美味-BIMI-

♪美味しいもの・旅・国際交流・家庭菜園が大好きなmyu-myuの毎日♪♪外国人専用GuestHouseも手伝っています♪

映画<サヨナライツカ>

2010年02月26日 | TV・映画・観劇・観戦<2006~2010年>

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない

孤独はもっとも裏切ることのない

友人の一人だと思うほうがよい

愛に怯える前に傘を買っておく必要がある・・・

 

こんな詩で始まる<サヨナライツカ>の映画

”愛されるコト”が全てと思っていた女性が、

運命的な出会いを経て”愛するコト”が本当の愛だと気付くラブストーリー。

物語は“愛されたい”と願う沓子(中山美穂)が、

好青年・豊(西島秀俊)をポジティブに愛するようになる様子を

克明に描いていきます。。。

 

 

『私の頭の中の消しゴム』イ・ジェハン監督(韓国人)がメガホンを取り、

監督から熱烈なラブコールを受けた中山美穂が、

『東京日和』以来12年ぶりの映画主演作で熱演。。。

原作は中山の夫・辻仁成。

そんなコトも気になる点だったのですが、

私が一番この映画が気になったのは・・・

130年以上の歴史を持つザ オリエンタル バンコクが撮影を

                             全面的に許可したコト。

(現マンダリン オリエンタル バンコク。

  全面的許可は”初”のコトです^^v。芸術的でした~~~。。。)

また、撮影の70%はタイで行われたり、

タイ語が散らばっている点もみゅうみゅう好みでした。。。

現場では、日本語・韓国語・タイ語・英語が飛び交ってた、とのコト。

コミュニケーションが、とても大変だったと、

タイの政府観光庁が発行している『ムアンタイ』とゆ~新聞でも話されていました。

 

 

バンコクで始まった恋が東京、ニューヨークへと場所を移し、

25年の時を超えて愛へと変わる過程が、とても切なかったです。

人間として生きていく中で、避けられない別れ。

そして、人生の選択や岐路。。

若い頃の別れや選択が、本当に正しかったのか?

そんな問いかけが、見てる側にも”ぐぐっ”と迫ってきます。。。

愛の形や人生の選択について考えさせられる、

切ない大人のラブストーリーです^^。

賛否両論ありますが・・・みゅうみゅうは好きだったな~~~^^。

 

ひとつ。。。

全体的には、日本語なのに、日本っぽくない、韓国映画の”のり”。

カメラワークも慣れない動きをするので、

考えずに”感じる”のが、この映画を楽しむコツでしょうか???

普通の日本映画を楽しむのりだと、失敗します・・・。

それと恋心を忘れてない、ある年月を経てきた人じゃないと難しいかも???

 

 

 

<サヨナライツカ>

  オフィシャルサイト → http://sayo-itsu.com/

  YouTube → http://www.youtube.com/watch?v=zViwacdHQhM

          →  http://www.youtube.com/watch?v=ALrFqEZbhmc

下のhttp://は、映画の主題歌・中島美嘉の「Always」です。

とにかく泣ける良い歌です。。。

切なくて、誰かに逢いたくなる、そんな曲。開けて聴いてみてください。。。

         → http://www.youtube.com/watch?v=2Dm6lsR7W5E

 

 

あらすじ。。。

1975年、タイ・バンコク。

航空会社のエリートビジネスマン豊は、

婚約者の光子(石田ゆり子)を東京に残し、バンコク支社に赴任。

ある日、艶やかな美女・沓子と出会う。

いかにもセレブ、きついメイクの沓子の女王様然とした態度の沓子。

ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子は、

自由奔放に“愛される”コトだけを求めてきた女性。

瞬く間に恋に落ちたのは豊の方でした。

激しい恋・・・。

オリエンタルホテルの“サマーセットモームスイート”で、

熱くお互いを求め合う姿はエロティックというより実に情熱的。

そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。

結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが・・・。

“愛し続けるコト”を決意した沓子。

25年後のバンコクで運命の再会をする・・・。

 

永遠の幸福なんてないように永遠の不幸もない

いつかサヨナラがやってきて

いつかコンニチワがやってくる

人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと

愛したことを思い出すヒトとにわかれる

 

   


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上海名物・焼小龍包<永祥生... | トップ | 台湾2009 vol.12 台湾カキ... »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本文学みたいですね! (よしえ)
2010-02-26 17:01:22
すごく日本的な映画ですね。

結婚という契約と、不倫という純愛を両方、認めるのが日本文学でしょう。
不倫は心中により完結するのが一番美しい形。

愛するのも、愛されるのもいいですねぇ~~!

でも友人に言われた事があります・・
恋愛は脳の錯覚だと・・・確かに~そうかもしれませんが・・・ねぇ~・・・

一気に現実に戻ってしまいました・・・
映画を観たいです。 (mount)
2010-02-26 23:44:40
リンクでこのように主題歌を聞かせて頂いたり!! テレビ放送されているのでしょうか?失恋がこわくて… 恋愛を避けた青春時代
 今頃に渡辺文学など読んだり… 遅過ぎ・・・
Unknown (ラジオ映画館)
2010-02-27 05:15:02
TBどうもありがとうございました。
TBありがとうございました (シムウナ)
2010-02-28 12:08:22
TB有難うございました。
男性と女性目線で意見が分かれる
映画かなと感じました。
男性視点では、身勝手な男に
見えてしまった…
女性目線では、切ない恋と捉えることが
できるのだろうでしょうか、疑問です。
石田ゆり子が演じた貞操な妻に
同情したいです。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
はい^^ (みゅうみゅう)
2010-03-01 11:35:41
よしえさん→日本の純文学~~って感じです。
  昔からの流れに、タイと日本の1970年代が交錯して・・・。
  私的には、好きな展開でした。。。
  恋愛は脳の錯覚。
  そうかもしれませんね~~~^^;。
  でも、脳内モルフィネ(?)が飛び交うあの感じ。。。
  いいと思いませんか~~~???
  
遅くはありません^^ (みゅうみゅう)
2010-03-01 11:38:42
mountさん→恋の感情に遅いはありません~~^^
  本でもドラマの俳優でも、
  きゅんと切なくなるあの感覚、いいですよね^^
  この映画は、賛否両論ありますが、
  純文学そのまま~~な感じで、素敵でしたよ。
  韓国人が描く、日本の純文学。
  韓国ドラマの雰囲気もちょっと入ってます^^v。
  
ありがとうございます^^ (みゅうみゅう)
2010-03-01 11:39:58
ラジオ映画館さん→はじめまして!
  コメント&TBありがとうございます^^
  遊びに来てくれて嬉しいです。
そうですね^^ (みゅうみゅう)
2010-03-01 11:42:10
シムウナさん→コメントありがとうございます^^
  遊びに来てくれて嬉しかったです。
  そうですね~~~^^: 
  女側から見ても”ずるい男”ですよ。
  でも、そこが日本的とゆ~か。
  私的には”アリ”な映画でした。
   
  
こんにちわ♪ (センタロウ)
2010-03-02 06:20:57
お邪魔します^^
TBありがとうございました☆

サヨナライツカ、切ない作品でしたね。
大人の恋愛。だけに、センタロウにはちょっと難しい(理解できない?)部分もありましたが^^;

よかったらまた遊びにいらしてください♪

コメントありがとうございます^^ (みゅうみゅう)
2010-03-02 23:10:42
センタロウさん→遊びに来てくれて嬉しいです。
  ありがとうございます。
  25年後の演技に不満が少しありますが・・・
  全体的には好きな映画でした^^
  純文学の古き良き日本を感じさせられました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

TV・映画・観劇・観戦<2006~2010年>」カテゴリの最新記事