未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

研ぐ

2015-07-27 21:27:37 | 雑感
県大会のお知らせを配布。期限は今月22日迄です。

思うに才能・センスというものは持っているだけでは何の意味もありません。卵のようなものでしょうか。

センス豊かな子は間々居ます。しかしそれは研き辛く、研き損ねると自身の心を慢心で覆います。例えば「自分はこのクラスで一番強い」なんて狭い価値観で満足し始めたり。卵が遂に孵化せず終わる人も多く居ますね。

才能があることとそれで自立出来るということはイコールではありません。

私は試合志向ではありませんが、才能やセンスを研く為に大会へ臨むのは必要なのかなと思います。才能を研くのは才能。試合では才能とぶつかり合える率が格段に上がります。

当然負けることもあるでしょうがそこで腐るか奮起するかは本人次第。しかし今の若手で活躍している選手の中でも幼少期から勝ち続けてきた人は殆ど居ないのでは。

戦わなければ負けることもありませんが、負けるからイヤだと言っていては心の修養になりません。クラスでも学校でもない「県」という一つの大きな壁に一度挑戦してみるのも面白いでしょう。思えば兵庫県という大きな県に居ること自体チャンスに恵まれていますよね。

学業でも考え方でも何でも自分を研いてくれる人に出会うというのは人生の中でもかなり上位に位置する大事な事柄だと私は思います。自分研き、なんて近年言われますが自分を研くのは自分ではないのです。



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