即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

ゴールへの意識

2013年04月12日 20時43分07秒 | スポーツ
前夜祭、そして、大盤解説会にも行ったので名人戦第一局のことを書こうと思っていたのだけど、なぜかサッカーネタです。

久々に本場のサッカーの試合を録画できちんと見ました。
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のバルサvs.パリSGの2nd Legです。

サッカーは日本代表の試合は必ず、そしてたまにJリーグやAFCの試合も見るけど、本場ヨーロッパでの試合はニュースやダイジェストでしかほとんど見てなかったのでとても新鮮でした。

なんたって、パスが早い。試合展開が早い。
攻撃的だし積極的だしお互いの自信や気迫がピッチ上に漲っている。

ボールを奪うとすぐに攻勢に出て、どんどん前に行き一気にシュートを打つ。
よく《ゴールへの意識》といろんな人が言ってるけど、まさしくそこが全然違う。
攻守入れ替わるとすぐにゴールに向かってボールを繋いでいく。
見ていても、一瞬でも気が抜けない。
少しでも隙があれば、サイドからクロスを入れる。それに連動して殺到する。

シュートだ、ゴールだ、それが真の目的だ。
なんともスピーディかつスリリング。
すぐにゴール前でのきわどいシーンがやってくる。
ロングやミドルも含め、シュートの数が多い。
何が何でも絶対にシュートを打つというブレない気持ちが全選手のプレーに溢れている。
シュートで終わる場面が圧倒的に多い。

バルサはシャビとイニエスタの絡みから展開が始まっていく。
しかし、イブラヒモビッチを起点にしてパリSGが先制。
このまま行ったらバルサは敗退の危機。
やはり、ここでメッシの投入。
ボールに触らずともいるだけで一気に流れが変わる。
バルサペースになり怒涛の攻撃。
そして、メッシのパスから相手を崩してぺドロが見事なゴールを決めて同点。


それにしてもどちらのチームも攻撃の時には全員が前を向いている。
後ろを向いたままパスを受けて、前も向けないしどこにも出すところなくてすぐに後ろに戻す、なんていう日本ではよく見る光景はほとんど見られない。

ディフェンスが甘いわけでもないのに、どうしてこうなるんだろうか。
体の使い方やポジションの取り方なども違うのだろうし、リスクを取ってどんどん攻めていくというマインドの部分も違うのだろう。

ボールを奪ったらすぐに攻撃態勢に移り、全員が一気に連動してゴールまですごいスピードで突き進むそして必ずシュート、というイメージ。
こういうプレイスタイルが日本代表にもほしい。

話は変わるけど、この前仙台に行った際に、ベガルタ仙台の試合をユアスタまで見に行きました。
タイのチームとのACLの初戦。
サポーターは一生懸命応援していたけど、なんともかったるい試合展開で、ダラダラしちゃってちっとも興奮しない。
じっと静かに見ていてもしみじみと襲ってくる寒さが身に染みていたたまれなくなる。
立ち上がったり、叫んだりする場面も訪れないままに同点弾を食らって終了。


ついこの前そんな試合を見たばかりということもあり、また先日のヨルダン戦での消化不良もあり、なおさら別のスポーツみたいな感じに思えてしまったこの試合。

終始手に汗握って、サッカーって面白いと心から思う。

結果は1対1。
アウェイゴールの差でバルセロナが大会記録となる6年連続の準決勝進出を決めました。

決勝トーナメント組み合わせ
準決勝の組み合わせはバルセロナvs.バイエルンミュンヘン。
そして、ドルトムントvs.レアルマドリード。
ドイツ2チームvs.スペイン2チームの戦いです。

名人戦の今後も楽しみだけど、こちらも目が離せない状況です。
さて、優勝はどのチームなのでしょうか?
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