下記のツイッターまとめをご覧いただくと、放射能防御を主張している僕の考えから、優生差別思想が生まれるという議論がなされていました。僕は後で気づきましたが、あきれかえりました。僕が福島県民が被曝していて、他は関係ないという思想の持ち主で、そういう主張をしているのなら分かりますが、僕は東北の大半と関東全域は被曝していると何度も話しています。僕自身、東京の住民でしたから、自分自身も程度の差こそあれ、当然被曝しています(僕は東海村の時も被曝していますから二度目です)。しかもそれが周辺領域、長野山梨静岡と不気味な広がりを見せ始めていることや、西日本でも体調不良の報告があること、肉牛で明確となった問題、食品の流通により内部被曝は全国的拡散し始めていることを懸念しています。つまり防御しないと日本や日本人が終わるという危機感があるだけです。放射能ガレキ問題や汚泥肥料問題はこの観点から考えるべきであって、優生思想、人権問題とは全く違います。「人は受け入れる。ガレキは受け入れない。」です。放射能で汚染されている車両も危険です。そうしたことさえなければ、人を差別すると言う行為はおろかしいものです。
当初から、福島の大半のエリアは、避難するしかないと主張しています。福島のことがやはり放置されている現実は、実は「所詮福島のこと。関係ない。」と東京の有力な人間たちが本音で前から思っていると僕は感じています。これが福島差別です。ここには、「東京は大丈夫だから」という思想が背景にあると考えています。そういう感覚こそ、優生思想、差別感覚だと僕は言います(こういう話は福島でしています)。
前に官邸からよく聞いたのが、「今回の大量噴出は十五日と二十日や二十一日の二回しかなかった。だから大丈夫」と言う話。この大丈夫が指しているのは東京のことです。福島を意識の前提として切り捨ててている。僕はこれも、優生思想で差別思想の反映であると思います。
しかしながら、被曝はもう全国に及ぶのです。だから全国で、全国民が放射能を意識して守るしかない。誰かが、被曝をしているわけではない。あなたが、被曝をしているのです。
この観点から考えると、福島県のみに被曝手帳配布はおかしな現象です。少なくとも、ある程度降下物のあった地域、少なくとも、南東北と関東全域の全住民に被曝手帳を配布すべきです。配布する側である官僚や政治家が、自分が対象として被曝手帳を受け取らない限り、意識の根本的な変革はありえません。そして、子どもは優先ですが、優先されるだけであって、全住民に配布すべきです。こんなあたりまえのことも今、日本政府はおこないません。これが差別です。被曝しているのは福島県民だけではありません。あなたなのです。
明日午後、横浜で講演会をおこないます。
地元のお母さんたちの強いご要望に答えます。
僕自身左足を骨折中なので見苦しい姿で伺いますのでご了解下さい。
骨折のため首都圏の開催は一ヶ月ぶりになります。
席数が多いため、直接おいで下さい。
日時: 7月26日 (火) 12:30 開場 / 13:00~講演開始
今回は主催者のご尽力で無料です。
開催場所: 瀬谷公会堂
住所: 神奈川県横浜市瀬谷区二つ橋町190
交通アクセス:
http://www.seyakokaido.hall-info.jp/access/index.html
定員:492名 ※申し込み不要です。
開場時間に直接お越しください。
コメントでお問い合わせがありましたが、夕刻までできるかぎり時間をかけて応対いたしますので、遅れてもおいで下さい。
福島の多くの人の避難と、都市部の人の避難を呼び掛けてこられました。
私自身、原発では福島の人に申し訳ないと思いながら、全国に被害が広がるので、瓦礫、野菜、食材その他の物流はストップしないと大変なことに、いやすでになってきている、と思います。
決して差別ではありません。福島に縁戚、友人おります。大変いい人たちですが、やはり土地から離れるのは、大変そうです。
私も人事ではなく、自分も子供も少なからず被曝しているだろうとわかっています。だからこそ福島のニュースを見ると涙がでます。日本に住む以上、福島の影響は誰もが受けていて、程度の差はあれ被曝している、これからは食の汚染がどんどん広がるし危険にさらされていく、もはや他人事でなく皆が共にしないといけないと心から思います
「避難したいと思う人は誰でも避難できる」権利が国によって具体的に補償されるべきだと思います。
又、避難生活に少しでも足しになればと、20キロ圏内などに太陽電池をおいて売電しその収入で被災者の足しになればと動き始めました。
うむこれは3号隠された臨界爆発説を裏付ける発言。
http://ishtarist.blogspot.com/2011/06/20113203.html
文系 社会学専攻だった人のまとめながら、なかなかすばらしい。
高崎のデータだとテルル129が確かに多いのですが、それをもって臨界だと判断するのは、理系的には難しいのでしょうね。
鹿児島は静岡に次ぐお茶の生産地で、これまでその多くは、静岡へ出荷されブレンド後、「静岡茶」となって市場に出ていました。
やはり今年はその逆が行われてる様子。
「鹿児島茶」でも、ブレンドされたものではなく、単一地域・単一銘柄が確認してから(JAを通したものではなく、お茶農園がはっきりしているもの)購入したほうが良いかと思います。
木下さん、いつもありがとうございます。
避難が大変なのは分かっています。お金がかかるし不安です。でもやはり最大の原因は「危機感のなさ(少なさ)」です。木下氏のおっしゃる「あなたが(あなたの子供が)被曝している」という現実感がない。
唯一原爆を投下された国なのに何故これほど鈍感なのでしょうか。やはり日本は世界の中で特殊です。敗戦処理をいい加減に済ませたところから、「臭いモノには蓋」「お上主義」が染み込んでいます。
収束できない福島第一。せめて他の原発は次の悲劇が起きないうちに対応して欲しいです。震度5レベルの余震が頻発しています。いつどの原発が大事故になっても不思議はない、その緊張感をどれだけの国民が感じているのでしょうか。
2:食品(その他土壌等も含む)の汚染値の実測値を公表
実情を把握することを官民共同で行うことで、まずは汚染の拡大を抑止することが、一番今必要なことだと思いす。そうすれば、具体的な対策も見えてきます。そもそも国も電力会社も事故を想定していませんでしたから、彼らに対策を求めても無理ですし、出来ないでしょう。
市民が、出来ることをどんどん行って行政が後おいする形で、いい結果になるよう引っ張っ行くしかないと思います。
被曝手帳を配布する側が被曝手帳を配布される側であることに気づかない限り、問題は解決しないとの指摘はその通りだと思います。福島の放射能汚染がはげいしことは確かですが、福島とほかの地域に壁のような仕切りがあるわけではなくて、程度の差はあってもすべてが汚染されています。放射性物質の降下は全国に及んでいるとと思います。(沖縄以外) また内部被曝も食品を通じて全国の人が多かれ少なかれ受けていると思います。そう言う意味では、日本人全員が被爆しているといってもそれは比喩でも何でもないと思っています。
その事実を認めることからしかはじまらないのではないかと思います。その事実を認めたくないのは、原発事故を過小評価したい人たちがいるからで、それは、原発を今後も稼働させたいからだと思います。原発が今後も稼働される限りは、私たちの被曝は過小評価されつづけると思います。すべての原発を廃止し、今後も原発は二度とつくらないことを、日本の国是としないと、私たちの被曝は過小評価されつづけて、有効な手だては取られないと思います。
しかし、びっくりしたのが、ツイッターの内容です。
>「遺伝子が傷つけられたことで流産や早産、そしてその結果、乳幼児の死亡が増えています。胎児の段階で死なずに生まれて来れば、障害は次の世代へと受け継がれます」って、やっぱり、福島差別・優生思想誘導につながる。本当かどうか検証する意志がないなら安易に言わないでほしい。
なんで、こういう話になるんですか? 論点が間違ってませんか? 検証って、一体、どうしろと? もう、チェルノブイリの影響から分かっているんですが。 ただ、政治的背景や、様々な圧力によって、そういう情報の公表が妨げられて来たのでしょう? 「検証」は、これから、リアルタイムで行われて行く事になりますよ。 「次の世代へ受け継がれる」部分に関しては、チェルノブイリ後に生まれた子供達は、ちょうど今頃、結婚・出産する時期に入りつつあるでしょうから、そちらもまだ現在進行中。
遺伝子に損傷がある生き物は、子孫にその遺伝子を受け継がせる事が難しくなります。 これは、放射線の影響のみではありません。例えば、遺伝性疾患である嚢胞性線維症(CF症)の子供は、子孫を残す段階に到達するのが難しいです。
悪い遺伝子が排除されて行くのが、人間を含む生物が経験する、自然の摂理である自然淘汰です。 そういう自然現象に「差別」とか「優性思想」と言う言葉を結びつけるのは、変ではないですか? うまく言えませんが、「差別」をする事を選んで、「差別」してるのではないですか?
>一般に「デマ」情報源と目される木下黄太ブログ
ええっ? そうなんですか? このブログがデマだっと思われてると言う事は、デマじゃない情報源ってどこなんですか? もしかして、まさか、海外から見ると信憑性が非常に低い、政府公式発表および日本の報道??
もちろん、海外の主流メディアは、政府の公式発表を報道してると思うので、ほとんどの人は、「フクシマ」の事はもう終結しつつあると思わされてると思います。 最近、主流メディアの情報はもう聞いてないので、はっきり知りませんが、周囲の人に「フクシマ」の事を聞かれて、現状を教えるとびっくりします。 しかし、所詮日本に住んでない彼らには他人事です。 一部の、クリス・バズビー教授やアーニー・ガンダーセンと言う、放射線の危険を知り尽くしている人達は、日本政府の公式発表が信じ難いほど現実とかけ離れてるのは、知ってます。