読書感想日記

最近読んだ本の感想

「隠居すごろく」西條 奈加 著 角川書店

2020-04-10 11:58:45 | 歴史物
 生きることに一生懸命な人々が織りなす人情もの。
 人生は、ほんの些細なきっかけで空回りをはじめてしまうことが多い。
 しかし人には、それぞれ何かしらの特技や才能が授けられ、それを支えに踏ん張っていれば、手を差し伸べようとしてくれる人が現れ、その輪が広がっていくこともある。
 自分に与えられた仕事に精一杯取り組む人々への応援メッセージのような、胸がほっこりと温まる、とても素敵な作品でした。

 某地方紙は、コロナ対策でも、対策が遅いだの、今まさに対策を講じているさなかに責任追及へ言及する等の政権批判を繰り返している。
 そして未だに「異例の…」「不安な声…」と不安を煽る記事ばかりか、果ては若者が情報を知らないことについて、情報源が新聞やニュースではなくネットばかりだから…という批判を掲載するありさま。
 地方紙ならではの、希望を見出せるような記事を掲載できないものだろうか。
 新聞等から人々が離れる原因は、自分たちの情報発信の偏りや努力不足が招いた結果であろうに…

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