いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない
友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に傘を買っておく必要がある・・・
こんな詩で始まる<サヨナライツカ>の映画。
”愛されるコト”が全てと思っていた女性が、
運命的な出会いを経て”愛するコト”が本当の愛だと気付くラブストーリー。
物語は“愛されたい”と願う沓子(中山美穂)が、
好青年・豊(西島秀俊)をポジティブに愛するようになる様子を
克明に描いていきます。。。
『私の頭の中の消しゴム』イ・ジェハン監督(韓国人)がメガホンを取り、
監督から熱烈なラブコールを受けた中山美穂が、
『東京日和』以来12年ぶりの映画主演作で熱演。。。
原作は中山の夫・辻仁成。
そんなコトも気になる点だったのですが、
私が一番この映画が気になったのは・・・
130年以上の歴史を持つザ オリエンタル バンコクが撮影を
全面的に許可したコト。
(現マンダリン オリエンタル バンコク。
全面的許可は”初”のコトです^^v。芸術的でした~~~。。。)
また、撮影の70%はタイで行われたり、
タイ語が散らばっている点もみゅうみゅう好みでした。。。
現場では、日本語・韓国語・タイ語・英語が飛び交ってた、とのコト。
コミュニケーションが、とても大変だったと、
タイの政府観光庁が発行している『ムアンタイ』とゆ~新聞でも話されていました。
バンコクで始まった恋が東京、ニューヨークへと場所を移し、
25年の時を超えて愛へと変わる過程が、とても切なかったです。
人間として生きていく中で、避けられない別れ。
そして、人生の選択や岐路。。
若い頃の別れや選択が、本当に正しかったのか?
そんな問いかけが、見てる側にも”ぐぐっ”と迫ってきます。。。
愛の形や人生の選択について考えさせられる、
切ない大人のラブストーリーです^^。
賛否両論ありますが・・・みゅうみゅうは好きだったな~~~^^。
ひとつ。。。
全体的には、日本語なのに、日本っぽくない、韓国映画の”のり”。
カメラワークも慣れない動きをするので、
考えずに”感じる”のが、この映画を楽しむコツでしょうか???
普通の日本映画を楽しむのりだと、失敗します・・・。
それと恋心を忘れてない、ある年月を経てきた人じゃないと難しいかも???
<サヨナライツカ>
オフィシャルサイト → http://sayo-itsu.com/
YouTube → http://www.youtube.com/watch?v=zViwacdHQhM
→ http://www.youtube.com/watch?v=ALrFqEZbhmc
下のhttp://は、映画の主題歌・中島美嘉の「Always」です。
とにかく泣ける良い歌です。。。
切なくて、誰かに逢いたくなる、そんな曲。開けて聴いてみてください。。。
→ http://www.youtube.com/watch?v=2Dm6lsR7W5E
あらすじ。。。
1975年、タイ・バンコク。
航空会社のエリートビジネスマン豊は、
婚約者の光子(石田ゆり子)を東京に残し、バンコク支社に赴任。
ある日、艶やかな美女・沓子と出会う。
いかにもセレブ、きついメイクの沓子の女王様然とした態度の沓子。
ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子は、
自由奔放に“愛される”コトだけを求めてきた女性。
瞬く間に恋に落ちたのは豊の方でした。
激しい恋・・・。
オリエンタルホテルの“サマーセットモームスイート”で、
熱くお互いを求め合う姿はエロティックというより実に情熱的。
そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。
結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが・・・。
“愛し続けるコト”を決意した沓子。
25年後のバンコクで運命の再会をする・・・。
永遠の幸福なんてないように永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて
いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる
結婚という契約と、不倫という純愛を両方、認めるのが日本文学でしょう。
不倫は心中により完結するのが一番美しい形。
愛するのも、愛されるのもいいですねぇ~~!
でも友人に言われた事があります・・
恋愛は脳の錯覚だと・・・確かに~そうかもしれませんが・・・ねぇ~・・・
一気に現実に戻ってしまいました・・・
今頃に渡辺文学など読んだり… 遅過ぎ・・・
男性と女性目線で意見が分かれる
映画かなと感じました。
男性視点では、身勝手な男に
見えてしまった…
女性目線では、切ない恋と捉えることが
できるのだろうでしょうか、疑問です。
石田ゆり子が演じた貞操な妻に
同情したいです。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
昔からの流れに、タイと日本の1970年代が交錯して・・・。
私的には、好きな展開でした。。。
恋愛は脳の錯覚。
そうかもしれませんね~~~^^;。
でも、脳内モルフィネ(?)が飛び交うあの感じ。。。
いいと思いませんか~~~???
本でもドラマの俳優でも、
きゅんと切なくなるあの感覚、いいですよね^^
この映画は、賛否両論ありますが、
純文学そのまま~~な感じで、素敵でしたよ。
韓国人が描く、日本の純文学。
韓国ドラマの雰囲気もちょっと入ってます^^v。
コメント&TBありがとうございます^^
遊びに来てくれて嬉しいです。
遊びに来てくれて嬉しかったです。
そうですね~~~^^:
女側から見ても”ずるい男”ですよ。
でも、そこが日本的とゆ~か。
私的には”アリ”な映画でした。
TBありがとうございました☆
サヨナライツカ、切ない作品でしたね。
大人の恋愛。だけに、センタロウにはちょっと難しい(理解できない?)部分もありましたが^^;
よかったらまた遊びにいらしてください♪
ありがとうございます。
25年後の演技に不満が少しありますが・・・
全体的には好きな映画でした^^
純文学の古き良き日本を感じさせられました。