林の中を歩くと、見かけたり音がしたり気配を感じたりするエゾリスくん。
家のデッキにいても、カリカリとクルミの殻をかじる音はよく聞こえてくる。
今日は、ちょっと本気になって追ってみた。
音のする方を見上げると、向こうでも気配を感じて、じっとこちらを覗う。
こちらが動かないと、いい距離感と判断したのか、手に付いたクルミを
食べ続ける。(→動画)
最初に見つけた姿は、こんな感じ。
アカエゾマツの混み合った枝の中で、クルミかじり。
「音」がなければ、見つけられない。
超広角の目が付いているので、こちらの姿は捉えているんだろうな。
見上げてばかりいると首が疲れるが、見飽きない姿にガマンの時。
新しいクルミを確保し、別の木に移動して、またカリカリを始める。
林の中を気をつけながら歩くと、あちこちにこういった“お仕事”を見つける。
クルミは林の至る所に散らばされており、その位置を正確に覚えているものと
思われる。
地上に降りても、時折立ち上がってお互いの距離を確認。
林の外は、タンポポの花盛り。
向こうに見えているカラマツ林が、エゾリス・チビトトとの静かなバトルの場。
エゾリスは、野鳥たちには天敵になるのか人気がないのか、よく追われる姿を見かける。
今日もベリー園まで出てきたのだが、ムクドリの攻撃にあって林に逆戻り。
ハシボソガラスの巣に近づいて、親ガラスに追いかけられたりと散々な一日。
ちょっと冷え込んでいたが、ポロヌプリのお山では新雪が降ったようだ。
地上は比較的暖かいが、まだ霜が降ってもおかしくない時期。
種まきの目安とする、カッコウの鳴き声も聞いていない。
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