あす土曜日【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】 空席あり。
14時~16時 (受け付け13:30~)姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】
山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 駐車場あり。参加費:999円
申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記しメールかこくちーずで申込。託児無、子連れ参加可。
sanohiromi3@gmail.com 090-5175-6139(担当:サノ)
こくちーずの申し込みページ→ http://kokucheese.com/event/index/69644/
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セシウム花粉の量は、今年は多いです。
花粉の量は、去年の5~6倍と東京都は予測しています。
騒がなくなっているだけで、危険は変りません。
実は騒ぐなという抑圧がかかっているという情報も僕にはきています。
花粉マスクは必須です。
きのう、都内のあるマスコミの方と、長時間お会いして、お話しいたしました。いろんなお話をしたのですが、やはり一番感じたのは、僕と東京マスコミの距離感です。
「木下さん、ぼくの会社でも、3.11から世界が変わったと実感している人間はほとんどいません。
3.11から別の世界になったと、感じている人間はたぶん一割いるかどうか。9:1ですよ。
あの直後に家族を逃がしていた人はいますが、一週間、二週間で、東京に戻したはずです。
3.11から世界が変わったという実感を共有している人間は本当に少ないのです。」
おそらく、特にマスコミの中ではこうした感覚が強いのだろうと僕も思います。たぶん、一般社会の中は、7:3位の認識比率とおもっていますが、マスコミの人たちの方が認識しにくい。今まで、自分が東京のマスコミ人として優位に生きてきた時間の流れの中で、その優位な心地よさを捨てる感覚は勿論ないんです。マスコミというのが、なにか本質をあぶりだすために、格闘する戦いではなくて、この東京の中での楽しい生活を、知的な装いとともに過ごせるステイタスとなっているものなのです。そこにしか、マスコミの本質、マスコミ人の本質はない。これは、もっと実質を考える一般社会の方たちよりも、ある意味、遅れていると僕は思います。
僕は、「3.11以降に世界が変わった」という感覚の中で生きています。自分が生きてきている中で、それまで得てきた大半のメリットは捨てました。捨てる以外に、自分の過去にしてきたことと、これから生きていくことへの整合性をとることができないからです。しかも、僕の目から見たら、3.11後の世界と3.11以前の世界は別の世界と見えます。
放射能、放射性物質というものがあまりに大量に拡散をしました。その量は、高崎のCTBTのチームの報告だと、チェルノブイリ当時、関東の最大降下量の84倍。核実験当時の数千倍にあたるといいます。広島・長崎以上、現実にこれまで日本人が経験したことのない放射性物質が大量に存在している状態に、関東と南東北の大半のエリアは置かれています。
敢えて言いいますが、「穢れた地」になってしまったのです。
このことを、きちんと見据えてきちんと考えないと、僕はまずいと思っているし、何回かスクープをとってきた人間として、これを的確に伝えること以外に、今の日本国内で本質的なスクープなどひとつもありえないと確信しているからです。
僕の鼻はスクープが何があるのかを嗅ぐのは得意です。
そして、この鼻はその匂いを敏感に教えています。スクープの匂いを。
僕はそこに答えがあると確信しています。それでも、そうした感覚は二十年近く、こうした仕事をしてきても、伝えたいと話してきた人たちに伝わりません。そうしたことを、ある意味、上を押しのけて、報じていくのが、ジャーナリストや記者という存在のあるべき姿ですが、まったくそういう声は続きません。
「木下さん、一社に一人と思うんですよ。上と闘って、突破して報じていくような人間は。今の日本のマスコミで。でも会社ごとそういうことはありえない会社もあるし、そもそもそうした人材のレベルがいない会社もある。東京の新聞、テレビ、通信社で数人いるのかどうかというのが、本当のところではないでしょうか。木下さんがいたら、突破したかもしれない周りの人も、木下さんがいなかったら突破しょうともしないし、木下さんに連絡しないというのも、ある意味、よくわかる気がしますよ」と。
僕の伝わらなさ。東京のマスコミとの意識の開き。
「なんか面白くないネタ。受けない話なんですよ。マスコミの中で、原発や被曝は。もうあきたというのが本音。だから、次の目新しいことに行きたい。現実から、目を背けているという実感のあるマスコミ人さえ少数で、そんなことさえ考えていない。」
「でも、放射能の話をやろうとすると、まわりから過剰反応が返ってくるんですよ。それで、なんともならなくて、なにか放射能の話をやるのが面倒な感じになる。それは本当におかしいんですが。でも、なんだか意味なくハードルが高いのですよ。」
僕に答えはありません。いろんな可能性を確かめる作業はもう少し続けますが、他者の意識というのを変革するのは大変に難しい作業です。カルト団体が、薬物などを使っておおがかりな洗脳とかしないと事が進まなかったのも、よくわかります。人は、今の自分が楽なことを考えるし、行動する生物で、それと違うことを言いづけることを納得させるのは、ほぼ無理という話です。
これも、対案にはなりませんが、僕が必読して拡散してほしいと話している『チェルノブイリの長い影~チェルノブイリ核事故後の健康被害』http://t.co/1wvb9BcP は、衆議院議員団の公的視察資料ですから、これをマスコミの人たちは読んでほしいです。こちらで読みやすくテキスト化したサイトもあります。 http://t.co/iQiRCITt
特に、被害が自分の身におきうる確率の高い、二十代、三十代の女性記者たちには、きちんと読んでほしいと痛感しています。
僕はこの世代の女性たちには、特に伝えたいと痛感しているので、開催しているのが次の催しです。できるなら、女性記者や女性のマスコミ人のような意識があって、自分の頭で考えられたはずの人たちとも話をきちんとしたいと考えています(講演会にこっそり聞きに来て、こっそり帰っている人の話はよく聞きます)。読者でそういう方も是非おいで下さい。相互対話。来週土曜日です。
46人限定【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】
18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。
三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。
参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細は申込ページ確認。参加費1500円。
申込はこちらから→http://kokucheese.com/event/index/69539/
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ところで来週水曜日の名古屋講演会は、座席は満員となり、キャンセルまちしかありません。大変申し訳ありません。放射能防御プロジェクト中部の体制を改変するため、急遽立ち上げたイベントという関係で、余力がない中での開催です。100人くらいの会場。場所も多人数の部屋が確保できずに申し訳なく思っています。
こくちーずで申し込んだ方も、キャンセルされる際は必ずこくちーず上で手続きをお願いします。
そうでないと、ほかの方に座席がまわりません。
立ち見であれば、当日、数人ならおうけできるかもしれません。
なお、開演時間の一時間前くらいには会場に伺いますので、個別相談や、お話しがある方は一時間くらい前に会場においで下さい。
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来週水曜【1/23(水)夜 木下黄太講演IN名古屋】 満員です。
18:30~ (受付開始 18:00~)
名古屋(日本特殊陶業)市民会館 第1会議室
金山駅徒歩5分名古屋市中区金山1丁目5−1
申込はこくちーずより→ http://kokucheese.com/event/index/69512/
(すでに満員!万が一キャンセルの場合は、こくちーず経由はこくちーず上でキャンセルをお願いします。)
連絡先 放射能防御プロジェクト中部 rdpchubu@gmail.com
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北関東では、一年三か月ぶりの開催となります。
栃木初開催!!【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】
18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。
受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。
主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」
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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」
宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。
この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。
飯島氏はたぶん左翼的な活動が盛り上がって送られていると感じると、皮膚感覚ではねつけるタイプでしょうから、そういう文面ではなくて、お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。
あくまで、お願いです。間違わないで下さい。宛先は下記の通り。
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〒100-0014
東京都千代田区永田町二丁目3番1号
飯島勲 内閣官房参与 様
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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。
報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。
日本ばかりか世界中が全く変わったのだと認識した。
地球上で唯一の原爆2発の惨劇と併せれば3度目の人類史上でも希な変化と認識した。
という認識を持つ日本人は微少だ。
報道人は真実を報じる志が無いと単なるメッセンジャーだろう。
ただの受け狙いならば正義感どころか真実追求の感性など皆無だろう。
責任重大なのは政府に他ならないが、悲惨を隠蔽する体質の国民にも因は在る。
なぜ、あの原爆に学ばなかった。学んでいれば原発建設阻止も可能だったと今さらながら悔やまれる。
国民の中の温度差は格差を拡げて止まない。
マスコミ報道の有り様は国民意識の反映にも見える。
不都合な真実は隠す、無かったことにする。
こう自分を自己洗脳して無感覚に生きている人間は、ひたすら哀れで自爆以外の何物でもない。
昔、大衆は命がけで真実を報じた記者や報道機関を支え育てたと聞く。
国民一人一人の意識が変わらなければそれは、自らの首を締めることになると認識すべきだ。
セシウム花粉ですか。。。
花粉が多く飛ぶ時期は関東、東北は絶対に行かないようにしたいですね。そちら方面での仕事が出てこないことを祈ります。
インフルエンザ、群馬、茨城、千葉で大流行らしいですね。
被曝による免疫低下によるものでないといいのですが・・・
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO50242890T00C13A1CR0000/
そうであればいいな、と心から願います。
ちなみに私の周辺で起こっている事象から得た感覚では、放射能のことを本気で気にしている人は、
500人に1人か1000人に1人くらいだと思います。
東葛地域にある幼児500人強の幼稚園に通っていましたが、そのうち関西より西に移住したのは、うちの子1人だけ。
関西の児童700人近い小学校に通っていますが、お弁当にしているのは、うちの子1人だけ。
ちなみにチェルノブイリ事故の中・低度汚染地域で、当初3年間(だったかな?)に内部被曝について気を付けていた人は1000人に1人と聞いたことがあります。
数年後からはもっと気を付ける人が増えたそうです。
これから何が起きるのか?
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-45.html
これを読んで、木下さんが行っている活動がいかに正義であるか実感します。
木下さん、くだらんツイッターの工作員に疲弊なさらないで。
バカは相手にせずとっととブロックすればいいのです。
気づいてる人は気づいています。
感謝してる人はたくさんいます。
見えないだけ。なぜなら工作員みたいに、いちいちからまないから。
生き延びるために、みなさん自己防衛しましょう。国は助けてくれません。
テレビでニュースを見ても、報道される前にすでに情報の取捨選択が行われていて、その根拠となる価値判断が決定的に歪んでいることが分かります。そのニュースが事実かどうかというレベル以前に、マスメディアのご都合主義・自己保身そして集合的無意識と言っていいレベルにまで高められた報道する側の自己規制。メディアは権力による弾圧ではなく自己規制によって内部から腐敗し崩壊していくのだと思います。
しかし、いったい何のために自己規制するのか。つまるところ、企業間競争に勝ち抜くため=金儲けのためなのです。それを「経済」という、さも客観的で学問的・価値中立的な言葉で隠ぺいする。東京は自称「経済通」「経済学者」であふれています。経済ヒョウロンカ・ブロガーの池田信夫氏に言わせれば、福島第一原発の事故は命の問題ではなく、純然たる経済問題だそうです。カルト教団やカルト経済学者・官僚の中には彼を支持する人間も多い。
東京に住むということは、かくも倫理的に堕落した人間たちと言説空間・生活空間をともにすることを意味します。街には極彩色の「センスのいい広告」があふれていますが、それらが共通して主張しているのは「消費せよ」「テレビを見よ」「まわりに合わせよ」「考えるな」「金こそが命であり力だ」ということに尽きます。何と言う不毛な都市でしょうか。だからこそ、がれきの焼却に反対する住民に対して「だまれ!と言えばいいんだ」というような人間が都知事として君臨できるのです。
洒落たマンションに住み、輸入車を乗り回し、金儲けのための情報を自分が独占していると思い込み、人脈を広げ、週末ともなれば高級レストランでワインやシャンペンを開ける。こどもがいわゆる名門校に入れば安心し、株式市況を気にし、連休ともなれば海外旅行に出かける。こんなワンパターンの人生が「いい生活」だと思い込まされていることから抜け出す決断をするだけの知性もない。ましてや自分たちの生活が福島をはじめとして、地方を差別し収奪していることで成り立っていることにも気付かず、かえって地方を馬鹿にする。何という貧困な文化を生きているのでしょうか。
私は今朝、自宅の裏山に通じる小道を散歩しました。枯れ枝がレースのように伸び、その間をヒヨドリが鋭い鳴き声とともに低空飛行で飛んでいく。霜柱を踏む音が早朝の冷気の中に吸収されて、小気味のいい音をたてる。足るを知る生活は何よりも心地いい。東京はヘルタースケルターです。
私自身は3.11~それに続く福島の事故を経て、価値観というか世界観が、本当に変わってしまったのですが、あの日から2年近く経った現在、震災、放射能の話は、身近な友人知人たちからは、ほとんど出ません。
むしろ自民党政権に代わってから、「やはり何と言っても、景気の回復が大事よ!」と言う人が多いのです。
これは私自身の生活の基盤が、仙台市内と言っても、海岸地域から遠く離れ、中心街~山手方面に偏っていることも大きいと思いますが。
もちろん一人一人の生活の基盤を安定させることは大事ですが、まだまだ仮設住宅から離れられない方々もたくさんいるのに、現在の生活に不安のない(幸福な)市民たちは、時に何事も起らなかったようなフリを装う・・・。
2年前に、何も残らなくても命さえあれば・・・家族や愛す人が無事であってくれさえしたら・・・と、あれほど祈った気持ちは、一体どこに行ってしまったのか?
アベノミクスだとか何だとか、今の日本も自分のまわりも、経済重視の視点にばかり終始してる気がして、時々嫌になります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000568-san-ent
放射能?と思う人がどれだけいるのでしょうか?
うつ?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/depressive_disorders/?1358492759
ぶらぶら病?、疲れて元気のない人が増えているのでしょうか?
◆1%がある日、逆転する時が必ず来る。
心地よい優越感なんてとうに捨てた。
3.11からの価値観が生死を分ける。
◆少数派がある日、逆転する時が必ず来る
>洒落たマンションに住み・・・・連休ともなれば海外旅行に出かける。
それがいい生活だと思ったらダメなの?
そんな豪華な生活はしてなかったけど、それでもそういう生活を羨ましいと思っていたのは確かです。
東京は、便利で快適でしがらみも無くて、自分の欲求を満たすのには、一番最適な場所です。
けど、放射能汚染されたから、住めないだけです。
福島だって同じ。
海も山も自然もすべてそろっていて、静かで穏やかな毎日を過ごせる素敵な場所だったはずです。
ただ、汚染されたから住めないだけであって、
東京に住んでいた人間の考え方が良くないような話しっぷりは、気分が良くないです。
その上・・・意味不明な発言↓
>ましてや自分たちの生活が福島をはじめとして、地方を差別し収奪していることで成り立っていることにも気付かず、かえって地方を馬鹿にする。何という貧困な文化を生きているのでしょうか。
東京に住んでる人すべてが、地方を馬鹿になんてしてませんよ。それに東京に住むほとんどの人間が、地方から来ているんですから・・・。
福島を収奪していることで成り立っている???
東京電力から電気を買っていたことが罪なの?
福島の人間を東京の人間が騙して、原発を福島に作ったの??
原発を作ったのは、政府と日本国民全員の責任で、今回の事故は、政府と東電の責任で、東京の人間に責任はありません。
木下さんの活動に、感謝しています。
「世界が変わった」・・・これは、私の頭の中にある言葉そのままです。
311以後、それまで価値があると思っていた事、物の多くが、色を失いました。
そして、何が自分にとって一番大事なのかということ、その大事なものを、それまでいかにないがしろにしてきたか、ということに気づかされました。
世界が180度変わりました。
けれど、周囲の人々は変わりません。以前と同じ価値観で生活しているように見えます。
自分だけ、別の世界に迷い込んできてしまったかと思えるほどです。
参考になりました。ありがとうございます。
「精神障害者は少なくありません。そのなかにはうつ病、PTSDが含まれています」
最近ちょっと気が緩んでいたけれど、これからですね。
アトピーがひどくなっている子、体重が増えず様子を見ている子、そのお友達は全く同じ症状で1歳過ぎて心臓に穴が開いていて手術されたそうです。
何も起こらなければいいと祈るばかりですが、放射能は存在していて、被害が起こるのはこれからなんですね。
でも、家に帰ったら、私以上に気にしている生活をしている人達。
たとえば、会社の新年会では、魚をドンドン食べて見せるけど、
「実は、家では外国のミネラルウォーターで米を炊いているの。」という人が多数います。
それを教えてくれるタイミングは、こちらが、「内部被曝は危険だよね・・・」と言ってから。
だから、内と外を使い分けている人が殆ど。
会社内の評判をたもつ自己防衛のため?よくわかりません。
私は、何万ベクレルか不明の魚を、食べてみせられないタイプなので。
体面の為だけには、「毒の一気飲み」みたいな事が出来ない不器用な人間です。
沖縄県在住の避難者の方へ
2013年1月20日(日)、東電に対する集団訴訟説明会と、
原告団加入手続きが行われます。
東電に対し、原状回復と慰謝料(月5万円)を請求することを手がかりに
東電の事故責任を明らかにし、原発事故被害者の尊厳を取り戻すための
集団訴訟です
2013年1月20日(日)午後2時~5時
場所:那覇市 奥武山公園内 県立武道館2F研修室
※無料駐車場有
※セルラースタジアム隣。モノレール奥武山公園駅より徒歩5分
※路線バスは、軍桟橋前バス停から徒歩で約5分
スケジュール
◆集団訴訟についての説明会&質疑応答
◆第一次 原告団加入手続き
【原告団加入に必要なもの】
印鑑(三文判でOK)
裁判費用 年6000円(裁判にかかる印紙代)
『東電原発事故の説明を求める会』の公式ブログ
http://blog.goo.ne.jp/hinan_okinawa
原告団に加入しても、氏名が公表されることはなくプライバシーは保たれます。
原発事故の時効は3年。猶予はありません。
避難者同士で協力して、希望を取り戻しましょう!
******************************
これから起こるであろう惨劇に、絶望と無力感の中にいます。
放射線は例え大量に浴びたとしても、痛みは感じません。
臭いも、色も味もありません。
ただ、確実に身体を蝕んでいきます。静かに、時間をかけて。
そしてある日、発病します。
癌であったり、突然死であったり、身体の怠さであったり。
チェルノブイリ事故の後、ソビエトは崩壊しました。
情報隠蔽に、世論誘導。
今の日本と同じですが、日本はソビエト以上に深刻です。
放出された放射能を過小評価していますが、4基の原発が爆発し、3号機は核爆発を起こし、プルトニウムやウランをまき散らしました。
ソビエトが崩壊したように、日本も同じ道を辿ります。
このまま隠蔽が続き、世間がこの危機を受け入れないなら、日本人は居なくなってしまうかもしれません。
事故当時、大気にのってはるばるロシアから“日本に届いた”分との比較ですよー
それだけチェルノブイリの排出量が凄まじかったことを表していますが、
まさかまだ、気付いていませんか?
このことを考えた人は世間では小数派にあたるのでしょうか?
若い世代での、心筋梗塞、突然死、脳梗塞が関東で多過ぎませんか???
これらは住んでる限り防ぎ様がありません。
日本から出たくなりました。とりあえず、毎日英会話を習う日々です。
さて。私も東京を離れましたが、失ったものは確かに東京でいうステイタスばかりでした。購入したばかりのマンション。BMW.。こどもの小学校受験の準備。けれど、捨てられました。悩みもしませんでした。現実は、東京では子育て出来ない、暮らしていけない。そのことが前提で、ステイタス品は無意味でしたから。今、主人は会社近くの1ルーム賃貸で車も要りませんし。時折、雑誌を読むと手放したことを少し悔みますがそこまでです。雑誌もまた、東京でのセレブな生活を大げさに煽っているんですから。
今は、中国地方にいますがおしゃれなカフェでは珈琲も飲めるし、イタリアンレストランでも地元の野菜なんかでランチ出来ます。子どもの習い事もバレエなんかもあります。選択肢の多さの違いこそあれ、快適に過ごしています。
コロコロ目先を変えて話題作りに勤しむ彼に乗っかっちゃって楽なんですかね。もたれあってる。石原都知事も十何年前、おんなじようにもてはやされて、住民の多くが「なんかすごい人」って思うようになったのかな。
この感覚、どうしたら改まるのかな、共依存なので橋下氏に代わる強力なキャラの出現しかないんですかねえ。マスコミとともに滅びるのはいやですね。
森林火災による放射能拡散防止など、過去に学ぶ発信をしてこられた報道人もおられますが、政界、経済界と結びついてしまい国民以上に洗脳されている大きな組織を動かすのは困難と思います。やはりチェルノブイリ後のソビエト同様いったん国家が破たんしないと新しい体制づくりはきびしいだろうと思っています。思想面でも日本そのものが穢されてしまったのかもしれません。できないかもしれないけど生きなおします。
チェルノブイリ(1986年)のときと
福島事故(2011年)ときとどちらが凄まじいか、
言葉じゃなく数字で比べてみようよ。
下記の表(昨年度、国交省の研究発表に出ていた
セシウム月間降下量グラフ)
1986年(チェルノブイリアクシデント)
10の5乗= 100,000MBq/㎡(1か月あたり)
2011年(福島アクシデント)
10の7乗を余裕で超える
=10,000,000MBq/㎡(1か月あたり)
を余裕で超える
(参考:核実験時代)
1964年(米ソ核実験時代のピーク)10の5乗
10の5乗= 100,000MBq/㎡(1か月あたり)
うわ、筑波でのセシウム1か月あたり降下量は、
福島事故はチェルノブイリ事故の100倍以上だ。
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/1/s/m1se/Cs137-Sr90-temporal.gif
というより明確に2極化したという気がします。
そうです同じように生活していても
見えている世界が違うのです。
(相変わらず実利を求める経済至上主義者の
中にも、自分自身の放射能防御だけはしっかり
行うズルい人もいれば、あいかわらず無邪気に
お金を追い求めているだけの人もいます。
この2人はどちらも経済優先ですが、見えて
いる世界がちがいます)
マスコミだけでなく、私の周りの東京の裕福な層を見ていたら全員そうですよ。
なぜかといえば、「世界が崩壊するようなショック」を原発事故によって受けていないから。
だから、ごまかそうと思えばごまかせてしまう。
私でさえ、東京に帰ると何も起こっていないかのような錯覚に襲われるくらいですから。。。
私は3月12日の朝からものすごい恐怖感に襲われ、着の身着のまま空港に向かい、運転途中ラジオで爆発のニュースを、震えながら聞きました。
満席のはずの飛行機が道路閉鎖のため空港までたどり着けなかった人たちのため、半分空席で離陸した後、
あまりの惨事への悲しみと、これから日本がどうなってしまうのかという恐怖と、震災で影響を受けられた人たち、救助に携わっている方々への申し訳なさに、機内で子供を横に、号泣し続けました。
一基どころか続々と爆発のニュースが入り、そしてプルサーマルが爆発したニュースを聞いてもう東京には帰れないと絶望し、心労で倒れこみました。
上記のような私の反応を見て、家族も友人も、誰も理解しないどころか、「頭がおかしい」と思ったようです。
こんな人は私の周りにも一人もいませんから、そう見えてもしょうがないかも、と今は思います。
多分、これくらいのショックを受けない限り、持っているもの全てを放り出して移住という決断は、無理なんだと思います。
木下さんは普通の人は7対3とおっしゃってますが、
それは木下さんの周りにはそういう意識の方が集まってらっしゃるからであって、私の周りを見た感じでは1%もいないと思います。
「700人中1人 (inori(関東から関西へ母子避難中」さんの感覚が、多分あってるんだと思います。
でなければ、給食を平気で食べさせ、汚染地へ平気で修学旅行や遠足にいかせる親がこんなに多くて、心配や不安の声を上げる親の肩身が狭くなるような現状に、説明がつかないです。
1月18日 23時7分東京電力福島第一原子力発電所の専用港で行われた魚介類の調査で、「ムラソイ」からこれまでで最大となる1キログラム当たり25万4000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。東京電力は、魚が外側の海と行き来しているおそれがあるとして、今後、港を網で取り囲むなど対策を進めることにしています。
1月18日付けNHK WEBのニュースです。
福島原発ではまだ放射性物質垂れ流し状態で、現在進行形なのにもかかわらず、「話題に飽きた」って…。
日本人は自然を大事にする国民だと思っていたけれども違うということが、3月11日以降、よくわかりました。
今は本当に、日本人であることが恥ずかしいです。
その上・・・意味不明な発言↓
>ましてや自分たちの生活が福島をはじめとして、地方を差別し収奪していることで成り立っていることにも気付かず、かえって地方を馬鹿にする。
「その上・・・意味不明な発言↓」って…
私は完璧に理解出来ますけどね。
理解出来ないのは頭狂人だからなのでは?
「東京の人間に責任はありません」とか、よくヌケヌケとそんなこと言えるなぁ~
これが↓頭狂人が神と崇める「テレビ」を使って日本中に洗脳電波を垂れ流す、頭狂マスゴミの正体なんですけどね。
http://www.eonet.ne.jp/~0035/index.html
全ての項目を読みきった後で、「意味不明な発言」なのかどうか、考えてみてください。
ま、東京にとって都合の悪い事はどうせ無視するんだろうけど。
アマゾンで17000円超の値がついている古い本です。当時の東ドイツ在住ジャーナリストの田代氏が、チェルノブイリ原発事故の影響で放射能汚染を被った東ドイツの、政府による反原発派解体と情報コントロールについて詳しく記録を残しておられます。
今の日本政府の対応と共通するものも多く、日本の近未来を知るためにも是非読んでみたいと思い、こちらに投稿いたしました。復刊ドットコムでも希望者をつのっています。
木下さんの分析・指摘はずばり当たってます。
避難者の人たちも価値観は揺らいでいると思います。
そういった価値観が、今回の事故を許してしまった遠因であるというふうに気づけなければ原発のない世の中は作れないと思います。
実際、「洒落たマンションに住み・・・・連休ともなれば海外旅行に出かける。」という価値観では、3.11より前に、原発で被曝労働を強いられている人がいて、その人たちの被曝の上におしゃれなライフスタイルが成り立っていたことに思いは及ばなかったことでしょう。
「それのどこが悪いの?その人の責任でしょ」ではなくて、そういう誰かが犠牲にならなければならない、人間を不幸にする技術=原子力というものを結果的に許してきてしまったのです。
「東京に住んでいる」という付加価値があると考える人も多くいます。地方を馬鹿にしているまでいかなくとも、地方よりは上だという意識はあると思います。
中央集権国家ですし、「日本を動かしているのは、首都東京に住んでいる自分たちだ」という自負もあるでしょう。
日本に住むすべての人間が追加的に被曝をしなくてすむ方法を全力で考えて行動しなければいけないのに
「放射能は厭きた」なんて愚かすぎます。
「経済優先」という口で毒物を食べ、吸い込み被曝し突然死ぬかもしれないのに、高濃度汚染地域での復興もありえません。病人を増やすだけです。
自分が信じてきた価値観を捨てられない人が自民党の復活を許したのでしょうね。このままではまた過酷事故が起きるでしょう。恥ずかしいことです。
>東京の人間に責任はありませんとか、よく言えるなぁと呆れてしまいました。
東京の人間が原発事故を起こした訳じゃないですよ。
東京電力の電気を使用していた人間に放射能汚染の責任なんて、ありません。
100%日本に納入している、ある中国のプラスチック工場で、化学物質事故が発生して、周辺地域に多大な被害と健康被害が起こったとします。
事故の責任は、工場にあるのに、工場が責任を取らないからって、商品を購入していた日本に賠償責任を求めるような話です。
プラスチック工場ができたことで、雇用が生まれて街がうるおって、大喜びしていて、事故が起きたら工場に文句を言うのならまだしも、消費者に文句をいうの?
呆れる理論。
勿論、消費者として、お気の毒な気持ちにはなっても、
「東京の犠牲になった」ような発言をする人間は、何でも人のせいにして、自分で自分の安全や将来を真剣に考えられない人間が言うこと、呆れかえります。
誰かが何かをしてくれるまで、口をあけている人間。
>私の周りの東京の人は、地方をバカにしている人ばかりでしたよ。横浜でさえバカにしていてびっくりしました。心が貧しいのだなと思い、かわいそうになりましたよ。
あなたの周りの話ですよね?
私の周りには、そういうことはありませんでした。
地方の人間を馬鹿にしてたわけじゃないと思います。
馬鹿にされるような言動をする人が、たまたま地方の人間で、私は東京に住む地方の人間でしたが、馬鹿にされた覚えなんて無いですよ。
人は地方だから、馬鹿にするわけじゃないです。
馬鹿にされる「理由」が地方じゃないはずです。
関東の放射性物質降下量は、
福島事故はチェルノブイリ当時の84倍なんだね。
国交省気象研の資料では、
筑波でのセシウム降下量は、
福島事故はチェルノブイリ当時の100倍くらいなんだね。
チェルノブイリは日本から8000km離れているけど
福島は関東から200~300kmしかないから、
80~100倍の量が降ったとしても不思議ではないよ。
(福島事故は、偏西風のおかげで8割くらいは福島
東方の太平洋上へ流れて行ったから、
その分、少なくてすんでるけど)
原発を作ったのは、政府と日本国民全員の責任で、今回の事故は、政府と東電の責任で、東京の人間に責任はありません。
事故の責任に関して言えばその通りですが、東京及び首都圏の方々が使う電気を使っている原発が、ひとつも関東地方にないことを、3.11以前、多くの東京の人は知りませんでしたよね。
今、多く東京に残っている人々は①すらしない人々か②のいずれかである。そして大半の人達は今、過ごしていけているこの環境を手放したくないというのが理由でしょう。それは、子どもの健康よりも、子どもの将来よりも重要なこと。
要するに、自分大好きな、まだまだ自分が現役でスポットライトを浴びたい人達が多くいるという事実。
虚栄。経済優先。地方を馬鹿にはしていないかもしれないが、避難をするという選択に目をつぶり、汚染まっただ中の東京で暮らしていく様子は、地方の良さを見つけていく努力も地方で生きていくという想像力も持ち合わせることの出来ない生きていく力のない人達ということです。
そういう意味では、命よりも経済優先の虚栄心の高い人達が多いのだと思えてならない。
特に、人の親達。可愛そうな人達です。母子避難すら出来ない人達です。簡単ではないけれど、かかっているのは自分の子どもの将来です。それなのに、給食さえたべさせて、、。
人じゃない。親とはいえない。1
どれがいい生活かは、自分が決めたらいい。
東京に住んで、便利な生活をしたい人間もいれば、
地方でひっそりゆったりする生活を選ぶ人間も居て良し。
それを原発事故の原因が東京の人間がつくったかのように訴えるのは、間違い。
地方には、パチンコ屋はなかったの?
私は、色んなもの捨てて東京から出ている人間です。
その生活を子供の命にリスクを与えて継続する価値がないから。
不便な生活を強いられてるけど、東京で暮らしていたような快適な空間を組み立てたいと思ってます。原発を利用してそうしたい訳じゃない。原発のない国に移動したので。
>実際、「洒落たマンションに住み・・・・連休ともなれば海外旅行に出かける。」という価値観では、3.11より前に、原発で被曝労働を強いられている人がいて、その人たちの被曝の上におしゃれなライフスタイルが成り立っていたことに思いは及ばなかったことでしょう。
おしゃれなライフスタイルが、原発を作った訳じゃないですよ。原発が出来たために、おしゃれな生活に傾倒しただけです。
福島の人間を含める、日本国民全員が、必死で原発を反対しなかったから。
>「それのどこが悪いの?その人の責任でしょ」ではなくて、そういう誰かが犠牲にならなければならない、人間を不幸にする技術=原子力というものを結果的に許してきてしまったのです。
あなたが着ているかもしれない、ユニクロやH&M、イトーヨーカドーの下着、ファストフードもみんな誰かの犠牲でなりたってますから、すぐ買うのをやめた方がいいですよね。
>日本に住むすべての人間が追加的に被曝をしなくてすむ方法を全力で考えて行動しなければいけないのに
「放射能は厭きた」なんて愚かすぎます。
そんな意見、書いた覚えありません。
追加的被曝をしたくなければ、汚染地からの人間の移動と瓦礫の拡散を中止させるしかないですよね。
>「経済優先」という口で毒物を食べ、吸い込み被曝し突然死ぬかもしれないのに、高濃度汚染地域での復興もありえません。病人を増やすだけです。
経済優先なんて思ってもいませんよ。スローライフを楽しむように努めています。
>自分が信じてきた価値観を捨てられない人が自民党の復活を許したのでしょうね。このままではまた過酷事故が起きるでしょう。恥ずかしいことです。
誰のことを言ってるの?
私のHNをタイトルに入れるのは辞めて頂けませんか。あなたの空想が、私の考えのように書かれるのは迷惑ですから。
私は関西出身で東京に住んでいました。今は関西に帰りました。
>洒落たマンションに住み、輸入車を乗り回し、金儲けのための情報を自分が独占していると思い込み、人脈を広げ、週末ともなれば高級レストランでワインやシャンペンを開ける
このような生活をしている人もいるでしょう。
でも私は東京で10数年仕事をしながら生活をしてきましたが、
一般企業に勤める庶民だったので、このような生活をしている人知りません。
洒落たマンションに住んでいる知人/友人は残念ながらいませんし、むしろ質素です。
海外旅行に行く人もそんなに多くない。
元同僚の独身男性/女性達は夏休みに海外旅行に行ったりする人はいましたけど。
むしろ国内旅行に行く人の方が多いです。
週末は男性も家族と過ごす生活をしている人の方が多いです。
輸入車って別に珍しくもないし、東京だから乗るわけじゃないでしょう。私の実家(関西)も輸入車ですが、別に特別凄いわけではありません。
東京のごく一部の人達の生活スタイルをあたかもこれが東京だというように書かれるのは、正直気分が悪いです。
他の地域の人達と変わらない暮らしをしている人も多いのに。
私は、原発事故がきっかけで夫と関西に帰りましたが、
正直、東京での生活よりも贅沢な生活をしています。
職場は大阪で住まいは京都ですが、コネのお陰でもありますが夫も私も給料も上がり、
住まいも東京の時より広くて、私の実家も近くにあり、昔からの友達もいて、
むしろ東京時代より物理的にも精神的にも快適な生活をしています。
恐らく日本で一番好きなそして誇りに思っている街で生活しているからという理由も大きいかも知れません。
海外旅行も東京に住んでいる時よりは行くようになりました。
これが東京なら叩かれるんですよね。不思議です。
東京で地方を馬鹿にすると言いますが、そういう人に出会ったことは何度かあります。
出会った人達は皆、地方出身の東京在住の人ですが。
特に関西を特に大阪を馬鹿にした発言をする人に何人か出くわしましたが、皆地方出身でした。
私は大阪出身ではないですが、同じ関西の人間としてかなり不愉快でした。
私が関西人だと知ると、関西の女か、と態度を豹変させる地方出身の元同僚もいました。
テレビの影響が大きいのもあるのかと思いましたが、正直何故そこまで馬鹿にされるのか理解出来ません。
逆に私の知る東京出身の人達は、地方とか特に気にしてません。地方を気にしたり馬鹿にするのは地方出身者が多いと私は実感していますが。
まだ首都圏に残っている知人友人はいますが、正直もう避難しろと言う気はありません。
彼らの中には現状を知った上で生活している人もいます。
私はむしろ、関西の友達に、特に子供がいる友達に、現状を伝えています。
非汚染地域の人達に理解してもらう方が重要だと思ったのです。
理解してくれる友達もいますし、分かってるのかよくわからない余り興味がなさそうな友達もいますが。
コメント欄にもときどき、見解を広めてもらうような内容も見つけます。
肝心なのは放射能防御。
他者のブログのコメント欄に、書いた“私事”の正当性を、必死で書き連ねるとか、存在感が場違いでキチガイで恥ずかしいです!
問題なのは、「東京的価値観」なのではないでしょうか。何がどうと具体的に言えないのですが、私自身も生まれ育った札幌で「東京ってすごい」と理由もなく思ってきましたし、そういう漠然とした羨望と憧れは、地方にいる人間なら誰でも心当たりがあるのでは。一流の学校、一流の商品、一流の文化的施設、一流の企業があると信じられてるのが東京です。そこに身を置くだけで、自分が違うもののようになれると思うからこそ、たくさんの人がそこに住みたがるわけですよね。
でも、3.11以降、それらのことは、何か記号のようなものなのかな・・・と思うようになりました。日本に数え切れないくらいある雑誌に出てくる、素敵で知的で文化的な生活は、自分を装うための記号なのかな・・・と。きらびやかでな日本の雑誌を読むたび、なんでそんな記号のようなものが、こんなにもすばらしいものとして認識されてきたのかなあ?としみじみ、不思議に思うのです。自分も大きく影響を受けてきたことも含めて。人生には、愛とか自然とか、もっと美しくて大事なものがたくさんあるのに。
放射能の問題を2年前からずっと考えてきました。知らないことが多かったから、資料も沢山読みました。深く知れば知るほど、混乱も深まります。「チェルノブイリの祈り」というインタビューを集めた本の中で、誰かが、チェルノブイリはドストエフスキーを越えた、と言ってました。文学が到底追いつかないくらい、人間の根幹を揺さぶることである、という意味だと解釈しました。私も、その受け止め方に異議はないです。福島を題材に、もうすでに映画などができていますけれども、そんな生易しいものではないと私は思ってます。
木下さんの活動にはいつも励まされています。どうかお体に気をつけて。
電気使うなとか、車乗るな、パソコン使うなの論理。
事故後、原発推進派がよく言ってました。
いきなりパチンコ屋さんのせいにするとか、もう・・・
3.11前からファストフードもユニクロも、パチンコもしませんけど私は。
危険レベルが桁違いなのが原発ってことは既にご存知でしょうけど。
自分の価値観(の一部)が遠因と思いたくないのでしょう。できたら、逆にして考えたいというのが↓
>原発が出来たために、おしゃれな生活に傾倒しただけです。福島の人間を含める、日本国民全員が、必死で原発を反対しなかったから。
しっかり、原発反対運動をお願いしますね。
誰にも言われなくてもすることでしょうけどね。
友人も新宿まで自転車で来てました。
今は泣く子も黙るニューヨークに住んでますよ。週末はさまざまな職の人とワイン片手にホームパーティーってこともないわけではない。でも、普段の日はクーポン片手にスーパーで食材とにらめっこ。
あまりメディアの人が流す無責任な情報に踊らされないでください。実際取材を受けたこともありますが、化粧品を5人分かき集めてバブルの総合職女性を演出しました。アホくさい。
池田信夫氏が以前テレビに出演していたのを見たことがあります。「AとBは何の関係もないんだよ!」と大声でどなっていました。これが相手を黙らせるときの彼の常套句です。
AとBは何の関係もないどころか大ありなのに、いったいこの人の思考回路はどうなっているのだろうと思ったものです。
なぜこんなことを書くかというと、福島の原発事故の責任が東京で暮らす人間にはないと考えている人が多いからです。池田氏の思考そのものです。ミニ経済学者なのですね。本来つながっているものを分断し、自分に都合よく解釈する思考法方法そのものが今回の事故を引き起こしたのだともいえるのです。福島や新潟の柏崎刈羽で作られた電気は長い長い送電線を使ってどこに送られ消費され、誰のどんな生活を支えていたのでしょうか。それを根底から問い直すために、私は東京のマスコミ人が垂れ流す理想とされるライフスタイルをシンボリックに表現しただけです。東京の大手出版社が発行するおしゃれな雑誌を見て憧れ、羨ましがるのは自由です。しかし、私たちは3・11を経験したのです。明日は我が身なのです。この期に及んで私たちのライフスタイルを根底からとらえなおそうとしない人びとが東京には大勢います。東京に住み続けるのは自由です。木下さんの呼びかけに耳を貸さないのも自由です。しかし、せめて自分にできる範囲からライフスタイル革命とも言える生き方に挑戦してもらいたいと思います。それが、倫理=他者への共感と想像力をもった人間としての義務だと思います。
安倍事務所で検索するとメール受付欄があります。
送っても返事は来ませんが 私は安倍さんが自民党総裁になられた時に放射能対策についてのお願いを送りました。
原発事故以前は、東京に住もうが福島に住もうが、自分で選択し、皆、それぞれの苦労はあったにせよそれなりにに平和で幸せな暮らしをしていたと思います。社会問題にも関心をもちマスコミを信じ、基本的人権は守られていると。自分の頭で考えて行動していると。格差はあったにしろ・・・。そんな日本だと思ってました。
原発事故以降、私にとっては様々なことがあきらかに見えるようになってしまいました。木下さんをはじめ、いろんな人の情報で。
私は、避難して今西日本に住んでいますが、住んでいるところを離れざるを得なくなった人の辛さや悲しみは同じかと思います。自然豊かな福島を離れるのも、日本の首都であり便利で快適な東京を離れるのも。いったん、これまでのものを捨てることですから。人間関係も財産も。何より自分の心の支えである故郷を。でも、それをしなくては生き延びられない現実になってしまったこと。よく木下さんもおっしゃいますが、「リアル」です。被爆からは、逃げるしかないのです。1年何とか防御しようとしてがんばったけど、やはり無理でした。
福島の人の多くが、本気で原発を阻止してこなかったのも事実。私も今ほど本気ではありませんでした。東京に代表される都会の人も、それは同じかと思います。その部分では、やはり日本人全体の責任だと思います。でも、全体責任にしてしまうと、それこそ責任の所在があやふやになって、元の木阿弥ですよね。国民の自覚といっても、この選挙結果ですから・・・。でも、「ここ首都を捨てるのは、日本が受けるダメージを考えるとありえない」という人もいました。その意識は、もしかしたら案外多くの人が持っている意識かもしれません。それでも、地方の力に頼らざるを得ない日がくるのではと思います。
いろいろなことを、万能にできる人はいません。各自気がついた人からできることをあきらめないでやる以外はないと思います。この、「あきらめない」というのは、本当に簡単なことではないと、常に思い知らされる日々ですが。
私はやはり一番に福島の子供たちを避難させるよう政府にやってもらいたいのですが、福島県はとどめること、避難した人を戻す方向へ力を注いでいます。そんな政策の中で、福島は自然も環境も痛みましたが、人の心も痛んで苦しんでいます。本当に、表現できないほどの思いが入り乱れています。
福島は、よく、「何事もないように人々が暮らしている」と、言われますが、その本当の思いは書きつくすことはできません。また、「声を出さない、あげない」ともいわれますが、死に物狂いであげている人も多くいますが、それさえあげれない状況の人も多くいます。農産物を作るなともいわれますが、補償もままならないままです。東電へいっても、のらりくら~~り。県外の人からは「鎖国をして」などというTwも流れてきます。
それでも、気がついた人から自分にできることをするしかないのだと思います。私は、もう、正直、違う考えの人への批判を、耳にしたくない思いです。心が疲れてきている証拠だと思いますが、批判しあっていても心が重くなるだけかと。右だろうが、左だろうが、東京とか福島とか地方とか。やりかたがどうとか、体制の思う壺とか。もう、わけがわからなくなってしまいます。
私は初期被爆も含めて1年間の累積被爆が相当だと思います。本当に、できることをやっていきたいと思います。
ながながと、すみませんでした。
ご理解いただいてうれしいです。おっしゃるように都市の浪費型ライフスタイルはまさしく「虚像」です。あなたが挙げたおしゃれで知的な生活は年収1000万以上の人のものだと思いますよ。
象徴的なこととしてあなたの持論に用いるのは結構ですが大都市がエネルギーのすさまじい消費をしている理由はそこに人口と経済他もろもろが集中しているからにほかなりません。
日本の人口が都市と田舎にどのくらいの比率で暮らしているかを調べればすぐにわかると思います。また、世界でもまれな原子炉団地で供給するほど都市は電気を必要としていなかったことも今や明白です。決して浪費型都市生活のために原発を増やしたのではありません。
原発を作れば国から補助金が出る。補助金でつくった箱ものの維持費がかさめばもう一基作る。アメリカのニュース番組でも奇異な目で見られていた原発団地のカラクリです。
産業のない田舎に原発を誘致したのは政治家。その政治家を「手土産」で選んでしまったのは田舎の多数派の人々です。都会のライフスタイルだけに全面的な責任を求めるのには無理がありますよ。
もちろん軽薄でゼイタク好きな都市住民の一面も知っています。しかしながらそれがすべてではない。
都市住民の責任の一部は理解できますが呪怨の対象にするには無理がある、これが私の結論です。もちろん田舎の人に責任があるとも思いません。あるとしたらどんな人間でも持っている「欲望」でしょうか。
3千万人が、パニクって「安全な所」に押しかけ、
全国民が、パニクって「安全な食物」を買い占め、
結果的に、「全国民が不幸に」なってしまうと思う。
今の状況は「危険がある」と判断した者が自由に、
(決死の覚悟だが)移住でき、
(収入は減っても)転職でき、
(価格が高くても)食物を選べるので、恵まれている。
途中略、全文は
「 http://9307.teacup.com/tokaiama/bbs/4056 」
臨海副都心に行くと、マスクをしても「下痢」でした。
マンガンに辿り着くまで、短期記憶は「ボケ」でした。
今は、「下痢とボケ」は克服していますが、再発したら
決死の覚悟だが、収入は減っても、移住・転職しかない?
>ご理解いただいてうれしいです。
あなたへの返信として書いたわけではありません。
>あなたが挙げたおしゃれで知的な生活は年収1000万以上の人のものだと思いますよ。
私は「知的」な生活などとはどこにも書いていません。私がシンボリックに書いたライフスタイルは知性からはもっとも遠いものです。あなたのように簡単にしかも軽く「知的」などという言葉は使いません。そもそも年収1000万などという基準はどこからでてくるのですか。都市の浪費型ライフスタイルは年収1000万以上の人に可能なのだと判断しているあなたこそ「虚像」に踊らされているのではありませんか。
>象徴的なこととしてあなたの持論に用いるのは結構ですが、
コメント欄に投稿した私の「意見」ならともかく、私の「持論」がどんなものか、わかるのであれば教えてください。
>世界でもまれな原子炉団地で供給するほど都市は電気を必要としていなかったことも今や明白です。決して浪費型都市生活のために原発を増やしたのではありません。
ロジックに飛躍がありすぎてわけのわからない文章です。「今や明白です」の後には、だからリスクの大きすぎる原発などいらない、となるのが普通の論理的帰結ではありませんか。
>原発を作れば国から補助金が出る。補助金でつくった箱ものの維持費がかさめばもう一基作る。アメリカのニュース番組でも奇異な目で見られていた原発団地のカラクリです。
原発はあなたが考えているほど単純な「カラクリ」で作られてはいません。これが「カラクリ」だというのであれば、別に「アメリカのニュース番組」でなくとも、いまや中学生でも知っていることです。原発建設の目的は核武装のオプションを手に入れるためだというのはほとんどの国民が知っています。もちろん、マスメディアも。核兵器を保有しなければ日本は二等国から抜け出せないという政治家たちの劣等感・屈辱感から原発をつくり、その結果、何の責任もない子どもたちが放射能で被曝させられたのです。
>都会のライフスタイルだけに全面的な責任を求めるのには無理がありますよ。
私は、都会のライフスタイルだけに「全面的な責任」を求めてなどいません。あなたの読解力に問題があります。東京都民には法的責任はありません。法的責任があるのは東京電力であり政府です。しかし、原発の「カラクリ」に無関心であったこと、そして今なおマスメディアが無関心を装うばかりでなく積極的に情報を隠蔽し続けていることに倫理的な責任がないのかと私は問うているのです。
>都市住民の責任の一部は理解できますが呪怨の対象にするには無理がある、これが私の結論です。もちろん田舎の人に責任があるとも思いません。あるとしたらどんな人間でも持っている「欲望」でしょうか。
私がいつ何を「呪怨の対象」にしたのでしょうか。あなたの思考によれば、原発事故の責任は「どんな人間でも持っている「欲望」」ということになるのですね。オブスキュランティズムの典型的な結論です。これでは次の行動を起こせないでしょうし、私のコメントを理解できないはずです。
>泣く子も黙るニューヨーク
ニューヨークになぜ「泣く子も黙る」という修飾語をつけるのですか。まるで「泣く子も黙る東大」と言っているように聞こえます。
真実を
見なかったことにするヒトが
危ない橋を 渡りはじめる
(歌人名はうさぎ林檎)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
趣味で短歌を詠む私ですが
2011年3月11日は
何か大きな線を引かれたような?それは眼に見えないけれども・・過去の世界にさえ簡単に戻れない『特殊な状況』が横たわってると感じました。
木下黄太さま
いつも精力的活動と分かりやすいblogをありがとうございます。
長野市在住の私も疎開したいと、本気で悩み苦しんだ二年でした。
大本営・箝口令など過去の遺物とばかり思ってたのに(涙)
直ぐに疎開は無理でしたが
長野県南部に協力的な場所があり頻繁に通っております。
厳密には長野県南信も
(茅野市・伊那市・駒ヶ根市等)低い数値ではないが・・それでも長野市とは空気が違います。
・・国家存亡の危機!!
ヒトは「執着」の動物です。
(ナウシカの)
腐海の森のように汚染されても、捨てられない快適さがある。
日本の報道からは一切出ないが、2012年4月~5月頃にもフクイチで臨海事故があったようですね。
2012年6月末にも大量の放射能が漏れたらしい。
群馬県で半減期71日のコバルトが昨年9月に計測されたとか・・
本当の被災地図はこれから
フクイチはまるで
世界を試してる生き物のようだ★
コメントには、鳥肌たちました。
恥ずかしい、カッコ悪すぎです。
同じく東京出身NY在住なので、余計にぞっとしました。
「友達が私のことだと思ったらどうしよう」と思ったほどです。
NYは東京など比べ物にならないほどに「カネ」が全てで物質的なもの至上の、都会的欠点を持った町です。
浮ついたコメントは、見るに堪えないのでやめてほしいです。
色んな東京がらみのコメントがでていますが、
人間ってその時代によって上流・主流と「されているもの」に、「憧れ、模倣し、揶揄する」もの。
そして、人は徒党を組みたがり、自分のグループに入っていないものを仲間外れにすることによって小さなプライドを満足させようとするものです。
生まれ育ちが東京の人たちだって、「どこの学校」で、「幼稚園から入った」とかで、優越感や劣等感にひたったり色々ごたごたあるもの。
人間ってそういうものなのだから、それをこのブログで同じ日本人で東京、地方でお互い非難とか蔑視し合うのは、くだらなすぎです。
ポイントは、
「311で世界が変わったのにもかかわらずいまだに都会の表層的なもの(本質的に重要ではないもの)に振り回され、浮遊する人たちが、特に都会では多い(→故に、放射能被害に見て見ぬふりをして、流され続ける人が大量にいる)」
こと対する問題提起
だけではないか、と思います。
「かっこ悪い」、と言い切るのはあなたが特に苦労をしてないからのように思えますがいかがでしょう?
移民、外国人、アメリカ人自身が本気で成功を目指している町です。失礼ながらお嬢ちゃんな物言いにカチンと来ました。
自らを磨き、求めれば日本ではなかなか出会えなかった高い知性の人に出会えます。彼らの側から見た日米安保やエネルギー問題を知る特別な機会を持つことにもなるでしょう。この町のきらびやかさを嫌悪したまま遠巻きに過ごすか、とことん探究していくかはあなた次第です。
が、ここはあなたと語るコメント欄ではありませんので放置します。
せいぜい「泣く子もだまるNY(自称)」でがんばって生きている自分に酔いしれてください。
汚染されてしまった日本よりは遥かに良いのでしょうが、米国に移住するのは別な意味で勇気がいります。欧州や豪州なんて更にハードル高いです。
でも米国なら言語が英語だから一時的、数年を目処にして行くのもいいかなと思ったり色々悩んでいます。
外国在住の方からのコメントは大変参考になります。
娘はそうではありませんでした。この滋賀県の一地方都市に住んでいて、とくになんの不自由もなく、わざわざ3時間近くも電車に乗って出かけることになんの魅力も感じていなかったようでした。(事故の前年に一度だけ付き合ってもらって第5福竜丸展示館に行ったことが忘れられません。2度目の深刻な被曝をうけて本当に悔しいです)
(原発から送られていたという)電気のおかげなのか、(商店街を淘汰しつつあった)大型店の進出による最新モードの全国流通のためなのか、さらにネットでたいていの物が手に入るようになっていたためか、「都会」への羨望は、高価な事物、特別な芸術、学問などにひきつけられている方々以外にとっては、過去のものになっていたのだと思います。
いまのわたしは、彼女にならって「そこ」でなくてもいいと思うようになりました。原発事故によって、さらに、電力会社の脅しによって、おおいなる幻想が解けたのかもしれません。もちろん、わたしがその場所に、失いたくない大きな資産を所有していないからですが。
じつは311前から、すこしずつ変わっていたのかもしれませんね。