「木下さん、僕がこの話を懸念しているのは、大人のことはどうでもいいんですよ。
大人は、自分が決めたことだから、まだ、自分が責任を負えばよい。
でも、子どもは違いますよ。十分な情報がなくて、しかも選択肢のない子どもは、
親の責任で、何らかの症状が出たときにどう思うでしょうか。
僕は、心身的にいろんなことがあって、一時期は、親に対して、複雑な感情を抱き続けました。
その感覚があるから思うんですよ。
恨むと思いますよ。ものすごく。しかも、その数は半端な数ではない。尋常な数ではない。
日本の中の多くの子供たちが、いい加減な親の判断で、呪うことになる。
事は、首都圏全域なんですから。
これが、よいことなはずがないですよ。というか、こんなことになったら、国が立ち行かなくなる。
呪詛が根幹でよいはずがない。
だから、少しでも多くの人を逃がしたいんです。安全な場所に、まず子どもを逃がしたいんです。
妊娠できる、若い女性達にも、生まれてくる未来の子ども達のために、まず逃げて欲しいんです。
彼女達が、未来の子ども達から、呪いの言葉を吐きかけられないために。
そのために、僕は役目を果たすだけなんです。」
彼は、そう言いながら、僕の前でずっと泣き続けていました。
一昨日の名古屋での話です。
鹿児島の講演会は鹿児島市でなく、もっと不便な姶良市での開催にもかかわらず、110人を超える人たちが、鹿児島・熊本・宮崎から詰め掛ける状態でした。関東などの避難者受け入れネットワークの相談や鹿児島給食対策、瓦礫対応などで、場内が盛り上がる状態になりました。けさは、都城に行きます。
=================================================
「木下黄太 講演会 in 宮崎・都城 」
「放射能汚染とがれき問題を一緒に考えませんか?IN 静岡・伊豆の国市」 ============================================================= 【木下黄太 講演会 in 渋谷区幡ヶ谷】 -放射能汚染の現状と人体に対する影響 =========================================
放射能防御プロジェクト 木下黄太氏
秋田大学教育文化学部教授 村上東氏
1月26日(木)17時30分開場18時00分開演
~子どもと郷土を守るため~
1部 汚染の実態、給食や内部被曝について、がれき問題
2部 質疑応答
伊豆の国市韮山文化センター大ホール(時代劇場)
伊豆箱根鉄道韮山駅より徒歩5分 大駐車場完備200台
参加費500円 定員500名
※お子様連れの方は2階母子コーナー又はロビーをご利用になれます。
ご予約 save.shizuoka@gmail.com 又はfax 055-944-2010 モリタまで
お名前・参加人数・メールアドレスを明記のうえ上記までご連絡お願い致します。
日時 1月28日(土曜日)
開場 17時30分
開演 18時~20時(質疑応答含む。最大30分の延長を見込んでおります)
場所 渋谷区幡ヶ谷区民会館
参加費:500円
ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)お問い合わせはメールにてお願いします
nohili@infoseek.jp
【木下黄太講演会 in 大阪・茨木市】
放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。
日時:2月1日(水)開場18:00 講演会 18:30~20:30
場所:茨木市市民会館(ユーアイホール)1階 ドリームホール
JR茨木駅・阪急茨木駅より徒歩5分
地図はこちら http://www.ibabun.jp/sub/sub03.htm
参加費:500円(中学生以上) 子連れOK
定員:160名
申し込み:kinoshitatalk@gmail.com
主催:三田(個人)
=========================================
神奈川の小さな子供の居る兄弟や友人に避難を何ヶ月も伝えておりますが逆に関係が疎遠になってゆきます。一時期は自分自身を責めましたが自身の生活もあり疲労の限界です。
神奈川のお子さんを持つ知人の方々で避難をした方は一人として見当たらないのが現状です。日本人が理解できない。疲れました。木下さまのところに来て名古屋の男性のような方々があることを知るだけでも救いです。
もっと避難出来る母子も増えるでしょうに。
私は強引に避難する予定ですが
まだ何県が良いか検討中で、それより早く避難したい
ですが、来年高校受験があるから
何度も引っ越しは無理なので、長く住める
県をと・・・
今日の山陽新聞の一面記事に載ってます。
仕事がないと言われてますが、仕事を選ばなければいくらでもあります。(ブラック企業はダメですが)
過去(自分)にこだわって現在に留まるか、未来(子供)を見て動くかで変わります。
親たちの行動を糧に、子供たちはより良い国造りをしていきます。
何という国、親でしょうか。3月、4月はまだ情報も行き届いていなかったし東北だけの出来事と思っていても、仕方なかったかもしれません。でも10ヶ月たった今ではもう言い訳など通用しません。特にお金があるのに汚染地域から動かない人々。どうしても、どうしても、私は理解できません。
個人的にもそういう友人がいます。幼い子供2人と汚染地域に住んでいます。避難を促してもうるさがられるだけ。彼らの子供達への無責任さに腹が立ち、許せません。付き合う気持ちはもう失せてしまいましたが、子供達のことを考えると悲しい気持ちでいっぱいです。罪のない子供達に健康でいて欲しい気持ちは誰もが持っているはずです。
直ぐには福島は終息しません。受験より子供たちの遺伝子を守ることが優先します。
移住しても、防御を忘れてはいけません。特にJRの駅や物流の多い繁華街など、高線量になることが多いのです。
食材の選択肢も少ないのです。住居内も工夫しないと線量が上がります。引越しで最も放射性物質を持ち込むのは寝具です。移住で一過性に症状が収まっても、被曝は蓄積します。
「1/22 脱原発 浦安パレードは雨のため 2/18に延期します」
これは正しい判断です。この主催者の方は放射性物質の危険性をキチンと認識されているのだと思います。こういう活動は全面的に支持します。
「福島の18歳未満の医療費無料化困難」という野田発言に非難が集中していますが 実は これも正しい政策。
これは
「福島に住み続けるメリットはないんです。早く避難して下さい」
という政府からのメッセージだと思います。
つくづく悪魔は私たちの身の回りにいるといいうことを痛感します。「放射能の影響なんて大したことないよ」なんて笑顔で話す優しい主人や実家の家族。「避難するなんて考えすぎだよねー」なんて囁く仲良しママたち。彼らは優しさの仮面を被った悪魔に他ならない。このような悪魔との付き合いは一切遮断することが必要だと思った。たとえ身内であっても信じてはいけない。もちろん悪魔国政府など信じられない。信じられるのは木下さんかカレードスコープくらいのものだろう。
木下さん!これからの正しい情報をお願いします。心より頼りにしてます!!
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1434.html
NHKでの報道内容
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120121/t10015434451000.html
20年後(2005年)の症状と略歴です。
(チェルノブイリ子ども基金HPhttp://www.smn.co.jp/cherno/index.html
>2005年度奨学生のページhttp://www.smn.co.jp/cherno/news/59/06.htmlより転載)
転載はじめ----------------------------------------------------
C.オリガ 19歳(女)ゴメリ国立技術大学 甲状腺ガン。家族の健康状態は良い
H.ドミトリー 20歳(男)国立ゴメリ大学地理学部地理学科 甲状腺ガン。
健康状態は良くない(諸症状あり)。両親と姉と同居。 卒業後は自国のエコロジーと環境保護のために働きたい。
そのために子どもの頃から地理学科を目指して勉強した。けれど健康状態が良くないので学業困難。薬が必要。
C.ユーリヤ 19歳(女)ゴメリ技術学校鉄道科 甲状腺ガン。
手術後低体温症。4人家族、母、父は高血圧症。エコロジストになりたい
K.ナターリヤ 19歳(女)ベラルーシ国立医科大学ミンスク小児科学科 甲状腺ガン。
手術後の体力減退、甲状腺機能減退。4人家族、母は甲状腺機能減退。医者になりたい。
4歳のときから病気で苦しんだので、医者になって子どもたちが病気にならないようにしたい。
K.スヴェトラーナ 21歳(女)ブレスト国立工業大学経済学部4年 専門は会計学、分析、管理。甲状腺ガン。
放射生ヨウ素の治療、甲状腺機能減退。会計士になりたい。会計学は村経済にも必要。
チェルノブイリ原発事故被害者のためにこの専門分野で、無報酬で働いてもいい。
P.アンナ 19歳(女)バール国立大学2年、幼稚教育、応用心理学部。甲状腺ガン。
息子と夫(学生)がいる。心理学者教養と技能を身につけた専門家になって、社会に貢献したい。
G.エレーナ 女 ミンスク商業単科大学経済経営学科2001年卒、ミンスク経済経営大学4年。
甲状腺ガン。娘、夫がいる。州の専門家になりたい。人々と協力し、村の経済を発展させ、
チェルノブィリ原発事故で汚染された土地を再開発するためなら、家族とともに遠い土地へも行くつもりだ。
Y.ユーリヤ 18歳(女)ベラルーシ国立医科大学2年。甲状腺ガン。医者になりたい。
K.タチヤナ 19歳(女)教育専門学校4年生。妹、母親と同居。父親は失業者で一緒に住んでいない。
甲状腺腫。Lチロキシン服用。 専門学校を卒業したら、大学に進学したい。
勉強の文房具と食事代を稼ぐために夏に子どものキャンプで働いていた。
B・ルスラン 19歳(女)マネージメント大学の2年生。甲状腺ガン。
Lチロキシン服用。 妹、両親、祖父母と同居している。祖父も祖母も病気。
M・アレクサンドラ 21歳(女)ベラルーシ国立大学生物学部。甲状腺ガン。
Lチロキシン服用。合併症あり。不随意性機能障害症候群、慢性胃炎。
幼少時より18歳まで障がい児。 母、病気の弟と同居、父は離婚。
R・イワン 22歳(男)ベラルーシ国立工科大学4年生、技術教育専攻。甲状腺ガン。
放射性ヨード治療。Lチロキシン服用。幼少時より障害児。両親、兄と同居。両親とも病気あり。
G・オリガ 20歳(女)ベラルーシ国立大学初等教育学部4年生。甲状腺ガン。
放射性ヨード治療。Lチロキシン服用。2002年に無期限第3段階障害者と認定。
両親、妹と同居。妹は病気あり。母親は働いていない。父親は現在定職が無い。
E・ユーリヤ 19歳(女)ベラルーシ国立医科大学2年生。甲状腺ガン、副甲状腺切除。
Lチロキシン服用。常時カルシウム剤服用。放射性ヨード治療。第3段階障害者と認定。 母は看護婦、父は離婚。
【奨学金制度】2001年1月から開始した甲状腺手術後の青少年のための奨学金制度。
甲状腺手術後、重い病気を抱えながら、経済状況が厳しいため勉強の継続が困難な学生1人につき50ドルを支援しています。
転載おわり----------------------------------------
私見ですが、子どもが先天性異常を持って生まれ、入退院や手術を繰り返す場合、父も母も疲弊し、場合によってはお互いを責め合い、離婚します。
ですが責められるべきは、いま大人である私達全員です。