即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

「オヤジ」と「オヤヂ」

2009年02月13日 23時45分34秒 | 雑感
先日の「オヤジと言う生きもの」という記事に、もちこさんよりコメントいただきました。ありがとうございました。
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つい最近似たような話をネットで目にしたのでついコメントしてしまいました。
親しみを込めた「おやじ」と、
イヤミを込めた「おやじ」の違いについて、
定義というよりは皮肉ですが下記のサイトはいかがでしょう。

オヤヂとは - よくわかるかもしれない IT・コンピュータ用語辞典

上の記事で言えば、nanaponさんのおっしゃる
「親しみ度の高いおじさん」は"オヤジ"で、
「揶揄度の高いおじさん」は"オヤヂ"になるということですね。
私はこの記事以外で"オヤヂ"という表記を見たことがありませんが、
こういう分類はおもしろいなあとこっそり思ったのでした。
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ということで、「オヤジ」でなく、「オヤヂ」というまた別の生き物を紹介していただきました。
まあ、こうやって、いろいろ定義づけていって、ものごとを整理していくこと、わかりやすくしていくこと、必要です。

このサイトで定義されている、「オヤヂ」とは、
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【オヤヂ】
(1)定義1 ~概要~
・会社。ひいては日本社会を支えていると勘違いし、職場での役職をプライベートでも振りかざしている人たち。特長は、横柄かつ傲慢。

・ここまで仕事でコンピュータを使うようになると、さすがに横柄なオヤジ連中でも危機感を持つんでしょうなぁ~。最近、本屋のコンピュー タ関連の売り場に、生気の無いオヤジが「Word入門」とかの類の本を何冊も買い込んでいる姿をよく見かけます。

・でも、オヤジが無駄に買い込む、パソコン&関連書籍って少なからず日本経済に影響を与えていそうな気がする。

(2)定義2 ~オヤヂとオヤジの違い~

・【オヤジ】 人生の先輩として尊敬するに値する年長者の人間。

・【オヤヂ】 尊敬するに値しない年齢だけを単に重ねた子供じみた人間。

・この辞典を見て「思い当たるものがあるなぁ。 今後は気をつけなきゃ」と省みる人は前者、「チクショー、若造が好き勝手書きやがって」と本気で怒る人は後者という事になります。

・なぜ? だって、実際普段の行動を見ていてそう思っている人がいるのに(年を重ねたせいで周囲の意見を聞く耳が退化した為か)年が若いというだけで排除しているじゃん。 「自分が絶対的に正しい」と思い込んでいるだけで十分オヤヂになる資格がありまっせ。

・それに、これを見て本気で怒るオヤヂ連中って「風刺」と言う言葉を知らないのかしら?

(3)定義3 ~表記について~

・それから・・・

・「『オヤヂ』とは何だ!! 日本語の表記では『おやじ』だ!! まったく以ってけしからん!!」とイチャモンを付けるオヤヂさん達、辞書を引くと「『おやじ』は『おやちち』」の変化系か」とあり、「おやぢ」って言う表現もOKなのよ。

・口角泡を飛ばしてイチャモンを付ける暇があるなら、一度辞書を引いて調べてみた方がよろしいかと。 少なくとも、聞く耳を持って調べた分だけオヤヂ指数はちょっとだけ減少するよ。

・この辞典では、(1)で定義したような人を敢えて「オヤヂ」と表記し一般のオヤジと区別しています。 願わくばオヤヂと言う言葉が広まり、オヤヂ族が世に蔓延らん事を(^^ゞ
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「オヤジ」と「オヤヂ」は、結構違うわけですね。

話はちょっと飛んで、最近の東洋経済の小倉智昭さんのコラム、「ゴルコンの制限撤廃を?!」

紹介させてもらいます。
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 私の青春時代、と言っても40年前になるが、コンパは新入生歓迎とか卒業とかで、合コンなるものはなかった。新しい出会いはダンスパーティくらい。それがいまではゴルコンまであるという。

 茨城のゴルフ場のゴルフコンパは、各組男女2名ずつが楽しくプレイするらしい。独身が条件で、男は50歳、女は40歳以下のハードルはあるものの、シングル、アベレージ、初心者のオールカマーだ。男が50歳の初心者でもよいのかと尋ねたら、OKとの返事。交際の実は結ばないかもしれぬが、可能性だけは残っている。まあ、無理だと思うが。

 気になる参加費はパーティ、賞品込みで、男1万7800円、女5800円。特に女性には送迎バスまであるらしく、普段のゴルフより、むしろ安上がりで、気軽な参加が可能だ。それにしても男女間の1万円以上の格差はなぜなのか。合コンと名が付くと、必ずと言っていいほど男の参加費は倍になる。

 もともと、見合いパーティや合コンに男は集まるが、女は少なかったのだろう。しかし、このゴルフ場のコンパには男女各60名が参加。しかも定期的に開催しているそうだ。和気あいあいとプレイを楽しみ、後日のラウンド、練習、揚げ句はデートの約束までして別れるとか。当然、電話番号やメールアドレスの交換はもちろんのこと、いきなり自宅まで送る猛者もいるらしい。

 いったい、ゴルフをなんと心得るのか。初心者で女連れなどもってのほか。後続の組に迷惑をかけてはならないのが最低限のマナーだ。一所懸命練習場でボールを打ち、先輩のお許しを頂戴してからコースへ。そして、クラブを数本持って走り回る。スコアだって80台が出たら、やっと同伴女性を教えられる、といった暗黙の了解事項があったのでは。ところがどっこい、こんな私は古すぎる。「頭、固いんじゃないの」「バッカな親父」と後ろ指を指されるのが関の山。いまやゴルフは女性を口説く手段になっているんだそうだ。
 「へえ、小倉さんシングルなんスか。モッテるでしょうね」。馬鹿野郎! 俺たちは女にモテるために、どれだけ努力をし、血を吐くほど練習し、女房に逃げられそうになりながらカネを使ったと思っているんだ。男の勲章背負ってゴルフをやっているんだ。お前たち若造にそれがわかるか。

 と言ってやりたいのだが、言えない自分が悲しすぎる。会社の役員用のコースを持たされ、接待ゴルフで上手になった。だが、リストラの身の上で、年金が頼りではゴルフもままならない。週一ゴルフが月一から2カ月一度と数を減らし、回る相手は団塊世代の年寄りばかり。たまに、女性が一緒と、胸を躍らせコースに行けば、エステに行っても手遅れなおば様たちがお相手。

 もう、若者を罵倒しませんから、ゴルフ合コンの年齢制限を、既婚者可、80歳以下ぐらいにしていただけませんでしょうか。
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気持ち、よくわかりますよね。
オヤジとして、とっても共感するコラムです。

途中までの勢い。
最近の若いもんは、何やってんだ!と気概に溢れるオヤジの本性丸出し。

しかし、小倉さんともあろうものが、(冗談でしょうが)結局は、
仲間に入れて、って、おもねっているのですねえ。

「オヤヂ」としては、ふざけんじゃねえ、おめーらみたいのが、日本をだめにしてんだ、と、罵倒したいところ。
自分が言いたいからというより、未熟でまだまだケツが青い若者に対して、親心として、彼等の将来を考えて、敢えてうるさいことをいわなければいけない、という意識もある。

しかし、毅然として、するだけの迫力がない。
嫌われたくない。完全には居直れない。

「オヤジ」と「オヤヂ」の狭間をさまよう哀れな「おじさん」世代。

寂しく、情けない、愛すべき「オヤジ」の性(さが)ではありませんか。
(自分で言うかあ?!)
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