中丸美繪ブログ

「モーストリー・クラシック」で「鍵盤の血脈 井口基成」連載中。六年目。小澤征爾伝も脱稿間近。

台湾人の友人からのコロナ対策

2020年04月10日 06時53分25秒 | 日記
ドイツにいたころの台湾人の友人から、このところLINEがある。
わたしが彼女にあった1990年、ドイツ人男性と新婚であった。その子供たちもすでに二十歳。
夫とは離婚したものの、彼女は同じように住み続けている。子供たちは大学院にいっている。その容姿は、まったくドイツ人。自分でも、「わたしの子供か!」といっていて、モンゴロイドというより、アーリア人そのもののように見える。
そして、コロナ禍。
彼女は、最後の台湾行きの航空機にも乗らなかった。
台湾人の彼女にしてみれば、マスクもしないでフラフラ歩いているドイツの対策は、ゆるくてしようがないらしい。

わたしに手の洗い方の動画や、エレベーターのボタン、買い物袋、コートの脱ぎ方などの動画を送ってくる。そういえば、志村けんの、<イングリッシュ>という動画も!!
ズーズー弁の教師が、外国生徒のクラスを教える授業。
大笑いしました!!

台湾は、マスクの購入が、保険証で保証されていて、週にゲットできるマスクの枚数が、厳格に管理されている。
さらに、海外から帰国した人たちの自宅待機期間に出歩いた場合、厳格に追求される。それが、なにか、ゴーンがつけるべき、足跡探索機のようなものまでつけて、きちんと管理しているのである。
台湾の数字をみよ!
中国を信用せず、春節前に、国を閉じたから!
日本は、鎖国できる国なのだから、やるべきだった・・・といまごろ、後悔しても・・・。
それで、マスク配布!
200億円もかけて、山口県の業者だそうでないの!
こんなときまで、お友達政治ですか、といいたい。

もう、日本がいやになっちゃうよ、その政治のために。

現在「モーストリー・クラシック」で連載している「鍵盤の血脈 井口基成」も、いよいよ大詰め。基成はフランスをあとにするが、その直前、「アジア風邪」にかかったらしい。日本への書簡にその記述がある。
第一次大戦のころのスペイン風邪では、オーストリアでは、エゴンシーレやクリムトも亡くなっている。
日本でも大流行で、わたしが出版した「杉村春子」の父も、広島でスペイン風邪で逝った。

あとどのくらい続くのか。
一ヶ月では、成果はでないだろう。
それより、オリンピックなんて、本当に開けるのだろうか。
そのあとが、怖い!