即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

スポーツ実況中継の今後

2008年10月11日 18時11分48秒 | スポーツ
MLBのポストシーズン、盛り上がってます。
今日も松坂は無失点の好投で勝ちましたが、
つい先日の松坂が投げたレッドソックスvs.エンジェルス戦、衛星放送でしっかり見てました。

黒氏アナウンサーと解説の与田剛さん、とってもいい感じでした。

いつも思うことだし、オリンピックの時も含め何度も書いてますし、とらいでんとさんとか、英さんも言われてますけど、

スポーツの実況中継って、
一言で言って騒ぎすぎです。

見てりゃわかるじゃん。

それを、

『打ったぁ、会心の当たりだぁ、レフトスタンドへ一直線、大きい大きい、入るか、入るか、入ったあああああ、ホーーーームラン!!!!
やりました、逆転です。手を上げてベースを一周、今ホームイン!
ナインが皆出迎えて、大きくハイタッチです。』

そんなん見てりゃわかるって。
(ここまでのは最近あんまりないか!?)

プレイが終わってしばらくしてから。

『内角低めのスライダーをよくあそこへ運びましたね。
前の打席で押さえられたボールだったので、今度はヤマ張っていたのかもしれませんね。
ピッチャーはフルカウントから粘られて、やはりあそこに行きたくなるんですよ。』

そんな風に選手の心理とか、背景とか、関連情報とかを淡々と伝える。

なんでそんな風にしないんだろうか、と不思議です。

基本的な音量が違う。興奮度合いというかハイテンションさが違う。

普通にしゃべってよ。

間が空いてもいいので、気にしないでよ。勝手に見てるからさ。

Take it easy!

ぎゃあぎゃあ騒いでるだけでなく、その場にあった的確な情報とか、説明とか、あるでしょ。
プロの見方とか、専門的な技術論とか、選手の心理とか。

ぜひ、アンケート取ってみて下さいよ。

アナウンス解説の音声だけ2パターン作って、どっちを見たいか。
どちらが快適なスポーツ中継の姿か。

騒ぎ立てるエキサイティングの方が勝ちかな?

淡々解説風はまだそこまで支持を得られないかな?
もし、25%くらいの支持率だとしても、
4試合に1回は、そういう実況にしてくれてもいいわけだよね?

それで視聴率がどれくらい違うものか、実験的にやってもて、データとってくれないかな?

スポーツ中継の制作スタッフの方々に、ぜひともお願い。

それで、完璧に負けたらきっぱりとあきらめます。

こっちもやけで、大声で叫んではしゃいで大騒ぎして見ますから。
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3 コメント

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微妙なところです ()
2008-10-11 20:09:18
 私は、日本選手さえ中継すれば良いという中継姿勢を否定し、半強制的に同意を求めるような論調で世間に訴えています(放電しています)。
 ただ、実況については微妙です。個人の嗜好の問題だと思っています。

 時々、MLB(メジャーリーグ)の中継を見ていると、何だか雑談をしているだけのようで、やる気を感じることがまったく出来ません。
 と言っても、やたら大げさで、比喩ばかり使われると、却って興冷めします。(古館氏は、マシンガンのような比喩表現を用いて、その後の実況に大きな影響を与えましたが、悪しき影響も残してしまいました)

 では、いったいどんなのが好みなのかとお思いでしょうね。私は、的確な実況で、ある程度盛り上げてほしいと思っています。見ていれば分かるような当たり前のことも、その状況を正確に伝えているのなら、それほど耳障りとは思いません。
 見ていれば分かる当たり前の実況も、あえて言語化して耳からの情報で補助してくれると、自分が見たいポイントをより深く見ることができるような気がします。
 見ていても分からない情報、例えば、対戦成績とかシーズンベストとかの情報は、もちろん知りたいです。しかし、過度な情報やエピソードなどが主になりすぎて、実況がおろそかになって、状況の変化に気がつかなかったり、誤った実況をされるのは、勘弁してほしいです。
 あと、ちょっと、論拠としては邪道ですが、『ながら観戦』することもあるので、的確な実況は助かります。ある程度、実況に抑揚(盛り上がり)があると助かります。

 分かりにくい説明だったかもしれないので、迷惑な実況の例を挙げさせてください。

★北京五輪、女子バレーボール準々決勝、日本×ブラジル

 最終セットとなった第3セット、12-18とブラジルリードの場面、ブラジルのサーブが打たれたとき、
「竹下佳江が引っ張るチームです。159センチ、この高さでも世界と戦える。子どもたちに夢を与えるための戦い。さあ、簡単にはあきらめてはいけない。ここから本当の日本バレー!栗原っ……つながる、ブラジル速攻での切り返しぃ…強い、ブラジル強い!」

 21-12、ブラジルのサーブが打たれ、
「(以下は栗原について言っています)バレーが出来る喜びを、そして、日の丸のユニホームを着る重みを知りました。日本のエースとして、ここは…杉山に振った、ブロード攻撃!(アナウンサーは栗原に決めてほしかった模様、5秒ほど無言)もちろん、決めて笑顔なし」

 このセットを落とせば、日本女子バレーの北京五輪は終わってしまいます。感動的な実況にしたいという思いは理解できます(肯定はしませんが)。しかし、タイムアウト中ならともかく、プレイ中に、このような実況はいらないと思います。
 確かに、敗色濃厚になっていましたが、ファンとしては、最後まで希望を持ちたいです。頑張れと思いながら、見ています。それを否定するような、日本敗退を前提にした実況は萎えます。
 

★マラソンの増田明美氏の解説(あ、彼女の場合は実況ではないですね)
 この方、本当に取材熱心です。選手の家族構成や、選手の好物や趣味まで、熟知しています。しかし、それを披露するのに夢中で、トップ集団に変化があったことに気づかない。アナウンサーも気づかない。そんな中継、いらいらします。

 とにかく、やかましいだけの実況も嫌ですが、不正確な実況も迷惑です。
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微妙ですねぇ2 (たいがー)
2008-10-12 19:55:43
スポーツの実況は、英さんおっしゃるとおりケースに合わせてトークを織り交ぜて欲しいことがありますね。

MLBでは逆に静か過ぎというか技術的な解説しなさすぎですね。昨日の松坂が投げた試合は元西武監督の伊東さんだったけど存在感がまったくない。与田さん、高橋さんは落ち着いていていいけど技術論がもう少しほしい。そうですね、プロ野球では野村・落合・江川の技術に裏打ちされた解説が好きです(でした…野村・落合は監督になってしまった)。

古舘の実況は機微に富んでいて好きでした。試合が始まる前には視聴者の気持ちを昂揚させるためにその土地の歴史的背景を持ち出したり、試合進行中は独特の比喩的表現を用いつつ適度に解説者にふって技術的なコメントを引き出していた。プロレス中継では山本小鉄氏、F1中継では今宮純氏が阿吽の呼吸で適度な分量で返していたのもナイスなコンビネーションだった。古舘節を正等に引き継いでいる人がいないのが残念です。辻よしなり氏はただ五月蝿いだけで最悪ですね。
返信する
微妙ですねえ。 (nanapon)
2008-10-14 22:27:28
★英さん、こんばんは。

この話、結構難しいですね。
実際の実況を見て、自分としては心地いいとか、違和感があるとかっていうのは言えるけど、それを形容し、表現するのは意外と難しいです。

>時々、MLB(メジャーリーグ)の中継を見ていると、何だか雑談をしているだけのようで、やる気を感じることがまったく出来ません。

はい、それはそうです。
やはり、試合の持つ緊張感はキープしてほしいです。

>と言っても、やたら大げさで、比喩ばかり使われると、却って興冷めします。(古館氏は、マシンガンのような比喩表現を用いて、その後の実況に大きな影響を与えましたが、悪しき影響も残してしまいました)

面白いとは思ったけど、やりすぎです。
スポーツとはまた別もんですよね。古館ショーです。

>では、いったいどんなのが好みなのかとお思いでしょうね。私は、的確な実況で、ある程度盛り上げてほしいと思っています。見ていれば分かるような当たり前のことも、その状況を正確に伝えているのなら、それほど耳障りとは思いません。

それもわかります。
耳障りという言葉。これがすべて。
自分の感性との対比です。
うるさくても耳障りではないこともある。

>とにかく、やかましいだけの実況も嫌ですが、不正確な実況も迷惑です。

ほんと、英さん、詳しいですね。これだけの例がパッと挙げられるのはすごい。
僕としては一番違和感があるのが、ただただ盛り上げようと必死で、しゃべりまくったり、いろんなネタを披露したりすること。
それが疲労しちゃう。(笑)

またスポーツネタで、よろしくお願いします。

★たいがーさん、こんばんは。

>MLBでは逆に静か過ぎというか技術的な解説しなさすぎですね。

静か過ぎ、というのはそうも思いますけど、太鼓やラッパが四六時中ガンガンというのは耐えられないです。

>昨日の松坂が投げた試合は元西武監督の伊東さんだったけど存在感がまったくない。与田さん、高橋さんは落ち着いていていいけど技術論がもう少しほしい。そうですね、プロ野球では野村・落合・江川の技術に裏打ちされた解説が好きです(でした…野村・落合は監督になってしまった)。

伊東さんは、全然だめと思います。
つまらないし、勉強足りない。
やはり味のある解説。それは個性、人間味のようなこともあるんでしょうね。
大盤解説にも通じますか。

>古舘の実況は機微に富んでいて好きでした。試合が始まる前には視聴者の気持ちを昂揚させるためにその土地の歴史的背景を持ち出したり、試合進行中は独特の比喩的表現を用いつつ適度に解説者にふって技術的なコメントを引き出していた。

最初のプロレスの頃は好きでした。
どんどん勉強もして、トークをアートの領域にしていったので、水泳やマラソンにまで広げていくと、そっちの方が先にたってしまい、本来の自由にスポーツを楽しみたいという気持ちが阻害されるようにも思いました。
あの緊張感に満ちたトーキングブルースは行ってみたかったですけど。
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