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「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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避難を躊躇しない僕の背後には、戦前の大阪・難波から徳島へ避難した我が家の歴史があります。

2012-01-04 23:56:46 | 福島第一原発と放射能

 避難ということにどうして僕が躊躇しないのかということです。これは、本当に危険が迫っている場合は、逃げるという選択肢が、ごく普通のことだと、昔から家庭で、なんとなく共通認識があったことが大きいと思います。これは、家庭教育という形で行われたことではなくて、家庭の中でなんとなく伝わっていたこと、ある意味、家族の中で共通理解と考えていることだろうとも思います。話は、戦前に遡ります。大阪での話です。

 当時、僕の家は、難波の高島屋の近くにあったらしく、そこの街中で、歯医者を営んでいました。祖父と祖母に、僕の父親が一人息子として、小学生のころはいたそうです。当時の難波や心斎橋周りと言うのは、現在以上に、日本の中心地として発達していて、祖父の歯科医院も羽振りがよかったと聞いています。ある意味、東京よりも活気のあった大阪。経済の中心地として、まわっていて、そのど真ん中で、歯科医師として活動することは、祖父の人生にとって大きな意味があっただろうと思います。

 祖父自身は、きわめて勤勉で腕のよい歯科医師でした。深夜まで彼が技工を自分でしているのを見て、とても僕にはまねができないなと、何回か思ったことがあります。仕事は手先の器用さもあって、丁寧で、しかも費用を多額取ることはしない、ある意味、町の歯科医師としてはたぶん最高レベルに近かったと思います。孫の僕も言うのも変ですが、その水準でした。

 しかしながら、一方では、遊び人で、かなりハイカラな人で、よく徳島で僕はお出かけにつきあったものですが、何でこの人は、この町に似合わない帽子をかぶり続けるのか不思議に思ったこともありました。難波あたりのおしゃれな歯科医という気分も持ち続けていた人だと思います。よく遊んでいて、その町の文化も遊びも享受していた人間が、それが、祖父でした。気の強い祖母はもっとだっただろうと思います。

 この人たちが、戦争で大空襲が都市部にくる一年前に、大阪から早々に逃げ去ってゆきます。これは、彼の師匠にあたる歯医者が「木下君、この戦争はどうもまずい。このままだと大阪にも空襲がある。僕は奈良の田舎に越すが、君も出たほうがよい。」と告げたからでした。師匠は、奈良移住を勧めたそうですが、僕の祖父は、祖母の意向もあって、祖母の田舎だった、徳島に移住することになります。麻植という、忌部ゆかりの地になります。

 この決断は、祖父にとっても、祖母にとっても、大阪の派手で、活気のある楽しい生活とその人脈をすべて捨て去る結果になりました。しかも、戦況の情報は当然、正確には伝わっていない時代背景です。大本営発表しかない。メディアも翼賛します。もちろん、ネットもありません。一部の事情通の間で、口伝で伝わるのが限界。ほとんどの人は、難波、心斎橋周りで、うまく営業していた祖父が、なぜ徳島に引き込むのか、理解しかねるという状況でした。もちろん、空襲が本当にくるのかどうか、事態を元々、わかっていた人々の中でも半信半疑です。それさえ、わからない多数の人々には、不可解な移住としか見えていなかったようです。

 しかし、一年後には、答えが出ています。全国各地が空襲を受け続け、あっという間に日本を焼け野原に。大阪も含めて、壊滅状態に追い込まれます。

 僕は地元の何人もの方から、子供のころから、今に至るまで、何回も祖父母に対しての感謝を聞かされます。「空襲でひどい目にあったときに、着の身着のままで逃げてきたときにたすけてもらった」と。僕から見たら、祖父母がたいした事をした感覚はないのですが、徳島に移住した後、空襲の被害をうけた、大阪の人たちに手を差し伸べて、何人かが移住したり、戻ってきたりしたそうです。この人たちは、祖父母の死後も何かの折に、必ずこの感謝を口にします。

 こういう歴史が僕の家にはあって、少なくとも、緊急の状況では、全部を捨てても避難する事は厭う事ではないという思考は、僕の根源にあると思います。今回の事態はまさにそういうことが、僕の中にあったがゆえに、ぐずぐす゛考えるよりも、結論がはっきりと僕にある状態だと思います。今までの、いろんなしがらみや縁故や金銭、社会的な立場も、大きな時代の流れでは、本質的な意味は持ちえません。僕には自明の事です。今回の放射能被害は、目に見えにくいし、認識しないだけで、空襲前の状態となんら変わりありません。もう間に合わない場所もありますし、なんとかなる場所もあるでしょう。それでも切迫している事態にはなんら変わりはありません。

 僕はまず大切な貴女に言いますが、この僕の想いをきちんと聞いてください。僕の家の歴史から、この時代の流れを受けた僕が深く深く考えると、君が、意味もなく、躊躇すれば、君が終わるだけです。僕はそれを望んでいません。君の根底に流れているものよりも、僕の根底に流れているものの方が、こういうときには、間違いのない決断をします。僕は、何としてでも君を助けたいとしか想っていません。空襲のような決定的な出来事が起きる前に、きみが何かの決断をしないとなんともならないのです。頼むから少しでも届いて欲しいと想います。

 ブログの読者の皆さんにお伝えしたいのは、僕には、逃げない人々の気持ちは、本質的には理解しないし、最終的にそういう判断を僕が肯定することはないということです。逃げることを悪いことのように言い募る者達や、今までのことにしがみつく人々と僕は決定的に異なるということです。その意味では、名前の字義通り、大陸的思考が強いと想います。日本好きの中国人よりも、僕のほうがずっと大陸的な感覚と言えると思います。それが僕なのです。

追記

 「僕の名前が偽名」「朝鮮人」などの虚偽情報をツイッターでする愚か者までいます。しかも、どうしようもない誹謗中傷ばかりします。僕は何回も書いていますが、きちんと話すなら、「名前、所属先、連絡先」を明記して、メールせよと話しています。こちらは身をさらしていますから、匿名に逃げ込む輩は相手にできません。しかし、皆無です。また、呆れます。ゲーム感覚の輩も多く、ばかばかしい限りです。ネットは人間のだめな部分をあからさまにします。それを見るのは、本当に空虚な作業です。空虚です。

 

【木下黄太 講演会 IN南紀白浜】

急遽決まりました。有名ホテルでの開催。紀伊半島南部の方は、こちらにおいでください。翌日、和歌山市内で講演会を開催しますが、前日の夜に南紀白浜で、小規模に開催します。

日時:1/6(金)の19時開演。開場18時半。

場所:「ホテルシーモア」和歌山県西牟婁郡白浜町1821。

参加費:五百円

予約:ayan19@i.softbank.jp に連絡を。お名前、人数、お子様の有無が必要情報なので送信してください。

メール送信できていれば、受付済みと理解してください。満員で断る際は、必ず返信します。

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【木下黄太 講演会 IN和歌山市】  

  福島第一原発事故後の今

 

日時:  1月7日(土)午後1時半~3時半(受付開始1時~)

場所:和歌山市男女共生推進センター  6階ホール

和歌山市小人町29番地(あいあいセンター内)
TEL  073-432-4704

 

 

 

 

http://www.city.wakayama.wakayama.jp/bunka-sisetu/danjo/index.html

◎会費:  1人500円(中学生以上)  お釣りのない様にお願いします。

◎定員:  153名

◎申込:  お問合せやご予約(1.お名前、2.住所、3.参加人数(お子さまを含む)、4.電話番号)はメールでお願いします。

wakayama1008children@gmail.com

◎主催:  和歌山避難者の会

*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。会場の隣に自由に出入り出来る子ども室があります。授乳、オムツ替え、お子さまの休憩や泣き止まない時にご利用下さい。
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「木下黄太 講演会 in奈良 」

 

 

日時:1月14日(土) 午後2時~4時(受付開始 午後1時30分~)

場所:奈良市音声(おんじょう)館 ホール

〒630-8335 奈良市鳴川町32-1
電話:0742-27-7700

近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅から徒歩20分

それぞれの駅から、バスもあります。

会場のすぐ近くに専用の無料大駐車場もあります。

詳しくは http://onjokan.city.nara.nara.jp/access.html

保育:保育施設はありませんが、授乳、おむつ替えなどのために、音声館内の和室を利用できます。

会費:一人500円(中学生以上)

申込:(1)参加者の氏名、(2)参加人数、(3)連絡先メールアドレス、

  (4)小さなお子様をお連れの方はその人数を書いて、

  (5)rpp.kinki@gmail.com までメールしてください。

   折り返し受け付け番号をご連絡します。

講演会定員:85人(会場の定員90人)

主催「奈良 こどもの未来をまもる会」「放射能防御プロジェクト近畿」

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「木下黄太 講演会 in富山」 

■日時:1月15日(日)

■開場12:30 開始13:00~15:00終了予定 

■定員:135名

■会費:1,000円(おつりのないようにお願いします)

■場所:富山駅前CIC 3F 学習室1
〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3
富山ステーションフロントCiC

■アクセス:
http://www.cicnavi.com/contents/access/index.html

■駐車場:富山市営桜町駐車場、JA駅前パーキング、富山市駅前桜町駐車場、マリエ富山駐車場などをご利用ください。

■託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。

■お申し込み:ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問合せはメールにてお願いします。savechildtoyama@yahoo.co.jp

■主催:放射能から子どもを守ろうin富山
http://ameblo.jp/savechildtoyama/
放射能から子供達を守る活動を中心に行う有志のお母さん達で立ち上げた団体です。

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「木下黄太  講演会 in石川・こまつ」

 放射能は今!~ 私たちができること、すべきこと

日  時 1月16日(月) 10~12時
場  所 こまつまちづくり交流センター
参加料 500円
❤託児室あります。(要予約)❤
放射能から子どもたちや、未来を守るために立上りました。
知っておきたい、放射能の本当のこと。
具体的な提案とすべきことをお伝えします。

主催 放射能を考える会 (特)こまつNPOセンター

 

 

こまつNPOセンター事務局

TEL 0761-25-1010

 komatsu.npocenter@iris.ocn.ne.jp

 

 

 

 

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 「木下黄太 講演会 in 鹿児島 」 
    放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。
   

■日時:  1月21日(土)午後6時半~8時半(受付開始 午後6時~)

■場所: 姶良市文化会館(カノンホール)の会議室

    〒899-5241 鹿児島県姶良市加治木町木田5348-185
    TEL 0995-62-6200

http://www12.synapse.ne.jp/kanonhall/gaiyou.html


■会費:  1人500円(中学生以上)  お釣りのない様にお願いします。

■定員:  150名程度

■申込:  お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
    ・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。

kagoshima21gareki@yahoo.co.jp

■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れで、ご協力頂けると助かります。)

※託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。
※当日、文化会館ではコンサートがあり駐車場で混雑すると考えられます。
 なるべく車は乗合でお願い致します。
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。

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「木下黄太 講演会 in 宮崎・都城 」 
    放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。


■日時:  1月22日(日)午前9時半~11時半(受付開始 午前9時~)

■場所: 都城市総合文化ホール 会議室 

    〒885-0024 宮崎県都城市北原町1106番地100
    TEL : 0986-23-7140

http://mj-hall.jp/access/index.html#accessmj

■会費:  1人500円(中学生以上)  お釣りのない様にお願いします。

■定員:  90名

■申込:  お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
    ・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。
       
miyazaki22gareki@gmail.com


*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。

■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れでご協力頂けると助かります。)
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。

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「木下黄太 講演会 in 秋田」

日時: 1月25日(水)
      午後6:00開場、午後6:30開演

場所: 秋田大学教育文化学部3号館 3-145教室(別名、60周年記念ホール)

以下の学内地図では、図書館⑱の下、3号館③の左部分一階にあたります。
駐車場が限られており、なるべく秋田駅から徒歩あるいはバスをご利用くだ
さい。自動車の場合、正門から入り、踏切のような検問で守衛室に電話をか
けて指示に従ってください。

http://www.akita-u.ac.jp/honbu/info/in_map.html

資料代: 500円(高校生以下無料)、釣銭のないようにお願いします
参加申し込み: 以下のホームページで行います:

http://akitacity.web.fc2.com/lecture.html

問合せ: 090-6709-9255(かがや)
定員: 250名
主催: 放射能を拡散させない市民の会(秋田県中央)

託児班はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です




 


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54 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N)
2012-01-05 05:52:06
これだけ大きく時代が動いている時に、避難の時を見極める事が出来るかどうか、多くの人に今の時を逃さないで欲しいと思います。
普段は海外に住んでいますが、去年の9月から10月にかけて、西日本に1ヶ月いました。敏感な体質の為か、日本にいる時になった生理の量は驚くほど大量になり、(普段はごく少量す)疲れ目、舌のシビレを感じました。もちろん体調が悪かっただけとも言えますが、この症状は、こちらに帰ってしばらくすると無くなりました。
避難できる時間がもう切れかかっている気がします。急いで下さい。
返信する
Unknown (A子)
2012-01-05 07:46:53
震災前から欧州に在住しています。
毎年楽しみにしている一時帰国、今回はやめました。
しかし、まわりの日本人は普通に一時帰国して
日本で外食やおせちを、ディズニーランドなどお出かけを、満喫されているようです・・・。
そして、日本に住んでいる友人たちも、誰一人、
本当に誰ひとりとして
汚染やガレキ処分、さらにはTPPなどの問題に関して
全く関心がありません。
そして特に体調が悪い、という話も今のところ聞きません。
もちろん電話で話したとかじゃなくメールだけなので
そういうことまで書かないのかもしれませんが
多分、今までと同様、普通に暮らしているようです。「何も変わってないよ」とはよく聞きます。
避難して、できるだけ被ばくを抑えようとしている人がいる横で
全く無関心な人も多い・・・この温度差が本当に理解できません。
木下さん同様、毎日どうしてなんだろうか、と考え込んでしまっています。
私の友人たちはアラフォーで恋人さえおらず結婚なんて夢の夢、みたいな子が多いのですが
そういう子にとっては、いずれガンや病気で死んでいくのだから
もう結婚もしてないし子供も無理そうだから今の状態でいた方がまだまし、田舎に避難して仕事もなくお金もなくショッピングも楽しめない、
そんな中で数年寿命が延びたくらいたいして嬉しくもない・・・
そんな胸中なのでしょうか・・・。
としか思えません。
一応、私の持っている情報を教え、気を付けてね、とは伝えますが
それ以上反応してこないので、たぶん、説得は無理ですね。
みんな賢い人たちなのに、本当に意外です。
本当に理解できない・・・
そして、ガレキ受け入れ、もぐら叩き状態ですね、
叩いてはまた別のとこが表明し、叩いても叩いてもあっちこっちで・・・
あまりにも、日本在住の人、こちらにいる日本人が
無関心なので、もしかしてこんなに過剰に反応している私達って、おかしい?とさえ思ってしまいます。
日本に住んでる人たちが自分たちの国を守らなくてどうするの??
あなたたちがのほほ~んとしてるお陰で私は自国にも帰れないのよ!・・・と、逆切れしたい気分です。
なんだか最近やりきれない感じです・・
すみません、ぼやきです。
返信する
Unknown ()
2012-01-05 07:49:19
木下さん本当にいつもありがとうございます。
返信する
とりあえずの一歩です。 (あさがお咲いた)
2012-01-05 08:16:58
東葛に住んでいる、幼稚園児の男の子の母です。震災後3か月は母子避難をしていましたが、主人と話し合い、今は東葛に戻っています。その後も主人と話し合いをし、とりあえず東葛を離れ、新年度に汚染の少ない埼玉に引越しすることになりました。価値観の違う主人との、何回にも渡る話し合いの結果です。家族が一緒にいて、できる限りの選択です。周りにはご家族との意見が合わず、苦しんでいるお友達がたくさんいます。辛いです。
返信する
立腹の理由 (まつたけ)
2012-01-05 08:51:03
原発の発表以来、私は自分が何故ここまで腹を立てているのかその理由を模索していました。

中学生の頃、歴史の授業で自分のルーツがいわゆる源平藤橘にないオリジンで極めて珍しく、今は戸籍に載る子孫も少数になっているのを知りました。(女系では夫の名前に隠れて続くでしょうが)

幸い西日本在住なので、福島の人たちを受け入れて地域活性化だと思っていました。
商店街ではシャッターが降りてそのままな店がたくさんあったので、来たら福島ラーメンで日本再生だなとも思いました。

しかし政府も東北~関東圏も動かない。

オマケに放射線汚染物を日本全国にばらまく。

竹田さんが本で言っていました。

「敗戦した日本はGHQによって天皇家を滅ぼすために100年かけた罠をしかけられている。
昭和天皇は財政赤字のために多くの宮家を解体し、男系のため、今は次代を継ぐ継承者が悠仁親王のみとなった。」

このインタビュー(?)で竹田さんは「神話を語らない国は必ず滅んでいる」と言いました。

GHQによって神話を調べる事をタブーとされたため、神話に触れる日本人はいないとの事です。

実際、世界最古と謳われたエチオピアはつい数十年前に滅んでいます。

天皇家や歴史を見て、批判したいならすればいい、面白くレポートにまとめたいならすればいい、「天皇家の祖先とサメ娘の間にできた子供ってよく考えたら半魚人?」と笑い混じりで突っ込んでもいい。

しかし、日本が他の国にないオリジナルのルーツがある事(最大のものが「天皇家は名字を持たない」事ですね。名字そのものがない時代から続いていたからです。世界遺産レベルらしいです。次に古いデンマークは比較的新しいため名字があります。)を理解した上で判断すべきです。

そう考えたら、日本は日本史を知らない腐れ政治屋によって滅亡への道を歩み続けているような気がしました。

悠仁親王殿下をはじめとする東日本の子供たちを守らないと、次代に伝える存在や守るべき文化が無くなります。

次代を消してまで、今の日本に何か優先するべき物はあるんでしょうか?

日本人としての誇りを持つのは悪い事ではありません。
放射線は敵わない相手なので、立ち向かうのも漫然と浴びるのも愚かです。
逃げるが勝ちです。

しんがりを務めたいならそれで構いませんが、子供たちは次代に必要な存在です。

そう思うと腹立たしいです。
返信する
理解しないでいてください (ぐるぐるまき)
2012-01-05 09:36:55

 木下さんのご家庭の歴史的背景を読んで、深く納得するところがありました。お仕事でも遊びでも家族の交流でも、生きることを深く味わっていらしたからこそ、非常時にはいちはやく避難し、次の暮らしをつくることができたのだろうと、勝手ながら思いました。

  ずっと、避難しないことを理解しない、その姿勢でいてほしいと思います。避難していない、その予定ができない私が言うのはおかしいですが。「お母さんが言うのはおおげさ」といくらデータを見せても言う子どもたちに、食材水マスクなどできる限りの対策をし、するように(言い過ぎると反抗してかえってしなくなるので)頃合いを見ながら言い、あとは「わが子たちは必ずや生き延びてくれる」と信じるしか今はありません。そして、「2~3年後には必ず移住する」という意思だけは自分の中に持ち続けています。
返信する
Unknown (Unknown)
2012-01-05 09:40:51
私はスピリチュアルが大好きなのですが、あるその世界で有名な人が、
心が穏やかなら放射能の被害は受けない。
海外が過剰反応している。
と言っていたのを聞いて悲しくなりました。国や自治体は最善をつくしているような発言でした。今までなら、確かに心が免疫に深くかかわっていることを信じていました。もちろん、それは変わらないです。
ですが、動物や子供にスピリチュアルなら病気にならないなんて話すことはできないし、きっと赤ちゃんだって無垢です。心と体は一体です。心だけで、放射能をどれだけ取り込んでも大丈夫とは思えません。もう二度とこの方の話を聞くことはないと思います。
この地球に散々、汚染物質をばら撒いて、笑っていたら大丈夫なんてうんざりです。
今こそ私たちが気付きの時だと思います。
汚染の事実を知ることから、そしてこれ以上利権を追求して命を奪うことを優先してはならない。子供たちを守りたい。
返信する
LYNN THE ONE NOTE WOMAN (リン)
2012-01-05 09:44:17
…正月早々年賀状の仕分けをしながらの我が家の会話…

私:ちょっと!広尾のA先生(医者)もまだ逃げてないわよ。お嬢さんふたりともまだ小さかったわよね。放射能書類A先生のとこにも送ろうかしら。でも“釈迦に説法”になっちゃうわよね。

夫:医者だからかえって逃げ辛いってこともあるだろ?地域に根差した自営業なんだから。

娘(11歳):ママ!今更書類送るとか無駄無駄!もう10カ月でしょ?逃げる気のある人はとっくに逃げてるって!

‥それをいっちゃ~おしまいよ(寅さん風に)。
というわけで、A先生にはこちらの投稿者さんのご意見を参考に「ウチはこうしました」という程度に留めつつも、ママ友、P関係、地域の議員さんに年初のシンバルを一発鳴らしたいと存じます。

ただし笑顔は忘れずに…。
返信する
お疲れ様です。 (山田)
2012-01-05 10:04:47
ネットでの批判、本当に厳しいものだと思います。
実名を出して非難を勧める勇気は本当に頭の下がる思いです。
友人にさえ勧める事は本当に難しく、ほのめかしたりFacebookでこちらのブログをアップしてみたり。
家族にはしっかりと伝える事は出来たのですがやはり考え方の違いや感覚の違いを痛烈に感じる機会となってしまいました。
避難をされない方は情報が多すぎたり、少なすぎたりした結果のようにも思いますし、または危機を感じる機能が鈍っているように思います。
命を守る事以上に守るものが明白ならば仕方ないとも思うのですが、なんとなく大丈夫だろうと考えているように見えてしまうのです。
本音としては『どうでもいいから早く逃げて!』なのですが宗教に取り付かれたような人を見る目で見られているようです。
原発事故があった時点から日本にいる事さえ厳しいのではないかと色々情報を探ってきました。
木下さんの活動に本当に感謝します。


返信する
対組織に個人では太刀打ち出来ない (大我に生きる事)
2012-01-05 10:15:20
木下黄太さま

いつもブログを拝見しておりますが、放射能問題と瓦礫移動問題は、日本の一大危機だと実感しております。

そして思うのですが、個人的に行政に物申す行為は、限界があるような気がしてなりません。
私は地方の田舎に住む者ですが、数年前に近所のある認知症気味の方の件で、行政の対応がいい加減であるという旨の抗議をしましたが、門前払いをされました。
その時に思ったのですが、大きな都市には市民団体のような行政に物申す組織があるようですが、田舎にはそういうシステムがないです。
私は自分の個人力を最大限駆使して、関係する施設や関係者に相談や報告などの調整をしました。
それはもしかすると本来、行政のやるべき事なのですが、みるに見かねて個人でお節介をしました。
そして私は行政に対して言いました。

『あなた方、行政が本来やるべき事を私が全部やりました!!!あなたたちはいったい何を見て何をやっているのですか!!』と

でも何の回答も言葉もなく、自分達の対応悪さという事実の隠蔽はしっかりとしていたにはあっけにとられましたが。

行政はけっこういい加減な対応をしても、けして謝ったりはしないものと実感しました。
その件以来、行政に対しては不信感を持っていて、今回の放射能の件も行政の発表する空間線量の値の″国目線″の対応その他が、いい加減な仕事の延長にしか思えてなりません。
私は田舎に住んでいても、農業とか商売はしていないので、今回の価値観の変化“180ド”に対する一般市民や行政、企業の″無言の抵抗″はやっぱり理解できないです。

人間の命より経済優先の間違った考え方が、自分の将来や未来、子々孫々まで破壊するのがどうして分からないのでしょうか。

田舎にも、行政に物申す市民レベルの団体が欲しい!!

以上、
大変個人的な意見を、この場をお借りして発言させていただいた事に感謝いたします。


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