「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

「放射能」「被曝」「原発」、日本のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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群馬県桐生市のある中学2年男子、4割近くが貧血で要経過観察か要受診と報告。博士福岡講演本日受付開始。

2013-06-14 00:40:06 | 福島第一原発と放射能

 復興庁「支援法」担当の水野参事官が、ツイッターで、被災者らに対して、暴言を密かに吐き続けていた事態について、きのう、FBやツイッターでは「日本の官僚が本質的に馬鹿であるのが、よくわかります」「日本の官僚の水準が良くわかる」など

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1598

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福岡講演は本日午前10時受付開始

【7/12(金)バンダジェフスキー博士福岡講演 with 木下黄太】

場所:福岡市立早良市民センター 大ホール(定員500人)
福岡市早良区百道2丁目2番1号 http://www.shimin-s.com/SWCC_Access.html
地下鉄藤崎駅前至近
時間:開場18時  開演19時 21時15分終了予定
前売券:1200円 当日券:1500円(チケット取り扱い 「e+(イープラス)」)
※前売券が事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください
 
 本日6/14(金)午前10時受付開始
お申込⇒PC用購入ページリンクURL
 携帯用購入リンクURL
 
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岡山講演は受付中。
【7/13(土)バンダジェフスキー博士岡山講演 with 木下黄太】

◎日時 7月13日(土) 開場13時半 開演14時~16時終了予定


◎会場 岡山県総合福祉会館 大ホール
      岡山市北区石関町2-1 http://www.fukushikaikan.jp/
※駐車場はありませんので、車でお越しの方は近隣の駐車場をご利用ください。

◎料金 前売券1,200円 当日券1,500円
※前売券が事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。
※お客様の都合によるお支払い後の変更・取り消しは出来ません。
※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。
※託児やキッズスペースの用意はございません。

◎WEB予約
 パソコン用: http://www.confetti-web.com/ticket/ticket.aspx?tid=117789
 携帯電話用: http://cnfti.com/met7243
※WEB予約は観劇ポータルサイト「カンフェティ http://confetti-web.com 」への会員登録(無料)が必要
※予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブンイレブンのレジまでお持ち下さい。
※代金はチケット受け取りの際にセブンイレブンでお支払い。
※手数料が別途必要(電話予約と手数料同額)。

◎電話予約  フリーダイヤル0120-240-540 
 カンフェティチケットセンター 平日10時~18時
※「カンフェティ」への会員登録は不要です。
※予約時に払込票番号をお伝えしますのでメモをご用意下さい。
※予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブンイレブンのレジまでお持ち下さい。
※代金はチケット受け取りの際にセブンイレブンでお支払い。
※手数料が別途必要(WEB予約と手数料同額)。
 
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【一部訂正しました】

さきほど、群馬県桐生市の親御さんから連絡がありました。
桐生市内のある中学校の二年生男子98人中、37人の男子生徒が
貧血という診断が出たそうです。
およそ4割です。

このうち30人、二年生男子生徒全体の約30%が要経過観察ということだそうです。
さらにこれよりも数値が悪くて精密に診察が必要な男子学生が7人。
 
この中学の2年生男子にこの傾向が出ています。

女子生徒にはこの傾向はありません。
これは、速報としてお伝えしておきます。

この学校は、セシウム合算200Bq/kg程度の土壌汚染です。
関東では高い方ではありません。
東京23区の平均は、これの数倍あります。

 平成2002年にあの山下俊一氏はこう書いています。これは、あの山下氏の判断ですから。
チェルノブイリ周辺の一般住民では、血液疾患の頻度は放射線との因果関係は実証しにくい現状である。現地では貧血や好酸球増加が多く見られ、免疫不全を示唆するデータの報告もあるが、いずれも放射線に起因する確かな証拠は無い。」
 
 僕も話をしたベラルーシのスモルニコワ女医は「初期の血液検査で診断が確定できないものが多かったが、貧血、特に溶血性の貧血が多くみつかった」と言われていました。

 チェルノブイリ・エイズと言われている免疫不全が広がっていった症状の中で、貧血はよく言われていることではあります。
 
 

さて、僕は考え込んでいます。「ふくしま子ども大使」の件です。

朝日新聞の記者から電話がありました。

僕のブログの内容に関してです。

7/11(木)バンダジェフスキー博士新潟講演本日受付開始。熊本の小学生「ふくしま子ども大使」募集について。

要は、なんでそんなことに目くじらを立てるのかという趣旨の電話です。僕は、記事に書いたように、水俣病研究で名を馳せた筈の熊本学園大学が、こんな中身をわざわざ広報する感覚に、あきれているだけでしたが、そのことの意味がわからないと聞かれました。

この記者が話していることが、いったい、どこまでが自分の考えで、どこからが、他からの内容なのかが僕には何回、聞いていても、識別がつきません。

しかし、彼が話している中に、「猪苗代は空間線量が低く、モニタリングもしていて、そんなに言う必要はないのではないか」ということがありました。

大手新聞の熊本支局の記者がこういうことを聞いてくるのではっきりと伝えておくしかありません。そもそも、この記者は外部被曝と内部被曝について、おそらくきちんとした知見があるとは到底おもえませんでした。しかも、国の基準の話をしている様なのですが、そもそも空間線量に関して、それがモニタリングポストの話なのか、腰高一メートルの話なのか、地表の話なのかも、明示がありませんでした。

初歩から言うと、そもそも、空間線量だけでは汚染は比較できず(空間線量が高い所は論外)、汚染は土壌のセシウムを調べなければ無理です。通常、表土の方に、放射性物質は多く集まり、表土採取と五センチの深さで掘るのと、15センチの深さで掘るのとは数値が違います。通常、人間が生活する環境としては、5センチの深さで掘った土壌のセシウム汚染で比較します。 

15センチの深さで掘った数値と、5センチの深さで掘った数値には、数倍から十倍程度違うのが普通です。5センチの深さの方が汚染が酷くなります。

ふくしま子ども大使の会場となるのは、猪苗代町です。確かに福島県内では汚染は少ないエリアです。

猪苗代の土壌の汚染データがありました。農水省の報告書から、畑や水田のデータを確認します。15センチの深さが基本の検査です。

                セシウム134    137    セシウム合算(Bq/kg)

2011/ 5/ 31 猪苗代町 水田  197    245   442 

2011/ 4/ 1 猪苗代町 水田   109    111    220 

2011/ 5/ 31 猪苗代町 水田  188    214    402

2011/ 5/ 31 猪苗代町 畑  検出せず   16     16

2011/ 5/ 31 猪苗代町 水田  112     141   253

  5地点の平均はセシウム合算で267Bq/kg。例えば5センチの深さで、仮に、少な目で見て、これの3倍程度と考えると、801Bq/kg位となり、ほとんど放射線管理が必要なゾーン並みの汚染となります。多めにみたら、2000Bq/kgを超える汚染があってもおかしくありません。

 一方で、熊本の土壌はどうなのでしょうか。放射能防御プロジェクトの西日本土壌調査より引用です。これは、5センチの深さで掘った土壌です。

26 2011.10.18 庭    熊本県熊本市国府 ND/ 1.6 /1.6 
27 2011.10.01 庭の土 熊本県八代市松江町 ND /ND /ND
28 2011.10.16 庭、畑 熊本県熊本市打越町ND/ 4.7/ 4.7

 福島第一原発由来の放射性物質、特に半減期が2年のセシウム134が検出されません。チェルノブイリや過去の核実験由来とみられるセシウム137がNDか数Bq/kgしかありません。つまり、ほとんど、熊本には、放射性物質、特にセシウムはない状態です。

 つまり、ほとんど被曝をしていない小学生を、わざわざ引率して、被曝の可能性があるエリアに連れて行く話であることは間違いありません。こうしたことを、一般の人でなく、大新聞の記者が理解していないので、しつこく書いておきます。

 この記者はさらにこうも言いました。「でも、その土地に、子どもたちが住んでいるのに、そういうことを言うのは、どうなのか」と。これが彼の見解なのか、なんなのか僕には理解不能です。

これに対しての答えは一つです。

「熊本から小学生を猪苗代に連れて行くのではなく、福島の小学生を熊本に来てもらうべきです。」と。

 どっちが主で、どっちが従かです。まず原則として、被曝は多くするよりも、少ないに越したことはありません。しかも、小学生は、被曝に対して、強いわけではありません。年齢的には、子どもは放射性物質への感受性が強く、危険は大人よりも高いです。

 そうであるならば、本来、汚染のあるエリアの小学生を、保養、できれば移住してもらうのが、非汚染地の人々のやるべき話ですし、教育機関はそうしたサポートを行うことの方が、合理的だと僕は思います。

 こうしたことを考えると、わざわざ、汚染のある福島県内に、幸いにも被曝していないエリアの子どもを連れていくことは、ただリスクを増加させることしかありません。それを、「強制ではない、募集している」といって、目くじらをたてるなというロジックをわざわざ言ってくることのなんなのか、そう僕は思います。

 強制でなくて、募集であっても、こうしたことをメディアを介して呼びかけることは、当然ながら、それをやっている人たちは、「福島は安全」という論拠で行動していると、傍からは見えるだろうと思います。そこに意識があると。しかも対象は「小学生」です。

 こちらは元々、水俣研究で名を馳せた熊本学園大が、こんなことを広報しているから呆れているだけの話です。正直、こんな誘い水にのって、子どもを福島に行かせる人につける薬はありません。

 そして、この熊本学園大以上に、今度は朝日新聞の若手記者がこんな電話をしてきて、僕は眩暈がしています。最早、このレベルには、さらに唖然とするしかありません。

 ただ、朝日新聞が、一面トップで国連の名の下に安全論をぶち上げた感覚も、実はある意味、今回よくわかりました。

UNSCEARの福島安全宣言を丸呑みで一面トップにする朝日新聞の大罪。橋下市長の懲戒請求に女性参集!

 この記事を平気で一面に載せる感覚と、こういう電話がかかってくる感覚は、どこかで通底しているのだろうと僕には思えます。そして、この記事が出た後に、福島では疑い例を含めて、甲状腺がんが27人出ていることが、あきらかとなっているのが、今の日本のリアルです。

 本質のない同情など、こどもの命には、なんの役にも立たたないと、僕は思います。

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福島避難者無料!!受付中!

【7/11(木)バンダジェフスキー博士 新潟講演 with 木下黄太】

7月11日(木)受付:13:30~/講演:14:00~16:30頃迄に終了予定

会場:東区プラザ/ホール(定員300名)

  新潟県新潟市東区下木戸1-4-1(東区役所2階)

   駐車場台数に限りがあります。

参加費:1,200円 中学生以上。

福島の方は無料(当日、何かわかるものをご提示ください)

託児:下記までお問い合わせください。

お申込み・お問合せ先: E-MAIL:hepati@msn.com 電話: 080-6607-6940(阿部)

(参加者のお名前、人数、ご連絡先、お子様などがいる場合はそれも明記して、できる限りメールでお願いいたします。福島の方は、その旨もお伝えください。電話は常識的な時間で対応可能)

【主催】バンダジェフスキー講演プロジェクト

【共催】放射能防御プロジェクト/バンダジェフスキー講演新潟プロジェクト

   ウェブ コンサルティング ラボ株式会社

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 ユーリー・バンダジェフスキー博士が、1年4ヶ月ぶりに、来月、再度、来日して、日本の皆さんの前で話したいということです。

 博士は、チェルノブイリ被曝の影響もあって、体調が、完調ではない中で、日本の被曝に関して進行する状況を踏まえて、さらに本質的な話をしたいために、来日を決意されました。

 「私の今回の日本講演は、去年の講演と同じく最善のものになると思っている。」バンダジェフスキー博士はそう話しています。

今回の開催地は、はじめての場所も多く含まれます。

申込方法など詳細は遂次あきらかに致します。

7/11(木) 新潟講演(福島避難者無料招待)申込受付中

7/12(金)夜 福岡講演 本日午前10時に申込開始

7/13(土) 岡山講演 申込受付中

7/14(日) 京都 専門家&医師向けセミナー

7/15(月・祝)京都講演  

7/17(水)夜 徳島講演

7/20(土)東京講演

7/21(日)東京 専門家&医師向けセミナー 

 今回は、開催は、西日本に軸足を置いた形でおこないます。東京と京都をのぞいて、他の4県では、バンダジェフスキー博士は、はじめて話をされることとなります。九州・四国には初上陸です。

 また、前回、東京は一般公演が平日開催しかなく、土日にバンダジェフスキー博士の講演が、ようやく汚染地の首都・東京で開催することになります。 また関西でも、前回は平日の開催しかありませんでした。今回の京都開催は、月曜日の開催ではありますが、祝日でありますから、より多くの皆さんが講演を聞きに来ていただけると思います。

 専門家&医師向けセミナーは、東京と京都で、おこないます。一人でも多くの医師が、この事態に立ち向かってくれるのかどうか。前回のテキストをリニューアルして、追加情報も踏まえて、バンダジェフスキー博士は、話をされるつもりでいます。

 1人でも多くの皆さんが、今の日本の現実を認識し、新たな道に進むためにも、バンダジェフスキー博士の講演やセミナーに参加されることを期待します。

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1 アイデン

水野参事官の件、誰のお金で生活しているのかと言ってやりたいぐらいです。

被ばくや震災の被害と闘う多くの人の心を踏みにじっています。

しかし、彼は氷山の一角かもしれません。

彼のツイートは、「新潟県知事、大丈夫か?政治家が全て非科学的とか反科学と言うつもりはないが、この知事の発言はあまりにも常軌を逸している」と、

がれき焼却に反対する知事をも冒涜しています。

結局、「あまりにも常軌を逸してい」たのは、自分だということを周知させてくれたのですね。


 


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