witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

Victoria finished!!!!!

2015-01-15 17:43:25 | FO KimHargreaves_FW
victoria_f1
Pattern ; Victoria from Thrown Together by Kim Hargreaves

size ; lower S & upper XS
yarn ; Hamanaka Marjoram (マジョラム) / 107m/50g / 75% Merino wool, 15% Mohair, 10% Nylon / 7 blue / 8 balls about 856m
needle ; 4.5mm for main part, 4mm for rib
date ; from 3rd to 13th, November 2013

2冊目のkim本Thrown Togetherから、Victoriaを編みました。

Thrown Together
クリエーター情報なし
Kim Hargreaves


過去に一度編んでいます。その時は、元々ネタ(本じゃなくて、Web Collectionだった頃の)みたいな色(キッドクラシックのpeat)で編みたいなと思って、在庫から焦げ茶色の引き揃え糸で編んだんです。そしたら、三目一度も編みづらいしものすごーく失速しちゃって。完成記事がございません。。。

で、完成したのはよかったのですが、ちょっと大きめに仕上がって。少し縮めたいなぁと洗濯機の靴下モードで洗ったら、大胆にフエルト化(^^;)冷水だったら大丈夫かな?と思っていたのですが凄く勘違いでした。敷物?みたいな固さ&小ささに縮んだんです。

そんな過去もあって、でも(本に入る前から)ものすごく欲しかったデザインなので再挑戦しようとは思っていたんです。

それで、前の前記事で、イサガー展行ったと書きましたが、その時に撮影してくれたK様に、去年の本のHollieを見せて頂いたんですよ。
本のイメージよりもコンパクトに仕上がっていたと思うのですが、そりゃあもう可愛くてねぇ~
キッドクラシックで10玉持ってるのがあるので、(XSで11玉指定)ちょっとどこか削る事にして追っかけたいなぁ~と思ったのですが、冷静になると結構な大物だなぁって。
でもボツボツを編みたい熱は沸点を超えていたので、もうちょっとお手軽(編む量少ない)なVictoriaを編むことにしました。

ham_maj1
糸は、ハマナカのマジョラムを使うことにしました。とっくに廃番です(^^;)
3***様のところでよく見た糸だなぁという記憶で、安いの見つけた時、ツボなお色が安いときは買っとけの法則で在庫してたもの。特に編むものは決めずに買いました。
届いてみると、キッドクラシックの代わりにちょうどいいなと思いました。モヘアの感じと、ボリュームと。
ただ、キッドクラシックのが糸長があるんですよね。。。なので、10玉買ったけど、Victoriaにちょうどくらいかな~と思って編み始めました。
 
一度編んでいる事もあり、激しく途中の写真がありません(^^;)
いや、そのボツボツ熱沸点に任せて爆ったんです。

サイズは、前回緩めでしたが、自分の増量も考慮して、同じタイプで行くことにしました。いつも通りとも言いますが、腰回りSの胸囲XSです。
このデザイン、Uネックが大きいので、大きめサイズは選ばない方がいいと思います。

にしても、全体に模様編みなのに、ゲージがメリヤス編みてのはもの凄く迷いますね。
まぁ段数ゲージが合ってればいいだろ?とも思うのですが、ゲージではなく全幅を模様で編んでみないと、自分の望む身幅が得られているのかどうかがわからない。(特に洋書は編み図がないし。しかも今回チャートも無い。)
そこ、輪で編んでしまうと失敗したときの編み直しがキツいので、今回は慎重に平編みにしました。

victoria_f2
それから、前回ブラックベリーステッチの減目&増目に苦労した記憶があるので、あらかじめ前回使った方眼プロットを発掘しました。
それで、脇の減目が身頃の左右で対称でなかったのを思い出したんです。いや、パターン上の目数段数では対称ですよ?でも模様との取り合いが対称じゃなかったんです。
というのは、パターンの都合かも知れないんですが、中央のブラックベリーステッチのパネルの目数が偶数なんです。
偶数にすると、三目一度と三目編み出しの目数が同じになるので、各段で目数が同じになるんです。でも、そうすると、中心線となる1目が作れないので、脇が左右対称じゃあなくなるのです。パネルだけ見ると、ジグザグにボツボツが配置される感じになります。ボツボツの個数は同じでね。
それが滅茶苦茶面倒、右脇と左脇で同じ減目であってほしい、てことで、中央のパネルの目数を奇数に変更して、左右対称に編めるようにしました。こうすると、ボツボツの個数は2段おきに1個増減してしまうのですが、左右対称になります。
パターンが、裾リブとケーブルが自然に繋がるように書かれているのでそこ変更するのやや面倒なのですが、ラベリーのnoteに具体的に書いてあります(Sの場合な)
それでもね。。。ボツボツを脇線ギリギリまで入れようとすると失敗します(^^;)=前後身頃でボツの入り具合が違ったり。いや、もっともっと真面目にやればよかったのだけど(後でリンクしたブリスジャケットみたいに)パターンの通り、「4目残し」を守れば、前後身頃同じに編めるはず。。。(↑上写真の増目のあたりでは、あきらめて4目残しで編んでる感じ。。。^^;)あ、そうねぇ、、、4目残しを守ったならば、ボツボツ配置が左右対称じゃなくても増減目はやりやすかったかも(^^;)なんだー無駄な事してる??でもねぇ、左右対称が好きだからしかたない。


victoria_f3
あ、そうそう、それと、ブラックベリーステッチについても変更です。
そこ前回も同じだったのですが、パターン通りだと三目一度と三目編み出しは「裏の段では裏目の三目一度と表目/裏目/表目の三目編み出し、表の段では裏編み」になるのですが、どうもねぇ~裏目の三目一度が編みづらい、速く編めない、綺麗にも編めない。てことで、「表の段で表目の三目一度と裏目/表目/裏目の三目編み出し、裏の段では表編み」に変更しました。これは前にもブリス先生のジャケット編んだ時にもやっていて、仕上がり、見た目特に問題無かったのでね。その時の引き揃え本数24本とか(^^;)無謀でしたねぇ~さすがにもうやりたくないっす。
に・しても。。。
日本の本だと、この模様、私と同じように表で操作、裏は表編み、で書かれている編み図が結構あるんです。過去の毛糸だまにもあったし、先日やっと買った今年の163号にもありました(コレね。原田睦美デザイン、可愛い~登録&9した。)
なんでわざわざやりにくい裏目で三目一度をしないといけないのか?操作無しの段では編みにくい裏目を編まねばならないのか??伝統の模様集でそう(英文で)書かれているからか???それとも外人さん達は表目の三目一度よりも裏目の三目一度のが編みやすいとか??ちっとも理解出来ません。。。
ただ、日本の本では三目編み出しが、「表目、掛目、表目」になってるのが多いかな?基本、日本の玉編みは、3目でも5目でも表目と表目の間は「掛目」ですよね?
そこは、前回編んだ時も、試し編みの段階で三目編み出しの中央の目が「掛目」だと、ボツボツのボリューム感が足りないと思ったので、指示通り、掛けじゃなく編むことにしたんです。
古い話だと、kimの名デザインDemiでも、5目玉編みの表目の間を掛目にするとボリュームの足りない玉編みになる、てな話題が過去にありました。編みたいけど編めてないデザインなのですが、5目を「表裏表裏表」で編み出すと、下の段の穴が大きくなるよなぁ~と思いながら聞いた覚えが。。。
今回の3目編み出しでも下の段の穴が緩む傾向にはありましたが、そこは針先をなるべく細か目に動かして下の段の糸を引っ張らないようにする、あとは「(多少穴が緩んでも)細かい事は気にしない」てな感じでしょうか。。。

他にもヒートアップして色々言いたい事があるような気もしますが、まだボツボツネタで編みたいものがあるので、その時にでも回そうと思います。。。


他に備忘すべき事は。。。

袖は、前回は真面目にパターン通り編んで付けましたが、今回は先輩に倣って袖ぐりから拾い目して、引き返し編みで編みつけました。拾い目数は原則に従って4段から3目の法則で、後で数えたら96目とパターンより少なくなりました。
一方、衿も同様に原則に従って拾いましたが(で、4の倍数に調整)、衿はほぼパターンと同じ数になりました。

それから、作り目は二目ゴム編みの作り目、衿袖の編み終わりも二目ゴム編み止めにしています。
洋書で編み始めた頃は普通の指でかける作り目の編み始めや普通の伏せ止めのディテールが新鮮に感じて、よく使っていたのですが、最近はゴム編み系はゴム編みの作り目&止めであってほしいと思う事が多く。衿で200目とかあるので、ゴム編み止めするのは正直キツいのですが、なんとかね。糸もそれほど傷まずに済んだし。そう言えば野呂スカのベルト袋編み状態に変更したところ(の、メリヤスはぎ)も結構な目数でしたからね。慣れてたのかも。。。
衿はUネックの下側が特にだれるだろうな~と思ったので、きつめにゴム編み止めしています。丸首だとね、ゴム編み止めきつくすると頭が入らないとか、大昔はよく失敗してやり直していましたが。。。その辺も忘れないようにしないと。。。


結局、パターンに書かれている糸長と比べてギリギリかな?と思っていたのですが、意外と少ない量の糸で編めてしまいました(前回は糸長不明、検証してない)
今回も、前回同様わりとゆったりしたサイズ感で仕上がりました。全体がリブっぽく伸縮性のある編地だからでしょうかね?
写真は何度か着てから撮ったせいか、裾リブ辺りもややだれています。。。
kimのロング丈のパターン、サイズ感が結構むずいです。。。そういえばLoganも、、、2回編んだのにね。。。(1回は記事無いし。。。)aarenとかoriel(ボツボツ^.^)も編みたいのに、でもやめといた方がいいかな~(ぴっちり過ぎてラインがやばいとか。。。緩くてもかっこわるいし。)


そんなわけで、着たところです。

victoria2_w1
あんまいい写真が無いのですが、シャツ&パンツと合わせて着ています。
スカート写真も撮りたいのですが、なかなか機会を逃しがちで。冬ってすぐ暗くなりますよね。。。そういう事考えてるとこうやって更新頻度が怪しくなるんです。
綺麗なブルーで気に入っていますが、面積が大きいので、前の焦げ茶とか、グレー、ベージュ系の方が、合わせる色は選ばないかもしれません。
襟あきは大きいですが、カモミールとも相性ばっちりです(撮れよ。。。)

victoria2_w3
ずいぶん前の写真ですが(^^;)Billieたんとの変態コーデ中。ボツボツ見えていい感じ。Billieはこの衿フードのボリュームが大きいんで、鴨さん巻かないしなぁ(寒ければ前閉めとけって)

マジョラムだとキッドクラシックより重いかな?と思っていたのですが、それなりに軽くて腰回りが暖かく、よかったです。
余った2玉で合わせる紅葉(目数少ないバージョン)でも編むかなぁと思いましたが、そのままになってます。。。






 

 
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Y-839 Kureyon Sock Yarn Ski... | TOP | 玉編みのキャスケット 完成!! »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | FO KimHargreaves_FW