになったようだ。
小さな方から初めて、大きな?小屋へと移る。
下ろし終えたカマボコ車庫(農機具入れ)を屋根の上から見る。




一本カラマツにはカラスが一羽。
母屋の軒下も、そろそろママさんダンプの出動時期か。




サイロやハルニレにも雪が積む。





小屋の屋根半分は、餅つきで薪ストーブ(小屋用)を使った時、
自然落下していたので、本日はもう半分のみ。
大汗もかかずに、雪も大方下りたようだ。
軒下に雪がつっかえてからだと、こうは行かない。

赤屋根が午後の陽を受けて光った。




陽気と言うほどではないが、朝から気温も緩み気味。
一本カラマツの枝にはスズメのカップルが巣箱の下見?
のんびり日向ぼっこしていた。


試験運用?

2009-12-26 14:35:19 | いきものたち
ヒマワリの種給餌用ペットボトル・バードフィーダーの
作り方を聞かれたが、構造は単純だけれど説明が複雑に
なりそうだったのでワンセット作ることにした。




全体的な作りはこんな感じなので、手先が利く方なら
すぐにコピーできると思う。

ただ、いくつかポイントがあるので、ちょっと解説。




本体パーツを分解するとこんな感じ。
材料は、ペットボトル(以下、PB)2L×2個、ワイヤーハンガー、
木の枝×2本。
 ※PBは、最近薄手のものが多いが、できるだけ厚手のもの。

【作り方】
1.PB1に、止まり木用の木の枝を通す穴を空ける。
  十字に交差させるので、穴の位置に注意。
2.PBのキャップには、穴を空けておく。(水切り用)
3.PB1の止まり木に近い(下の)場所に、給餌穴を
  空ける。(止まり木の上に一つずつ、計4カ所)
 ※穴の大きさに注意! → 「5ミリ×15ミリ」
4.PB1の底をカットし、ハンガーのワイヤーで吊り金具を
  作り取り付け。
5.PB2の底を10センチくらい残してカットし、吊り金具を
  避けるためのスリットを入れる。(2カ所)
6.PB1底のカット部分を少しすぼめて、PB2で作った蓋を
  被せやすくする。
 ※PBのすぼめ方は、ガスコンロの火にさっとあぶっているが、
  ここで大抵あぶりすぎて失敗するので、切れ目を入れても
  いい。(失敗しても、材料原価がかからないので気が楽)
 ※手順の一番に、この「すぼめ」をして、上手くいったPBを
  使うのがいいかも。








このフィーダーは、給餌用の穴の大きさが全て。
ヒマワリの種の大きさによって変わるが、ペットコーナーなどで
市販されているエサ用の種には、「5ミリ×15ミリ」が黄金比。
(企業秘密部分?)
縦でも、横でもいいが、高い場所に穴を空けると、そこから下は
食べられないので、出来るだけ下の止まり木のちょっと上くらいが
適当。




木の枝製止まり木の交差部分。
上の方は少し反っている枝が使いやすい。




本体部分は、こんな感じ。





もう一つは、屋根部分。
なくてもいいが、雪避けの手間が省ける。
※20センチ×18センチ、厚さ1センチの板二枚と3センチ角の
 角材1本使用。
 残りのワイヤーでループ状の吊り金具を作って取り付ける。


屋根で注意したいのは、本体部分を吊すヒートン金具の加工で、
丸まっている大きめのヒートンを一旦まっすぐに伸ばした上で
画像のように深く曲げる。
こうすることによって、カラスなどの悪戯や大風に揺られて
本体部分が落下するのを防ぐことができる。

種を追加する際の、本体の付け外しがスムーズにできる程度に
隙間を空ける。(今回は少し狭すぎた?)







そういったことで、試験運用開始!
カラ類はすぐにやってくるが、上手く給餌できていれば完成。

どうやら大丈夫らしい。


もしもし…

2009-12-23 14:41:07 | いきものたち
ふと、窓の外をみるとお客様。





何かないかなぁ…





冬至のカボチャの種とか





そんなに家の中見てても、何にもあたらないよ





ふーんだ、





「ふーん」じゃなくて、「フン」はそこに落とさないでよ!





「わっかりやした~」

と、ヒヨドリ君、
言ったとか言わないとか…。


恒例行事 ~年末編~

2009-12-20 16:49:00 | エトセトラ
年末恒例のベーコン、ソーセージ作りをした。
1週間前に塩蔵・調味(砂糖、香辛料)した豚バラ肉を水洗いし、
燻煙機(乾燥庫)の中に吊す。



ソーセージの場合は、もう少し面倒だ。
豚等の肉を適当な大きさに切り、塩蔵・調味まではほぼ同じ。
(調味は、塩、砂糖、胡椒、セージ等適当に。今回は、詰める
直前にフレッシュでセージと卸し金で摺ったオニオンを追加)

1週間後にミンチに掛け、脂身と合わせて再びミンチ。
体温で肉の温度を上げないよう気をつけて練りを入れる。
(この工程の巧拙でソーセージをかじったときのプリプリ感に
大きな差が出る)




塩抜きした羊腸(ケーシング)にミンチ肉を詰め込む。
(これがいわゆる「腸詰め」)
これはウィンナーの太さだが、フランクフルト用の豚腸もある。
長いままだと始末に悪いので、結び目を付けて乾燥庫へ。



毎回、ユー地区の施設を使わせてもらっている理由がこの乾燥庫
兼燻煙機。
柄は古いが、20キロほどの豚肉が一度に処理できる。


ベーコンと共に3時間ほど炭火で乾燥させて、燻煙に入る。



燻煙といえばチップだが、今は「スモークウッド」という便利モノが
ある。
チップを棒状に成型した製品で、サクラ材、ナラ材など色んな種類が
販売されている。
これなら、ゆっくりと長時間、容易に燻煙することができる。



ソーセージは、3~4時間燻煙した後、生肉の状態なので75℃
ほどのお湯に入れて20分ほどボイルする。
氷水であら熱を素早く取って出来上がり。

ベーコンは、そのまま一晩低温で燻煙して翌朝出来上がり。
これが、今回の成果品。






最近は、便利な真空パック機が出ているので、これを使っている。
(ロールになったビニール製パックがややお高いのが難)

シールを貼って、素性!を明らかに。
売り物ではないので、ここまでしなくてもいいのだが、本物?らしく
なるので、ここのメンバーには好評。





一方、わが家の小屋ではご近所の奥さん方が集まってこちらでも
恒例行事。

朝から薪ストーブに火を入れていたので、屋根の雪がすっかり落
ちた。



小屋での恒例行事は、餅つき。
それぞれの日程が合わないとかで、今年はやや早めの決行となった
ようだ。

家庭用の餅つき器が活躍のため、杵・臼担当はいらない…が、
結局、餅切りの仕事が残っていた。

誰かが、餅が固まる前にハサミで切ると簡単だと聞いてきたので、
以来、専用の裁ちばさみで餅を切る。


年越し、新年と餅を食べる権利!ができた?
伸(の)しが強すぎて、今年の餅は少々薄目だな。




小さなお供え二そろい。
一年丸~くまとまった?

雪化粧 09.12.18

2009-12-18 21:38:13 | 一本カラマツ
久しぶりの眩しい朝、昨夜からの雪で厚化粧の
一本カラマツ。



エゾマツ林に遮られ、届かない朝日。



この様子だと60~70センチは積もったようだ。
一瞬、木々に積もった雪がピンクに染まる。
(上の一本カラマツも…)



朝日のあたる家、薪小屋への道。



ハルニレの梢に、ミヤマカケスが二羽飛んできて留まっている。

今朝の気温は、6時で氷点下20℃を下回った。
シバレの強い朝は、良く晴れる。

千客万来

2009-12-12 15:49:18 | いきものたち
周りが雪で覆われたので、給餌を始めた。
ご近所からもらった給餌台だが…、主人公が良く見えないのが
難と言えば難。



真っ先にやってくるのは、シジュウカラ。
相変わらず嘴が短い。



こちらは、重・中量級。
ミヤマカケスとなぜか評判が悪いヒヨドリ。
本人も首をかしげている。



ハシブトガラと何かないかなぁ、といった風情のアカゲラ。
正面から見るとトンマ顔だな。




本日一番の悪食は、こちら。

給餌台から無理矢理脂身をつつき出して、
雪中個食を続けておりました。



今シーズンは、新顔が見られるかな。


最低気温更新09.12.11

2009-12-11 22:30:40 | 雪・シバレ

今冬の最低気温更新。
大抵は夜明け直前が一番冷えるのだが、今朝は、
4時-15.8℃、6時-15.2℃、8時-16.6℃と、
日が昇ってから更にシバレた。



周囲の木々は、シバレの華を白く付けている。
家が縮んで、みしみし鳴る。




寒暖計の赤柱も短くなった。
(摂氏℃は右側)
オホーツク海側のイー地区は7時に-6.1℃。
いつものことだが、直線10キロ程度の距離で、10度以上も
気温が違う。

温暖化などと言われているが、冬は寒くならないと調子が
出ない?!

日が昇り、朝日を浴びた木々の美しさを横目で見ながら
冷え込んだ車をイー地区へと走らせた。


リースの頃

2009-12-06 15:12:55 | ぐるりのこと
この時期、庭先のエゾマツやトドマツの小枝からリースを
作るのが毎年の恒例となっている。

フレッシュリースが、通りに面した家の門毎を飾る。






このリース作り、毎年、ご近所の奥様方が主役。
こちらは、作業をしている小屋に、薪ストーブの灰の中で
焼いた芋なぞを差し入れるのが仕事?
(こういった所に長居は無用?!)

小屋中に、松の木特有の芳香が漂っている。









わが家の場合はクリスマス時期までこの状態で、年末
押し詰まった頃、正月用オーナメントに付け替える。

元々が松の葉だから、正真正銘の「松飾り」には違い
ない。





リースにはバーションがあって、これは夏にワイナリー巡り
をした時にそこのブドウ畑からいただいて丸めただけのもの。



大きな松ぼっくりを針金で繋いだもの。
松ぼっくりは松の種類毎に違うので、更にバージョンは細分化
される。



居間の壁は板張りで暗めなので、白く彩色したもの。



薪ストーブのハース(炉台)壁の上にも、白いのが
一つ見える。

ちなみに前出の焼き芋は、ストーブ下部にある灰受け皿の中に
1洗った甘藷等を新聞紙に包み 2それを水で濡らして
3アルミホイルで外側を包み 4灰受け皿に放り込んで…
約一時間でホコホコの焼き芋が出来あがる。






松の葉のリースには、うっすら掛かる雪が似合うと
思うのだけれど、今日は気温が上がり雨が落ちてき
た。

リースの頃としても、積雪が少ないように思う。

一番のシバレ

2009-12-01 22:02:28 | 雪・シバレ

十二月に入り、この冬一番のシバレが来た。

朝方、氷点下12℃程まで冷え込んで、某国営TVによると
全国二番目とか。
これから、全国何番目がしばらく続く。

ぐるりの木立にも霜が付いて、真白き高嶺ならぬ華咲く梢の風情。



アカエゾマツの枝先にも。



セイヨウカシワとラズベリーの残り葉にも。



路地植えのアイビーもカチカチに凍っているが、シバレには
めっぽう強い。

それでなくては、ここで庭木・庭草にはなれないもの。