「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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熊本市であす土曜午前に緊急ミーティング開催。さらに午後に御堂岡さんを偲んで食事会を開催予定。

2014-01-24 05:00:50 | 福島第一原発と放射能

 今回の状況を踏まえて、熊本で緊急ミーティングを開催します。あす土曜、午前九時半から十二時の日程で開催します。熊本市中心部、市電の花畑町至近の施設を予定しています。会場費を参加者で折半する以外には費用負担はありません。僕も参加致します。

 また、その後、正午過ぎから、近隣のカフェで食事をしながら、御堂岡さんのことを偲びたいと考えています。尚、正式な偲ぶ会は、後日開催予定です。これは、みなでその前にすこし話しておこうというものです。

 本日中に場所が確定次第、ブログの更新を速やかに行い、すぐにお伝えします。直接、おいで下さい。

また、通夜告別式はご遺族の意向で近親者のみで執り行うそうです。

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 御堂岡氏について、今度は、山口貴士弁護士が、僕のFacebookウォールに書き込んできていて、さらに失望しています。過去の御堂岡氏の所業について、そのよくない部分を拡散したいという目的の様です。

 勿論、御堂岡氏が問題がなかったとは思いません。僕も当初から、注意して付き合っていました。しかし、付き合っていけばよく分かるのですが、巷で言われている彼の悪評と、現実の彼はそのまま同じではありません。

 よくも悪くも御堂岡氏は不器用な人間とは感じていました。そういう彼は、過去に問題行動も問題発言も当然あっただろうと、僕も思います。ネットで言われていることの一定部分はそのままでしょうし、僕も当初から認識しています。但し、この三年間近くの彼はそうした事よりも、被曝で避難してきた母親たちの支援を一生懸命続けてきて、昔の彼とは、あきらかに違う側面を見せていて、多くの人がその彼に共感し、感謝している部分があったということです。それも事実ということです。

 人間はよい部分も、悪い部分もあります。その人間が殺人やレイプの様な取り返しがつかない犯罪者であれば死んでも許せないと、亡くなった時でも糾弾するのはまだしも理解できます。しかし、そこまででもない人間が死んだときに、その人間の死を僕が伝えているところに来て、弁護士の職にある人間が罵詈雑言をはじめます。そして、木下がおかしいとまで言い出しています。事務所の中の内輪話ではありません。公的な場での発言になります。ネットですから。しかも、わざわざ悼んでいる人たちの中でそれをやろうとします。

震災以後の木下さんの言動を見るに、バランス感覚を失しているのではないかと懸念します。」こう言います。

山口弁護士は、僕は昔から知っていましたし、電話番号も知っている関係です。3.11後も
何度か話したこともあります。しかし、彼は僕にこういう発言をこれまでしたことがありません。

 僕に言いたいことがあればふつうは、直接僕に伝えるべきです。そうせずに、御堂岡氏の死を伝える僕のウォールに来て、亡くなったばかりの御堂岡氏批判を書き連ね、更に僕がおかしいと言い出します。はっきり言いますが、少なくとも御堂岡氏がこの三年近く、避難者支援をしたことに感謝している人は多いし、そういう人が悼んでいる場所に来て、わざわざ亡くなったばかりの人の罵倒を弁護士という立場の人間がしているということです。

バランス感覚を喪失しているのは、木下でしょうか、それとも山口貴士弁護士でしょうか。

 それに、そこまで御堂岡氏が何か問題があるというなら、どうして彼の所在確定なども含めて、山口弁護士はその弁護士の業務として貫徹しなかったのでしょうか。御堂岡氏は本当に隠れていたわけでなく、この数年間何回となく、公的な場に出ています。はっきり言って、簡単に居場所は突き止められます。山口弁護士が業務としてやるべきことが出来ていなかったようにしか思えません。表に名前を普通に出して活動している彼を見つけられなかったのは、その弁護士の能力問題ではないのかと僕は単純に思います。

 それに僕は、御堂岡氏と人間関係があっても、知っている弁護士が、「木下さん、御堂岡に連絡をつけたい。連絡先を教えてくれ、お金を払わせたい」と言ってきたら、ふつうに対応して、連絡先も教えたし、御堂岡氏にも対応するように話したと思います。

 勿論、そんな話は一度もありません。

 僕はこういう書き込みを突然に山口弁護士がするのが、納得がいかないので、電話をするように求めました。しかし、かける必要が無いようなニュアンスの書き込みをして、かけてもきません。こういうやり方も非礼です。年長で、長年いろんなやりとりがあった僕は相当、怒っています。

 過去に御堂岡氏とトラブルに遭っている人たちは、其のことで彼を許せないのでしょう。その感情は理解できます。だから、それはその場所で勝手におやりになればよい。もう本人が死んだのだから、それしかきちんとした方法もありません。僕も彼の死を悼んでいる人たちも、3.11後の付き合いで、前の時点での彼の言動に何か責任を負う立場ではそもそもありません。

 そうであるのに、彼の死を悼んでいたり、亡くなった彼が悪く言われるのを怒っている人たちに対して、「なら払っていない金を肩代わりしろ」という放言までする関係者もいました。お金が支払われていないのは、御気の毒とは思いますが、その頃の御堂岡氏と関係もないし、御堂岡氏の遺族でもない人々が、なぜ借金の肩代わりをしないとならないのか、法的にも合理的にもありえません。

 僕には本当に理解できません。殺人もレイプもしていない御堂岡氏を、そこまで憎み続けるなら、山口弁護士たちは、彼が生きているうちに、もっと追い詰めるべきです。僕がもし、同じように感じていたのなら、もっと追いつめています。

 しかも山口弁護士は、御堂岡氏が反原発運動で評価されていたかもというニュアンスを記載していますが、御堂岡氏は反原発運動でなくて、被曝を回避する活動をして、避難者のサポートをしていました。これは同じ話ではありません。罵詈雑言を浴びせ続けるなら、相手が何をしていたのか、きちんと事実確認してから行うべきです。基本です。

 いいですか、そんな話を亡くなったばかり時にしても、御堂岡氏の助力が現実に役に立ったり、感謝している人たちは、何の話かもさっぱりわかりません。しかも、山口弁護士が普段相手しているカルト信者でもありません。だれも御堂岡氏に貢物なんてしていません。お金も渡していません。その人たちに、こんな話をしても通じないんです。伝えないとならないなら、それは伝え方があると言う事です。山口さん、そういうことを未だに学んでいないのは、あなたです。僕は呆れかえっています。

 彼方達が許せないと罵る御堂岡氏は、避難者の女性たちが泣きながら「どうやったら、御線香をあげられるのでしょうか」という御堂岡氏と同一人物なんです。人間が変わるところがあるということをあなた方が本質的に理解していないんです。

 誰も信仰してないです。宗教的要素もないし、お金も絡んでいない。そして現実の付き合いで感謝もしているんです。いきなりの罵詈雑言が通じる訳がないでしょう。

 それに、この何年か、御堂岡氏のことは彼方方の中で優先順位が低かった筈です。だから、放置していたんでしょう。それで死んだのなら、後の話はありませんよ。自分たちの場で、言うのが限界です。

弁護士として、非常識と思います。亡くなったばかりの人の話をしているところに、山形大学の教員に続いて今度は弁護士が、こんなことばかり書き連ねているんです。

僕は失望と呆れるばかりです。

そして、この言いがかりはなんなんだろうと思います。これはある意味、奇妙な現象。

今の日本のリアルな現実を、また見せつけられています。

更に絶望。

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