「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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地質学会の協力予定有無まで、勝手に嘘を喋り、マスコミ報道させている原子力学会学者の底知れぬ非常識。

2015-01-13 20:51:45 | 福島第一原発と放射能

木下黄太メールマガジン、最新49号の内容。 

【 通勤しながら僕とモバイル通信中の彼女が、リアルタイムで伝える、意識が
なくなり搬送される男性という東急田園都市線の車内 】
【 年末に首都圏の家族が脳卒中、同世代知人と知人親などの訃報が相次ぎ、帰
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【横浜市北部の幼稚園で、目の視力異常で園児の三分の二が再検査するという
異様事態 】

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この日本地質学会の、連絡メールをHPで確認して愕然としました。

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┴┬┴┬ 【geo-Flash】 日本地質学会メールマガジン ┬┴┬┴┬┴┬┴
┬┴┬┴┬┴┬  No.284 2015/1/12 ┬┴┬┴ <*)++<< ┴┬┴┬┴
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日本地質学会会員各位

平成27年1月8日付けの毎日新聞に,「日本原子力学会が原発の敷地内にある破砕帯などの断層について,原子炉建屋への影響などを評価する方法を策定する調査専門委員会を発足させたとの記事が掲載されました( http://mainichi.jp/select/news/20150108k0000m040131000c.html).その中に,「委員会には土木学会や地質学会,電力会社なども加わっている.」と書かれておりますが,地質学会は,原子力学会からは本件に係わるいかなる申し入れや要請を受けておらず,また同委員会に係わる本学会員からの報告等も皆無のところでした.

本学会からの問い合わせに対して,日本原子力学会は,上記の専門委員会の設置を発表した際多くの学会や団体が参加すると,誤解を招く資料を配布した不手際を認めました.9日夜の報道によれば( http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015010901002182.html),同専門委員会主査の奈良林直北海道大教授は「個人の意思に基づく活動で学会間の手続きは経ていなかった.誤解を招く表現を訂正し,速やかに学会としてウェブサイトに公表したい.」と釈明しているとのことです.

このような事態を受け,日本地質学会では常務理事(斎藤眞)名で日本原子力学会に対して,事実関係の公表とお詫びを至急公表するとともに,報道機関に対して訂正を依頼するよう申し入れを行いました.

以上,会員の皆様に周知いたします.

日本地質学会執行理事会

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原子力学会や原子力学者の大半がどういう人々で、あなたたちに、世間の信頼は本質的にはないことが、2011年からはっきりとしています。

恥知らずの集合体です。

彼らは短期間は反省をした振りをしていましたが、四年近く経過すると、こんなことを平然と行うのは尋常な感覚ではありません。

学者、特に学会を代表する立場でマスコミに働きかける際に、関連することで協力を得たい、他の学会について、その学会に承認を得ることなく、勝手に決まったかのごとく話すのは、社会常識的にありえないレベルの話です。

しかも地質学会は次のようにさらに述べています。

「地質学会は,原子力学会からは本件に係わるいかなる申し入れや要請を受けておらず,また同委員会に係わる本学会員からの報告等も皆無」

つまり実際に交渉中レベルでもなく、何にもなされていない状態にほぼ近いです。

こんな状況でマスコミリークというのは、正常な思考回路があれば、平気で嘘をついたとしか認識できない話です。

それにもかかわらず、原子力学会でこの委員会主査、奈良林直 北大教授は「個人の意思に基づく活動で学会間の手続きは経ていなかった」などと、誤魔化しトークを更に続けているみたいです。

原子力学会も、そうした「御用学者」も酷いのは分っていましたが、こんなことまで奴らは平然と嘘をつく人間達であることを、今一度、皆さんも確認しておいて欲しいと思います。

まあ奈良林氏は元東芝ですから、「御用学者」というよりも、原子力企業の意向を直接請けて動く人というのが、適切な肩書きかもしれません。

次のようなメンバーの講師に顔を連ねる人物のようです。かなり極端な政治的な立場があるとわかります。

http://www.global-leader.jp/lecturer/narabayashi/

また他のニュースではこういう発言もしていることがわかります。

「(当時、)『戦争は危ない』と言っていた人を"非国民"と呼び非難した。それが日本の社会だった。いま、『原子力は大事です。安全性を高めなければならないです』と言うと、"御用学者"だと非難される。私はいま、第二次世界大戦のときとまったく同じ状況ができてしまっていると思います」http://news.nicovideo.jp/watch/nw132052

なんというか、こういう発言を、北大で平然と2011年秋に発言する社会的感覚の持ち主のようです。この社会感覚はすさまじいと思います。

更にチェルノブイリに関しても、

「健康被害も環境被害も当初恐れられていたよりはるかに少なく」と平気で言う方のようです。

なんなんだこいつ。

ここまで滅茶苦茶な感覚が強い人が、他の学会のことについても平気で嘘を言い続けるのもよくわかる話ではありますが。。。

まあ、推進側の一定部分は尋常でないレベルまで、思い上がっているのだということになりますね。

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健康症状を中心としたご報告や何かのご相談もまずはメールでお知らせ下さい。まともなお話には、電話や通話アプリなどで、直接お話いたします。

また、僕は、去年の年末迄に日本テレビを正式に退社いたしました。

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

#60 核廃棄物は最終処分場を破壊する

放射線は岩塩を脆くする。
放射線は岩塩を脆くする。このことをグロニンゲン大学のヘンリー・デン・ハルトク教授は
証明している。ゴアレーベンで計画されているような岩塩の層の中に核廃棄物の最終処分
場を建設した際の結末は、壊滅的でありうる。それに対して、該当する監督官庁はこれまで
いかなる結論も出していない。
岩塩層はもう 1 つの理由からも最終処分場として不適正との議論がある――可塑性のあ
る岩塩層はいずれ貯蔵室を圧迫し、中の容器は破裂するとの指摘だ。圧力によって常に層
自体が上昇する。そして極度に水溶性でもある。加えてゴアレーベンの岩塩の中にも存在
するカーナライト(光ろ石)は早くも 300℃で溶けはじめる――最終処分場では十分に到達す
る温度である。





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