nakamoo diary

   - 週一花 -
   

1(自由花1・実習)

2013-04-27 22:44:59 | いけばな講座
~いけばな講座1(講義)からの続き

花器庫で気に入った花器を選び、教室へ戻って実習に入りました。

テーマ<植物を見つめましょう>
  花・茎・葉・根、それぞれの色・形・質感、表情を活かしましょう。

<花材>
・リアトリス←猫の尻尾のような紫色の長い花
・薔薇(マイ・ガール)
・撫子(初恋)
・鳴子百合(なるこゆり)←白い縁取りのある葉っぱ

 ・花をためるとは、手のぬくもりで茎などを曲げること。
 ・剣山にはしっかりと刺すこと。
 ・葉を取るのは、葉が水につかると、水が腐ってくるので、それを防ぐため。
 ・お水は、練習のときは剣山より5mm上まで、家で生ける時は花器の8分目まで入れること。
 
 ・今日の花材は剣山のこのくらいの範囲で収まると考えて、その大きさ内で生けること。剣山の大きさにはとらわれないように。
 ・お花は真ん中より前へ倒し気味(自分側)に生けること。
 ・お花と相談して生けること。
 ・入れて綺麗なところに入れること。
 ・葉は、表が見えて綺麗なところに入れること。
 ・一輪ずつ、手が入るように生けること⇒一輪ずつ綺麗に見えるように生けること。

 との教えを受けて、実習に入りましたが、お花をくるくる回して表(1番きれいなところ)を探すのですが、回しすぎてどこが表かわからなくなってしまいました・・・。そんなこんなでしたがなんとか生けて「先生、お願いします!」と先生に見ていただき、先生の手直しで、全体が締まりました。教室の床の間で撮影しました(撮影可)。どうでしょうか。


自宅で再挑戦。応接間のサイドテーブルに置いてみました。


あっという間の楽しい90分でした。池坊学園は阪急烏丸駅からすぐなので通いやすく、また、自宅ではなかなかお花だけに集中できる時間を過ごすのは難しいので、とても新鮮でした。

次回は5月11日(土)です。

1(自由花1・講義)

2013-04-27 22:38:25 | いけばな講座
2013年4月27日(土)13:00-14:30/2013年度池坊学園のいけばな講座が始まりました。
本日の受講者は7名で、欠席された方もおられたようです。

まずは、先生の講義です。詳細は池坊IKENOBOのHPも参照させていただきました。
          
1.立花(りっか)「床の間を舞台として育まれた様式」
 この様式は、室町時代に書院造という建築様式が造り出され、それを構成する一部として、床の間の原形となる押し板が成立したことによって生まれました。押し板を飾るものとして出発した立て花は、床の間の完成とともに儀式の花、饗応の花として重んじられ、立花としての様式を整えていったのです。立花は、床の間という空間のなかで育まれてきた様式といえます。

(1)立花正風体
  池坊立花の伝統的な美感と、七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、花形の骨組にならって構成されます。また、複雑で多彩なその構成は、自然のおもかげや雄大な風格を表出します。

(2)立花新風体
  表現する内容を重視した立花の新しい様式で、伝統的な美感と構造を基本としつつ、花材ののびやかさ、新鮮さ、艶やかさを備えます。また、花材を広範囲に選び、意外性や対照効果のある取合せにより、明るさ、鋭さ、際立ちなどの美を表現します。

2.生花(しょうか)「暮らしの空間を美しく飾る」
 生花をいけるとき、もっとも大切にされるのは花の出生です。出生とは、花木それぞれが本来有している性情、いわば花の個性といえましょう。これに対して、光に向かって枝葉を伸ばし、花を咲かせ、風雨など環境に応じて生育するという草木が共通してもつ性情を「自然」として、いけばなでは区別してきました。生花は、草木固有の出生を尊重し、その性情にかなういけ方により、その花らしさ、草木の内に息づく生命の輝きを端的に表そうとする様式なのです。

 (1)生花正風体
   古くより物のなりたちの基礎となってきた陰・陽や天・地・人になぞらえた真・副・体という役枝によって構成されています。の三つの役枝が、一株となって水際からすぐやかに伸びいで、真を中心に相互に呼応しながら伸びたつ形で構成され、特有の格調美を見ることができます。

 (2)生花新風体
   池坊の草木の生命をみつめる伝統的な美意識を背景に、花材を多角的にみつめ、色や形、質、いのちの伸びや張りなど、さまざまな美をいけるものの現代感覚を反映して、明るさや生命感のある鋭さ、際立ちとして表現します。

3.自由花(じゆうか)「アートする花が新しい空間を創造する」 
 暮らしにあうモダンで創造的な自由花が生み出されました。

簡単な講義が終わり、隣の花器庫へ移動しました。

~いけばな講座1(自由花・実習)へ続きます。

4月26日(金)の夕景

2013-04-27 07:48:03 | 日記
2013年4月26日(金)日中、いつの間にか雨が降っていましたね。
19:30から職場内・係の歓送迎会だったのですが、お店に向かう途中、雨の中、傘もないのに係長が未着の係員を迎えに駅の近くまで来てくれていました。やさしい係長です。22時過ぎ、歓送迎会は盛会のうちにお開きとなりました。

2013年4月26日(金)17:25、早番でしたので、さっさと職場を後にして、職場近くの夕景を撮りました。日が長くなっているので、夕景ではないかもしれませんね。4月24日(水)夜の風景と同じ場所、歩道に花ミズキの並木が見えるでしょうか。


blogって、なかなかその日のうちに投稿できないものですね。私の気合が足りないのか、どうなのか。平日は仕事があり、帰宅するとblogを書きたいと思っても、睡魔に負けてしまいます。今週は仕事で大切なヤマ場を終え、昨夜の歓送迎会を迎えることができました。

多くの方に見ていただいているので、まめに投稿したい気持ちはあるのですが、土日祝の休日更新がメインになりそうです。見ていただいている方、感謝です。おおきに。

本日、4月27日(土)よいお天気です。では、楽しい連休前半を過ごしましょ。