今日から王将戦第二局が始まりました。
相振り飛車のようです。
そして、今晩はアジアカップのカタール戦があります。
なんの勝負でも試合でも、仕事でもそうだけど、今の自分を全部出し切ることさえできればそれに越したことはありません。
たまには神が降りてきて、本来の力以上の力が出るときもまれにありますが、決してそれを期待してはいけません。
全部出し切ること。
まあ、これが難しいわけですね。
雰囲気に飲まれてしまう。
プレッシャーに押しつぶされてしまう。
メンタルの弱さが出てしまって萎縮してしまう。
練習ではうまくできていたのだけど、本当は力があるのに、本番になったらその通りにはいかない。
相手がベテランで、まるでこちらの力を出させてくれない。
そういう展開に持っていかれてしまう。
このテーマに関する話は、「今の自分の力を全部出仕切れたら」ということは、松井秀喜、浅田真央、宮里藍、はじめ多くのアスリートがいろんな場面で語っています。
ここで先日行った田坂広志さんのセミナーから印象に残ったフレーズを。
-------------------------------------------
自分で気づかない心の奥深くの潜在意識との戦い。
目の前の普通の廊下に30cm幅の線を二本引いて、そこからはみ出さないように歩くことは誰でもできる。
しかし、その30cmの道を歩くことが、もし、断崖絶壁にかかった丸太橋だったらどうか。
同じ30cm幅をまっすぐはみ出さないように歩くことに変わりはない。
誰だって、足がすくんで歩けない。
30cm幅をまっすぐ歩く能力はあるけれど、人間の心は奥深い。
恐怖感、不安感、という潜在意識。
やります、できます、勝ちます、という表面的な姿勢、心理。
一方、できるかな、大丈夫かな、負けちゃうかもしれない、という奥底で払拭しきれない思い。
--------------------------------------------
この自分との戦いですね。
先日の週刊現代でも取り上げられてましたが、有名な羽生名人の言葉とも重なってきます。
「私には闘争心は要らない。
相手を打ち負かしに行くとは考えません。」
久保二冠が今回の豊島挑戦者について聞かれた時に言ってました。
「相手と戦うというより、自分と戦うということ。
相手が誰であろうと指し方や気持ちの持ち方は変わらないつもりでやる。
優れた美術品と同じで、何年経ってもいい棋譜だったと言われるような棋譜を残したい。」
自分との戦いで、自分の力を出し切ること。
第一局では、初陣の豊島六段は、どうも力を発揮しきれずに敗退したと言えるかもしれません。
さあ、第二局の二人の自分との戦いを熱く見守りましょう。
(サッカーも。
)
相振り飛車のようです。
そして、今晩はアジアカップのカタール戦があります。
なんの勝負でも試合でも、仕事でもそうだけど、今の自分を全部出し切ることさえできればそれに越したことはありません。
たまには神が降りてきて、本来の力以上の力が出るときもまれにありますが、決してそれを期待してはいけません。
全部出し切ること。
まあ、これが難しいわけですね。
雰囲気に飲まれてしまう。
プレッシャーに押しつぶされてしまう。
メンタルの弱さが出てしまって萎縮してしまう。
練習ではうまくできていたのだけど、本当は力があるのに、本番になったらその通りにはいかない。
相手がベテランで、まるでこちらの力を出させてくれない。
そういう展開に持っていかれてしまう。
このテーマに関する話は、「今の自分の力を全部出仕切れたら」ということは、松井秀喜、浅田真央、宮里藍、はじめ多くのアスリートがいろんな場面で語っています。
ここで先日行った田坂広志さんのセミナーから印象に残ったフレーズを。
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自分で気づかない心の奥深くの潜在意識との戦い。
目の前の普通の廊下に30cm幅の線を二本引いて、そこからはみ出さないように歩くことは誰でもできる。
しかし、その30cmの道を歩くことが、もし、断崖絶壁にかかった丸太橋だったらどうか。
同じ30cm幅をまっすぐはみ出さないように歩くことに変わりはない。
誰だって、足がすくんで歩けない。
30cm幅をまっすぐ歩く能力はあるけれど、人間の心は奥深い。
恐怖感、不安感、という潜在意識。
やります、できます、勝ちます、という表面的な姿勢、心理。
一方、できるかな、大丈夫かな、負けちゃうかもしれない、という奥底で払拭しきれない思い。
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この自分との戦いですね。
先日の週刊現代でも取り上げられてましたが、有名な羽生名人の言葉とも重なってきます。
「私には闘争心は要らない。
相手を打ち負かしに行くとは考えません。」
久保二冠が今回の豊島挑戦者について聞かれた時に言ってました。
「相手と戦うというより、自分と戦うということ。
相手が誰であろうと指し方や気持ちの持ち方は変わらないつもりでやる。
優れた美術品と同じで、何年経ってもいい棋譜だったと言われるような棋譜を残したい。」
自分との戦いで、自分の力を出し切ること。
第一局では、初陣の豊島六段は、どうも力を発揮しきれずに敗退したと言えるかもしれません。
さあ、第二局の二人の自分との戦いを熱く見守りましょう。

(サッカーも。

英語の勉強に集中するため、公休日なのに出社しています。
>メンタルの弱さが出てしまって萎縮してしまう。
今の自分に当てはまっている気がします。
かなりメンタルで元気を失っていると、ある方から指摘を受け、ちょっともがいている状況です。
全部を出し切りたいという思いはあります。
でも、そうする事で、何気ない私の一言が、身近の大切な人を傷つけたり、怒らせたり、がっかりさせてしまうような気がしていて…。だめですね…。
自分が頑張らないと、他人を頑張れ…なんて言えない、それも頭で分かっているのですが、メンタルが追いついていない感じです。
しかし、昨日の間寛平さんのアースマラソンのゴールを見ていると、もっと辛い思いをしている方はたくさんいるし、寛平さんがあれだけ頑張っているのだから、やっぱりそれでも頑張るしかない…と、ギリギリのところですが、踏みとどまってみようと思います。
なんだかすいません、マイナス思考の悪いところが出てしまって。
でも、タイムリーに、大切な御方の1人であるnanaponさんが、素晴らしい記事をエントリーしていたので、今の心境を出してみました。
明けない夜はないと思って、少しずつ元気を取り戻したいと思う次第です。
>かなりメンタルで元気を失っていると、ある方から指摘を受け、ちょっともがいている状況です。
レス遅くなりました。
今月2回の遠征もあり、その後大分回復されてきたんじゃないですか?
>全部を出し切りたいという思いはあります。
でも、そうする事で、何気ない私の一言が、身近の大切な人を傷つけたり、怒らせたり、がっかりさせてしまうような気がしていて…。だめですね…。
そういうことなんですか。
人の気持ちを傷つけてしまうことって怖いですよね。
そういうつもりじゃなかったのに何度もやってしまって後で落ち込んでしまう。
そうならないために、事前にできる限りのイマジネーションを働かすのだけど、それでも相手は傷つくことになる。
僕はもうあきらめてます。開き直ってます。
もちろん精一杯努力はするんだけど、そうしたところで結果そうなってしまうんだったらもう仕方ない。自分はそれだけの力しかない。
考えてみたら自分の存在自体が誰かを傷つけてたりするのだから、もうこれは防ぎようがない。
自分がいなくならない限り無理。
そんな風に割り切ってます。
>しかし、昨日の間寛平さんのアースマラソンのゴールを見ていると、もっと辛い思いをしている方はたくさんいるし、寛平さんがあれだけ頑張っているのだから、やっぱりそれでも頑張るしかない…と、ギリギリのところですが、踏みとどまってみようと思います。
Danchoさんは僕と違って真面目だから、頑張るしかないと、限界まで行っちゃって、体調に影響するんじゃないでしょうか。
ゆるゆる行きましょうよ。
>明けない夜はないと思って、少しずつ元気を取り戻したいと思う次第です。
はい、そのとおり。冬の後には必ず春が来ますよ。