「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

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福島第一原発のコアな作業員が、二百人程度になってしまっているという情報。

2011-04-22 00:43:15 | 福島第一原発と放射能

 福島第一原発の兵站の問題は再三再四、書いています。なぜ書き続けているのかというと、答えは簡単です。この兵站が続かなければ、事態はどこまで悪化するのか皆目検討がつきません。とにかく一定程度の被曝を引き受けることも含めて、請け負う人々がいないと、どうにもならない状況になります。具体的な作業をどのように行うのかということが、ポイントです。産業医の情報も、メディアにも出ていますが、作業員の肉体的かつ精神的なストレスは、尋常ではありませんし、一ヶ月以上経っていますから、緊張感が続くかどうかも、微妙だと思います。なかなか厳しい状態だと思います。ただし、ここが続かないと、被害は今のレベルではとどまらないからです。

 この上、 入ってきた話は、現場の状況は、コアな作業をおこなうのが二百人程度しか作業員が現在いないという情報でした。例えば、外国から作業員をもってこないとどうにもならないという話です。これは、高濃度の線量の環境下で作業をしなければならない中で労働者がどういう状況なのかと言う懸念を持つ状態です。労働者の数が足りないと作業は厳しくなってきます。作業員と言っても単純作業ばかりではありませんから、分かっている人がいないとなんともできません。海外ですと、いろんな発電所ごとに中身が違うのをトレーニングして、対応できるようなスキルのシステムもありますが、日本の原発は、相互にこうした状態でもありません。作業する人員の状態についても、京大の小出先生とも話しました。

 小出先生は「木下さん、予想の範囲内と僕は思いますよ。廃液処理の装置をアレバが請け負ったと言っていることはご存知ですよね。あれも、日本で技術的に処理ができないと言うことでは無いんですよ。それよりも、物理的に日本では現場労働者確保できない状態になりつつあるんですよ。恐らくフランスやアメリカから、作業員をもってきてなんとかしようとしているのですね。同じことですが、間に合うのかどうかという事だけではないんですかね。僕は間に合うことを希望しますが」と。「この事態は予想通りですが、できることが、どこまでで、間に合うかどうかです。」

 九州大学の吉岡副学長にも伺いましたが、吉岡先生は「外国のアレバやGEなんかに、コストは無視してお願いするしかないんでしょう。人間も含めて、物理的にいろんな手が入らないと、なんともならない状態なんだと思いますよ。恐らく数千人単位で人を入れないと、本当に止めることは難しいですから、桁が違う。昔なら、若い人に赤紙が来たものですが、今回は年寄りに赤紙がこないといけないレベルですね。志願者をつのる作業はもっと大切になっていると思います。そうした人の配置をなぜはやくやろうとできていないのか、これは東京電力単体の問題と考えるレベルでは、既になくなっている気がします」と。

 「木下さん、ここ数日の報道を見ても、原子炉建屋の中はものすごい被曝環境でしょう。ハッキリ言って、そんなところで作業ができるのかと思いますね。責任をどうもつのか。このままの体制では、ジリ貧になっていくだけだと私は思います。人的には、一ヶ月も、もたない感じがしますね。恐らく、水さえ流せば、とりあえずは、今は持つという対応が全てでしょう。なんのアクシデントや嫌な進展が無ければともかく過ごせますけれども、そうした進展がおきてきたら、どうにもならないですよ。これは、怖いなあ。」

 「まあ、工程を見ていてもコンクリートの下をふさぐと言うのは技術的にはかなり無理がある話です。東京電力と政府の虚勢というか、意味のない漫画を見ている気がしますよ。笑ってはいけないけど、笑うしかないような現実ですね。この体制で、どうやって収束できるのか、コアな作業員の数が限られてきているのであれば、事態は難しいと私は思います。でも、ほんとに暗い話ばかりだなあ」と。

 東電の内部事情に詳しい人は、「でも木下さん、もしかすると今、できる作業が少ないから、人もこのくらいで回せるのかもしれませんよ。外部に何かを構築する資材も、大掛かりには届いていないし、できることが限定的ではないですか。原子炉建屋の中に瓦礫があった。手作業でこの瓦礫はとても片付けられない。だから、外回りとタービン建屋などでの作業になる。それに、放射線管理がきびしいから、人員も、午前二時間、午後二、三時間、入れて出してが限界。ポンプ周りの対応も含めて、たぶん人海戦術でやる作業が今の時点はない気がします。だからこの人数でも回っている気がします。やることはあるのですけれども、できることは、今は少ないのが現実なのかもしれません。ただし、これから何かはじめるとなったら、今の数倍は人員が必要になりますけど。まあ、何もかも後手後手なんですよね。」

 僕の友人で、福島第一原発の仕事もしていたメーカーの技術者は「原子炉建屋の配電盤のパネルが飴の様にまがっているのを見ても、建屋のなかの損壊は、僕の想像を超えていた。ここから、どうやって再度、作り直すのかは、本当に難しい作業になるなあ。ただ、多くの作業員が中でできることが本当に今は無くて、事態の推移を見守るしか実際にはないのかもしれない。東京電力というよりも、原子炉のことは結局はメーカーで、東芝と日立がやる方法論を、東京電力と協議して進めるだけ。こんなに線量が高くて、状態がひどいと、なんとかこれがおさまってくるまで、始められることも始められないという感じではないかなあ」と。

 もう一つ、問い合わせの多い、福島県内の学校の問題です。官邸の内部スタッフから聞いた話では、現地の幼稚園、小学校では、父兄から相当な話が来ている状態になっていて、ある意味では、パニックになりかねないようなニュアンスを感じていると言うことです。まず、年間二十ミリシーベルトを容認するということの安全性について、具体的な根拠が明示されないままで、子どもを通わせることへの不信感が現地で聞かれるようになっているということです。「木下君、こんなのではどうしようもない気がする。安全性についての当局の担保がない。このままでは、いられないんじゃないか。限界とも思う」と。

 こどもばかりではありません。若い世代にもシビアな話は迫ります。福島大学が学校の再開を当局としてごり押ししようとしていることについて、憂慮している教員が多数いらっしゃって、相談が舞い込んできていると聞きました。その専門家は、年間で、放射線量の外部被曝を10ミリまで認めたら、三千人の学生がいたら、将来1.5人の死が増えることを許容しなければならなくなるし、さらに内部被曝まで考慮に入れると、数人が死が増える事を容認しなければならないと。そんなことを文部科学省は強要してきていると言う話です。再開に反対することが許されないと言う構造にされると、いったい人間は何を優先して生きていくべきなのかという判断を迫られているという事態がおきているということです。

  吉岡先生に言わせれば、空間線量が毎時3.8マイクロシーベルトという判断は、桁が違うレベルではないかと言うことです。こんな数字を容認したら、子どもに何がおきるのかは全くわからないし、国が基準としている、ICRPでも緊急時に年間1から20ミリシーベルトを許容するだけであって、極力1に近づけていくのが望ましいと言うことのはずなのにということです。もちろん緊急が長期間、続くと言う想定ではありませんが、今回は本当に長期間続く事故になっています。日本国がこれまでの技術立国、先進国としての矜持があれば、被曝量を多くさせない施策をとるはずであって、信じられない話だとも。「チェルノブイリのことを考えると、福島から退去したい人にはお金を出して退去を促す政策があってもよいのになあ」と。チェルノブイリの時にできていたことが、レベル7でも日本では為されない事もあるということです。

  「問題がない」という政府側の専門家の見解を信じて大丈夫であるとは僕には思えません。事がおきた場合、一体だれが責任を負うのか。チェルノブイリについて書かれた数冊の書籍でも読めば、当初情報が開示されず、様々なことが起きたプロセスが書かれています。日本政府の対応と当時のソ連の対応とが本質的に違うかどうかは、何冊か、例えば「チェルノブイリ極秘」(平凡社)などを読むと、当局が情報の隠蔽に終始し、巨額の賠償を恐れ、不透明な現実があったことが明示されます。もちろん、社会主義国と民主主義国家の違いはありますから、日本にはあてはまらないと言うことは当然あろうかと思います。ただし、今回、福島第一原発で起きているような現実と、同じようなことは、チェルノブイリでしかありません。意図的に隠蔽をしようとしていなくても、全ての事実を全面的にオープンにしようとしたり、様々な危険を回避するべく、できる限りの想定をして調べ続ける作業が、今の政府に果たして行われているのかは、僕は疑問です。こうしたことを、「政府が言うから科学的」と判断する人々の感覚は、僕にはよくわかりません。先ほど、あげた書籍のストーリーの中に、今、僕たちのいる世界とストーリーと似たような話があるのですから。

「追記」

 母乳について、広範囲で調べるべきではないかということについて、政府は会見では、はっきりした返事をしていないという事です。この数字だから、大丈夫なとど判断する前に、広範囲でおきている状況を政府が責任を持って調べるよう我々が声を上げるべきです。原発周辺は当然のことですが、関東圏も含めて調べるべきでしょう。隠蔽でなくても、やらないことで、情報が出てこないというのが、現在の政府の実態と思います。見過ごす訳にはいきません。

 

 

原発周辺、母乳調査へ 枝野官房長官が方針(朝日新聞) - goo ニュース

 

 

 また、女優の田中好子さんが亡くなりました。彼女の代表作は映画「黒い雨」。内部被曝におびえる若い女性を好演していました。この映画も井伏鱒二の小説も、この時代の中で、もう一度、見直すものになっています。ご冥福をおいのりいたします。

「キャンディーズ」田中好子さん、乳がんで死去(読売新聞) - goo ニュース

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お疲れさまです (一児の母)
2011-04-22 01:48:03
毎日、拝見しております。
貴重な情報をありがとうございます。

東京在住の我が家には乳児がおります。
母乳の問題が気になっていますが、
昨日のニュースでは報道されていなかったような…。
見過ごしただけ?

このままでは、大地震はかなりの確率で
また起きますから、日本中の原発を止めないと、
どこかに逃げても逃げ切れないと思います。

ここを見ているテレビ局や新聞関係者の方…
御願いですから、子供達の未来のためにも
真実を教えてもらえないでしょうか?
テレビや新聞を信じている大人は相当数います。
隠す事で被害を拡大させないで欲しいです。
酷い・・・ (ひなぎく)
2011-04-22 02:32:06
今日の文科省と福島県の方々の「子供を守る」為の説明会を視ました。文科省の方々の説明のひどさは唖然とするばかりでした。長い時間の会見中、あの方々はひとつも答弁になっていませんでした。子供のお使いよりもひどい・・・何の為にあの会見場に出席したのでしょうか?まあ、まあ、ひどすぎました。呆れました。

東電と言い、保安院といい、文科省といい、同じ様な答弁の方々ばかりなのですね。質問をはぐらかすのが仕事のような方々ばかり。今日の文科省の方々は、それさえも失敗していましたけれどね。本当の事を言わない、言えないから、あんな似たような雰囲気の会見になるのでしょうね。

まったく、あんなのばかりでは視る時間がもったいないです。わざわざ手弁当で福島から駆けつけた方々は、もっと無駄な時間と経費でしたね。聞いていて、本当に腹が立ちました。それに対する、福島のお母様方の迫力のすごさ、頼もしかったです。「子供を守るぞ!」と言う気迫が感じられました。

やはり、お上任せではダメなのですね。事を糺す為には、一人ひとりが毅然と声を上げる事が一番のようですね。文科省は、明日のお昼に、持ち帰った宿題を提出するそうです。20 ミリシーベルトにした根拠とか、子供の健康被害に関する根拠を宿題に出されていました。どんな答を持ってくるのでしょう?

根拠を答えられないのは、政府の負担削減に合わせて、許容量を上げてしまったから、結局は国の金銭的な問題だと言う事を正直に言えなかったと言う事ですよね。将来の日本を背負っている子供の命や健康よりも、一時的な国の出費の方が大事と言う選択をしたのだと正直に言えないために、あのような見っとも無い会見になったのです。ひどい棄民政治ですね。

福島県人では有りませんが、私もあの中に参加してキツーイ質問とダメ出しをしたい想いに駆られました。東電や保安院の会見にも一般市民が参加できるなら出席して、記者クラブのようなぬるい質問ではなく、福島のお母さん方のような迫力でお聞きしたい事が満杯です。

せめて、東電や保安院の会見には、小出先生のような専門家も参加できるようにして欲しいですね。的を射た小出先生の質問に答える、東電や保安院の会見を聞いてみたいです。記者クラブの方々の質問は一市民から見ても低レベルしすぎて退屈です。

情報を取りたいという専門家は記者の同伴として参加できないのでしょうか?専門的質問は記者では無理ですし、その答えの正確な理解は難しいと思います。小出先生も情報が欲しい、情報があればもっと正確な予測が出来るとおっしゃっていましたから・・・記者じゃないと無理ですかね・・・フリー記者でさえ嫌がるみたいですしね。事実を知る為には、あそこで真実を引き出す質問者が必要なのですよね。

それにしてもひどい会見でした。
色々動きは広まっている。 (KAT)
2011-04-22 03:11:25
ドイツ放射線防護協会の日本語コミュニケを読んで、連絡先にEmailで問い合わせした方の
返信内容が書かれています。今しなくてはならないことを、アドバイスしてくれています。
リンク先には、食品汚染値から、どのくらいの期間様子見ればいいのかが書かれています。

・ドイツ放射線防護協会に食品からの内部被曝についてE-mailでたずねたところ・・・

>チェルノブイリの後、ドイツでは市民が食品放射線検査場を40くらい
>2年間自主的に開いた、あなた方にもお勧めとあった。
>ありがたい話だが、次のようないまごろ笑い話になっているであろう
>返礼を出さざるをえなかったです。
>I am making my sons pretend allergic to milk to avoid being supplied with radioactive milk at school lunch.
(学校で放射能強化牛乳を飲まされないように、息子に牛乳アレルギーのふりをさせています。)

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/545.html

上記のコメント欄からの転載です。こういうツテも使えるんじゃないでしょうか?
広範に汚染された欧州から得るところがあればいいなと思っています。

【在フランスNPO団体・ACRO/市民の放射能測定団体】より、日本の皆さまへ

3月19日年間定例会議をACROにて採決した結果、今年の最優先事項は日本を援助する事と決定しました。

ACROがフランスにて(25年間の間)行ってきている様な、放射能をモニタリングする為の市民ラボ(測定室)を日本に作る事です。
寄付を募ることを実行します。
すでに何件かのサポートは頂いています。

実際の行動までに時間がかかるので、その間に今すぐ、すでにある分析結果のサンプルを送って頂きたいとお願い申し上げます。
ACRO, 138, rue de l'Eglise, 14 200 Hérouville St Clair, France
http://www.acro.eu.org/welcome.html

無料で分析を致します。
ガンマ分光の分析は24時間かかります。

ご存知の通り、私達ACROは25年間の環境への放射線検査の実績があります。
私達は、ベラルーシー(1991年ソ連邦の解体により独立)にて、その汚染された地域にある現地のラボを使いプログラムに参加しました。

日本は、今 そういう現地・現場でのラボが必要だと確信致します。

日本の方たち、企業様、農業関係者、全ての放射能検査を必要とする方たちが、必要とする事の手助けをする準備は我々にはできてます。

必要な見積り金額、科学的アドバイスなどを致します。
初期の現地ラボの設立の為、こちらから協力者の派遣もできます。

このメールを周りに拡散して下さい。

そして、私達の決定とプロジェクト内容、日本の現地での放射能検査ラボの設立、
その後のアドバイス、土・水・食料への検査など必要とされる内容について教えて下さい。

最善のお手伝いができればと願います。

ACRO会長 ディビッド・ボイリィーより。
2011/03/19

訳/アロエ

以下 ACROの説明並び過去の活動について
http://www.acro.eu.org/youkoso.html
http://geki1015.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_d756.html
http://www.acro.eu.org/CSM_GP_JP06.pdf

フランスでもう一つ、日本の核施設の手本となった再処理工場のあるラアーグの近くからは、「市民の放射能測定団体:ACRO(アクロ)」のアントワーヌ・ベルノランさんが来日。青森での「再処理とめよう!10.13全国集会」をはじめ各地で講演されました。ACROは独自のラボ(測定室)を持ち、放射能の測定を行って信頼できる情報を提供する市民団体です。1986年のチェルノブイリ原発事故の際に、政府からの情報が無かったため、市民の側からの信頼できる情報の必要性から設立に至った団体です。
 放射能の測定は産業廃棄物、医療廃液、ラドン調査などに及び、その測定の正確さからICRP(国際放射線防護委員会)などの国際・政府機関の作業にも参加しています。ラボにはベータ線源、ガンマ線源の測定装置や乾燥機などの設備を持ち、専門の科学者4人を含む5人の有給スタッフに25人ほどのボランティアという規模です。それでも最近力を入れている炭素14の測定には費用もかかり、採取したサンプルの測定が間に合わない状況だということです。アクティブ試験で放射能の放出が始まってしまった青森・六ヶ所再処理工場周辺でも、独自の信頼できる放射能汚染調査の態勢が急がれます。それにはACROのような機関と、サンプル採集など各地の協力者が必要となっています。http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0712_3.htm


英語でのコンタクト可能です。 又は、フランス語翻訳のボランティアをされているサイトがありますので、問い合わせをして見て下さい。

David Boilley
お疲れ様です (千葉県民)
2011-04-22 07:43:30
いつも貴重な情報を、ありがとうございます。

>千葉県柏市に在住のお母さんから、
>1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されているようです。

国、地方自治体、御用学者、専門家、マスコミなどが、今まで安全と連呼し、
楽観視してきた結果なのかもしれない…

それでも厚生労働省は、「検出された濃度であれば健康に影響はない」と言う始末…
普段は含まれてないものが、検出されているというのに濃度の問題じゃないだろう!
これ市民団体が動いてくれなかったら、国は何もしなかっただろうね…

それと、1つ言っておきたいことがあります。
国や地方自治体は、現在出回っている食品を「全て安全・全て検査した」などと発表してますけど、
検査が行われていない食品なども、市場に出回っている可能性があります。

というのも現に私が住んでいる市を含め、
柏市など周辺の市の「食品・土壌」の検査結果が、いまだにないからです。(他県も同じ)
また魚介類などの検査も、銚子市で2日に1回の検査って聞いてます。

検査してないのに安全って言えちゃう、すばらしい対応に呆れてますが…

現状を見ても100%安全と言えない気がしますので、
妊婦さんやお子さんがいる家庭では、十分注意してほしいです。
-------------------------
TBS系(JNN)より引用

千葉県によりますと、多古町産のホウレンソウ74束が
「パルシステム生活協同組合連合会」を通じて70世帯に届けられていたことがわかりました。

多古町のホウレンソウは今月4日に国の出荷制限の対象品目となっていましたが、
パルシステムは、今月10日に農家から納品を受け、翌日に誤って出荷したということです。
パルシステムが自主検査した結果、放射性物質の値は国の暫定規制値を下回っていたということですが、現在は流通を止めています。

千葉県は15日に報告を受けながら、これまで公表していませんでした。
-------------------------


下記は、この前の問い合わせ報告です。
-------------------------
「農林水産省」
プルトニウム、ストロンチウムなど、他の放射性物質の検査を行っているのか?

返答:食品→厚生労働省、海水→文部科学省に問い合わせてください

-------------------------
「厚生労働省(問い合わせ日4/19)」
プルトニウム、ストロンチウムなど、他の放射性物質の検査を行っているのか?

返答:返答なし(4/22現在)

-------------------------
「千葉県(問い合わせ日、1週間以上前)」
現在までの食品や土壌の検査結果などに、記載されていない市が多数あるようですけれど、
今まで放射性物質の検出はなかったと解釈してよろしいのでしょうか?

返答:返答なし(4/22現在)
絶望的な気分です (静岡県西部在住)
2011-04-22 09:18:03
しかし懸念材料をあげて不安に駆られていても、事態は変わりません。
個人の力には限界があります。
最後は逃げるしかありません。
しかし日本中に原発があります。
逃げるところはどこにもありません。

もはや一刻の猶予もありません。
行動を起こす時です。

私は浜岡原発から30キロ圏内で生活している者ですが、前回の投稿で、「国連への直訴」を提案しました。
「発言力のある国際的な著名人(たとえば大江健三郎氏のような)を中心とした組織を立ち上げ、各種データを国連を中心とした各種国際機関に送り、危機的状況を国際社会に訴え、外圧によって日本政府を動かしてもらおう」というものです。
それと同時に、今回の事故を「世界規模の大事故」と捉え、兵站の問題も含め、世界の総力を結集して対応に当たっていただきたい、という願いです。

本音を言えば、「国連軍に介入してもらいたい」とすら思っています。
住民を被曝危険地帯に縛り付け、国民の生存権を脅かすことは、「緩慢な虐殺」ではないでしょうか。
リビア、コートジボワールで起きている事態と、基本的に何が違うのでしょうか。

木下さん、人脈を駆使して動いていただけませんか。
チェルノブイル資料 (alpa)
2011-04-22 09:46:05
英語の資料ですが、チェルノブイルに関する最新の包括的な報告書が無料でダウンロードできます。

Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and Nature

Alexey V. Yablokov他著
the New York Academy of Sciences; 2010 出版

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B-Ikqg4T4F30OWJmYjgwYWQtZmFiOC00NmM5LWI3NzYtMzVkODA2MmRmMmI1&hl=en&invite=CNPPgbQN&authkey=CLXh9bkN
戦時下と同じくらいという認識が (miki)
2011-04-22 10:54:04
兵站の問題、最初からボタンのかけ違いですね。東日本が潰れると言いながら、私企業に対策をゆだねるとは馬鹿げた話しです。
最初から非常事態宣言をし、戦時下と同じ覚悟で臨まなければ成らなかったのです。

自衛隊を動員し志願者を募る。何十万という人員が必要です。訓練キャンプも放射線防護建物も必要です。線量計、防護服が足りなければ外国から借りてくればよい。

それを東電に任せ通常時5000人もいる原発で275人で何が出来ますか。
ガダルカナルのように小出しにするから線量限度を引き上げなければ成らなくなる。50ミリから250ミリ、さらに引き上げようとは、これでは作業に行く人間がいなく成ります。

早急に線量限度を引き下げ、人員は政府が責任を持って用意する必要が有ります。100ミリシーベルトでも健康に問題は無かった、などという馬鹿な見解は取り下げて、国民の信頼を回復する必要があります。

275人などという人数だから、格納容器を水棺にするなどという対策しか出てこないのでしょう。
圧力容器、格納容器が漏れているところを水棺にするなど馬鹿な話です。汚染水の漏れが酷くなって作業が出来なくなる危険があります。

圧力容器、格納容器が漏れているという前提で対策を考えなければ成りません。圧力容器、格納容器、配管を取り囲む水棺が必要です。
つまり原子炉建屋、タービン建屋を取り囲む水棺です。
その水を循環冷却する装置も必要です。

財源は政府紙幣発行か、0金利永久国債の日銀引受で賄えば良いことです。現在、ハイパーインフレになるような状況では、日本は有りません。

でも政治家と官僚には戦時下と同じような状況にあるという認識が有りません。
ひたすら事なかれ主義に終始しています。
個人、民間で、出来ることをやっていくしかないのでしょう。
政府、行政に声を上げることは大いに賛成です。少しでも被害を少なくするために、出来ることはしなければなりません。

福島の学校の件、ビデオで見ました。子供たちの健康のために頑張ってください。
その時何が (Unknown)
2011-04-22 11:11:20
最期の時が近づいている感じですね
坂を下りきったところで何が起きるのかわかりませんが
最悪の中の最良のケースになるよう祈ってます
ギリギリまで逃げられないので
Unknown (通りすがりのものです)
2011-04-22 11:31:42
正確な情報をいつも有難うございます。
また、コメント覧にて有益な情報を得られることにも有り難く思っています。
以下のサイトも見つけました。
ご参考までに
http://www91.odn.ne.jp/~cad79480/
ちょっといただけないサイト (福島県在住)
2011-04-22 16:16:45
通りすがりのものですさん

そのサイトはちょっと煽りすぎ。
放射線障害というのは確率で発症するもので、何シーベルト被爆したから必ず病気にかかるというものではない(1ミリシーベルト以下の被爆に関しての話でね。)
1シーベルト被爆しても癌にかからず、健康に暮らせるかもしれないし10ミリシーベルト浴びたせいで癌になるかもしれない。
低レベルの放射線障害は何%発ガンリスクが上昇する、としか言えない。

こういう風におかしな煽り方をしているサイトは信用ならないなあ。

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もはや―― この会社に当事者能力がないことは100%はっきりしている。 東京電力