【土壌の汚染度合と住居空間のほこりの放射性物質】
土壌汚染については、僕がこれまで述べている通り東北、関東ならびに甲信越中部の特定地域までは、今回の福島第一原発由来の放射性物質が一定程度以上、飛散しているのは周知のことです。しかし、一般の住居内の環境においての汚染度合については全く確認されておりません。住宅の環境の中に、いったいセシウムはどの程度、今、存在するのか、検査会社の協力に基づいて、実験をおこないました。
ここで以下に示す実験です。
茨城県 千葉県 東京都 愛知県 においてある家庭の掃除機のごみパック内のごみについて汚染状況を確認しました、当然ごみパックのごみは非常に軽いため特定の下処理をした状態で計測をしたそうです。可能性としては処理の結果、放射性物質の数値は、実際よりも多少下がると考えられます。
結果は下記の通りになります。
土壌とほこりの放射性物質の存在状況
東京都 世田谷区南部
土壌 Cs-134 255.7Bq/kg Cs-137 290.2Bq/kg
家庭内ダスト Cs-134 36.83Bq/55.6g Cs-137 42.90Bq/55.6g 合算79.73Bq/55.6g Cs-134 662.57Bq/kg Cs-137 771.81Bq/kg
東京 多摩市
土壌 Cs-134 88.1Bq/kg Cs-137 122.3Bq/kg
家庭内ダスト Cs-134 19.7Bq/24.5g Cs-137 22.6Bq/24.5g 合算42.3Bq/24.5g Cs-134 808Bq/kg Cs-137 922Bq/kg
茨城県日立市
土壌 Cs-134 348.98Bq/kg Cs-137 401.37Bq/kg
家庭内ダスト Cs-134 22.516Bq/7g Cs-137 21.33Bq/7g 合算43.846Bq/7g
Cs-134 3216.58Bq/kg Cs-137 3048.16Bq/kg
千葉県八千代市
土壌 Cs-134 674.99Bq/kg Cs-137 912.73Bq/kg
家庭内ダスト Cs-134 11.7Bq/13g Cs-137 8.54Bq/13g 合算20.24Bq/13g
Cs-134 902.68Bq/kg Cs-137 657.27Bq/kg
愛知県刈谷市
土壌 Cs-134 不検出 Cs-137 不検出
家庭内ダスト Cs-134 不検出 Cs-137 不検出
NAIシンチレーション検出器を使用しています。
測定時のほこりのみのベクレル数とキログラム換算を実施させました。
掃除機はどのように使用するのかに大きく依存します、
当然住居空間と外部との境界においても使用されるものです。
加えて掃除機の集塵能力、加えて実際に測定したほこりが細かくいつから集塵されているのかはわかりませんが、3.11以降のこの状況で最近、集めたものです。
世田谷でも多摩市でも、住居の空間から普通にセシウムが発見されており、加えてそのセシウムは住居のどこにあるかわからないということです。食卓や、子供の寝るスペース,食卓にセシウムは普通に存在します。世田谷は南部の高級住宅街の木造一戸建て。多摩市はマンションの上の階です。どんなところにもセシウムは忍び寄ります。
今一度、あなたの人生で、なにが一番重要なのか考えてください。
セシウムを一定以上は、体内に取り込んで何が起きるのか?
おきてからでは、あなたの体は、もとには戻れないことを、よくよく考えてください。
しかも核種はγ線核種だけではありません。他にもα線、β線の核種もあるのですから。
身を守るのは自分自身の判断だけだと認識してください。
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力、僕にメールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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静岡県島田市はガレキを受け入れるそうです。開いた口がふさがりません。島田市は比較的汚染が低いのに、それを失うことになって行きます。島田市民や近隣住民は認識しているのでしょうか。
→島田市での緊急講演会を来週月曜の19日に要請されました。この問題に関心のある人はおいでください。場所時間調整しています。詳細はブログ、ツイッターで後でお伝えします。
兵庫県三田市も受け入れたい保守系議員がガレキ反対の請願を議会の委員会で否決しているようです。全国できちんと問題の所在を認識している自治体がある一方で、論外の自治体も一部にあります。あきれかえりますが、あきらめずに声を上げ続けましょう。
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参加費: 一人500円
※保育対応別途あります。お子様連れでのご参加もお待ちしております。
東京の老害・石原、大阪の橋下、佐賀の武雄市長もですが、勝手に一人で誰にも相談せずに金儲けに走るんですね~!!
まあ、職員や市民に相談すれば「絶対に反対!」なのが分かってるからでしょうけど。
エンドレスのモグラ叩きで、本当にストレスです!!
でも負けたら終わりですから、反対の声を上げ続けます。
~残念です。大阪は、関空を有効活用して、中国人を筆頭に、外国人に来てもらおうとしているのに。外国人の立場に立てば、少しでも被ばくのリスクのある大阪に来るとは・・・思えないのですが。あと、大阪のお隣・京都府の外国人観光の減少もありうるわけで(大阪を筆頭に、関西広域連合の京都も受け入れたら、そう考えるだけで、心が滅入ります)。
どの県が これ以上汚染が拡散されては困りますから。
掃除機の中の数値 凄く知れた事に感謝します。
私は、岐阜県住なのですが、毎日 部屋の中に放射能物質が有ると思い神経質過ぎる程、掃除や 帰宅後の子供には直ぐ服を脱がして洗濯する 少し神経質過ぎたかもしれません。
放射能がゼロになる事はないですし、瓦礫焼却しだしたら線量も高くなるので、気は抜けませんが。
検査結果は いろいろ参考や目安になるので有りがたいです。
府が受け入れ となっても
各市に批判・抗議のメールや電話が殺到したら 止めてもらえるかもしれません…武雄市のように。
科学的根拠に基づき 危険を訴えるメールを各市に出しましょう!
心ある議員さんなどにも応援して頂けるようなメールや電話を致しましょう!
大阪もJA大阪(農業など)や漁連の方々やの中には 危険・風評被害を考える方もいるはずです。
お子さんを持っている方々の集まっている所などでも 耳を傾けてくれる人はいはずです。
放射能なんて大阪では関係ないわと思っている市民が 大阪では多いと思います。
まさか知らない所で秘かにこういう事が進められているなんて 夢にも思っていない人がほとんどだと思います。
人口880万人のうち反対のメールや電話はまだ11000件くらいです。
TVも新聞も中立の立場で報道することは期待できません。
今のままでは 無視され黙殺されたまま 瓦礫処理が始まります!
瓦礫を移動・焼却・埋立・希釈してはいけない事を 大阪の人に理解してもらい・抗議してもらえるよう、
多くの人に拡散してましょう!
大阪に時間はありません!
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111214/CK2011121402000141.html
このままでは川勝平太 静岡県知事や桜井勝郎 島田市長の独裁により、本当に瓦礫受け入れが決まってしまいます。
桜井勝郎 島田市長は地元企業である「桜井資源」の出身で、これまでも市長就任後にごみ処理関連の癒着で提訴され、敗訴しています。
一度受け入れを許せば、その条件は必ず済し崩しになり、また他の自治体も許可せざるを得なくなります。
以下の窓口へ、がれき受け入れに反対の意思を示す電話・FAX・電子メールでの抗議のご協力を、どうかお願いします。
また、この書き込みをなるべく多くの場所に拡散してください。
これが最後の機会となります。
島田市に、静岡県に汚染を持ち込ませないでください。どうか、どうかご協力をお願いします。
静岡県庁企画広報部知事戦略局広報課県民のこえ室
静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2244 ファックス番号:054-221-2419
メール:koe@pref.shizuoka.lg.jp
島田市役所 〒427-8501 島田市中央町1-1
TEL 0547-37-5111(代) FAX 0547-37-8200
E-Mail shimada@city.shimada.shizuoka.jp
>2011-12-13 12:11:55
> 「お年寄りはTVだけが情報源」という意見をよく目にしますが、お年寄りって戦争の時政府やマスコミに不信感を持たなかったんですかね?不思議で仕方ありません。
その裏を読めれば、TVだけでも十分です。
インターネットがあったところで、
偏った安全だと主張するサイトばかり読んでいれば、結局のところ意味はありません。
危機感の持ち方、情報の受け取り方は人それぞれです。
私の周囲の戦争体験者は、原発事故直後から危機感と怒りをもって生活しています。たとえ、情報源がテレビと新聞のみであっても。
首都圏の人は、避難するまで、空気清浄機で部屋の中をキレイにして、頻繁にフィルターを交換するのがいいということです。
セシウムなどのベータ線核種、そしてウラン・プルトニウムなどのアルファ線核種が舞っているので、是非とも部屋の中では呼吸による内部被爆の量を減らしましょう。そして、準備が整い次第、さっさと避難しなければなりません。
瓦礫受け入れ反対と同時進行で 学校給食についても抗議して下さい。
こうしている間にも 日本中の子供たちは日々 学校給食で内部被曝の危険にさらされています。何故これを父母が黙認しているのか理解できません。
どこへ避難しても日本にいる限り 子供たちは給食を食べます。
1日も早く「給食4ベクレル基準」を、
近隣の学校に電話しましたが関係者でないことを理由に校長に取り次いでもらえませんでした。「関係者」である父母の皆さん 子供たちを守るために声をあげて下さい。
前項の仙台での講演で東北各県からの参加者が瓦礫拡散を希望していないことは、大きく励まされる事実であると同時に、ここでしかそのような情報にたどり着けない事にも不自然な行政の圧力を感じ怒りを感じます。被災地の市民はどのように感じているのか、声が聞こえてこないのは、誰かが意図的にそれをかき消しているから。
東北各県の皆様、被災地からも瓦礫拡散反対の声を自治体、国、被災地市民間に広げて下さい。
そもそも受け入れ要請なしでは、拡散自体成り立たないわけですから。被災地からの声が全く聞こえてこないのは、もちろんマスコミの犯罪的怠惰、愚鈍、腐敗の故ですが、被災県内で、危険なものは危険であるという事実としっかり向き合うように、国、自治体首長に対して意識の高い被災者が主導で働きかけることと、それをなんらかの形で全国に発信することが重要と感じます。
私も昨夜出せる限りの瓦礫受け入れ反対メールをだしました。
維新の会のH.Pに掲載されてある、メンバー議員個人のメールにも、科学的根拠に基づいた、(といっても付け焼き刃の知識ですが)データーを送りました。
今日の会議では絶対に受け入れ決議を許してはいけない覚悟で、朝から環境課や維新の会にどんどん電話するつもりです。
国際電話ですが、そんな事いってられません。
私も耳元で時限爆弾のタイマーの音がカチカチとするくらい、焦っています。
もちろん、大阪だけの問題ではありませんが、先ずここを死守しなくては日本全体の安全が崩れるのは時間の問題ですから。
今日も一日精一杯生きましょう!