セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

五月の林のエゾリス

2015-05-15 16:46:28 | いきものたち

林の中を歩くと、見かけたり音がしたり気配を感じたりするエゾリスくん。

家のデッキにいても、カリカリとクルミの殻をかじる音はよく聞こえてくる。

今日は、ちょっと本気になって追ってみた。

 

音のする方を見上げると、向こうでも気配を感じて、じっとこちらを覗う。

こちらが動かないと、いい距離感と判断したのか、手に付いたクルミを
食べ続ける。(→動画

 

 

 

 

 

 

最初に見つけた姿は、こんな感じ。

アカエゾマツの混み合った枝の中で、クルミかじり。

「音」がなければ、見つけられない。

 

 

 

 

 

 

 

超広角の目が付いているので、こちらの姿は捉えているんだろうな。

 

 

 

 

 

 

見上げてばかりいると首が疲れるが、見飽きない姿にガマンの時。

 

 

 

 

 

 

 

新しいクルミを確保し、別の木に移動して、またカリカリを始める。

 

 

 

 

 

 

 

林の中を気をつけながら歩くと、あちこちにこういった“お仕事”を見つける。

クルミは林の至る所に散らばされており、その位置を正確に覚えているものと
思われる。

 

 

 

 

 

 

 

地上に降りても、時折立ち上がってお互いの距離を確認。

 

 

 

 

 

 

 

林の外は、タンポポの花盛り。

向こうに見えているカラマツ林が、エゾリス・チビトトとの静かなバトルの場。

 

エゾリスは、野鳥たちには天敵になるのか人気がないのか、よく追われる姿を見かける。

今日もベリー園まで出てきたのだが、ムクドリの攻撃にあって林に逆戻り。

ハシボソガラスの巣に近づいて、親ガラスに追いかけられたりと散々な一日。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと冷え込んでいたが、ポロヌプリのお山では新雪が降ったようだ。

地上は比較的暖かいが、まだ霜が降ってもおかしくない時期。

 

種まきの目安とする、カッコウの鳴き声も聞いていない。

 

 



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