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福島で東京オリンピックの一部開催を主張し、除染で取り除いた汚染土を県外処分せよとする民主党の狂気。

2014-02-09 00:55:00 | 福島第一原発と放射能

 東京五輪の是非はともかくとして、民主党が、オリンピックの一部を福島で開催するように言いだしたそうです。

 現行の自民政権に関して問題があると主張する以上に、この福島第一原発事故に関しては、民主党にその一義的な責任があります。

 そうしたことをきちんと理解していれば、福島を助けることは、福島でオリンピックを開催する話ではありません。オリンピックを福島で開催しても、福島から放射能汚染が消える訳ではありません。

 自分たちが、事故時点の防御に関しての対応もでてきないし、放射性物質が拡散している状態の対処も特にできず、政権は相次いで崩壊しています。

 現在、圧倒的に自民党が強いというのは、日本人が違う選択肢としてその前に期待した民主党が、体制的で汚れたイメージの強かった自民党よりも、ほぼ何もできなかったことに起因しています。何もできず、マイナス作用が残ったからです。日本人は「結局自民党に戻るしかない」という消極的選択肢に戻った人々が圧倒的多数で、最近は勝ち馬に乗ることしか考えていないという性癖が強まっていて拍車をかけています。選挙の世界で、自民党が過剰に強くなった構図はここに原因があります。

さらに除染によって取り除いた汚染土を、福島県外に出せと、民主党は言い始めています。

 全ての汚染物質を何もかも取り除けて、政府がどこか1か所で集中管理できるなら、まだそういう妄想を考えることは理解できなくはありません。しかし、当たり前のことですが、いくら除染をしても、福島から放射性物質を10分の1でも取り除くことなど出来もしません。そんなことはありえません。

 そうすると、福島には放射能による汚染土が大量に残存しているのに、その汚染物の一部だけを県外に更に持ち出せというのは、最早、何の道理もありません。日本国土を平然と汚そうとする悪意と取られても致し方ありません。

 一応、国政の第二政党が、こうした狂った主張を平然としていることは、大変に怖ろしい話です。

 現行政権の問題点を指摘すべき立場にあるのに、あれだけ政治的に追い詰められても、逆にその自民のマイナス部分をさらに突き進むという言い草です。こうしたことを何も理解しない民主党には、僕は嫌悪感が一層募るばかりです。狂気の快進撃は、止めようもありません。

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