未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

甲山キノコ探し

2019-05-04 22:35:50 | 山登り
GW中に一回はキノコ探しに付き合う予定だったのですがどうも山をがっつり探し回る気力が湧いてこないもので近場でどうにかならんかいなとテキトーーに甲山のことを調べていると水捌けが悪く湿原も幾つかある山だと初めて知りました。これはいつもスルーしていた森林公園大活躍じゃないのか?という事で散策することに。


前夜にシチューを仕込んで準備万端。

だいぶ晴れて暑く地面も乾いてて中々見つかりません。
見つけたいのはハタケシメジなんだとか。

ヒトクチタケが一個見つかったぐらいであとはお馴染みカワラタケやカイガラタケ、サルノコシカケの類。
貴様らには飽き飽きだ。

暫く進んでいると
この辺から地面が湿りはじめてきました。水溜りもチラホラ。秋は期待できるなあ。

伐採された木を狙って探す事に。


早速ハナビラタケを発見。こいつは美味。

が、すぐそばに猛毒クロハナビラタケが。

この色合い。食べたいと思う人の気が知れぬわ。

そして初にお目に掛かります。ゴムタケ。

しかし誰かが全部毟ったあとっぽい…

持ってきた図鑑で合ってるかチェック。そして触って確かめる。
図鑑の通りコンニャクのような触感。

積極的に探しに行きます。

勉強もこれぐらいであれば。いや何か一つ自分で見つけただけで幸いなことなのか。

まあしかし見つかるのはやはりこいつら。

湿り具合のおかげか六甲さんのより生き生きしてますな。きっしょ。

ヒイロタケも結構ありました。
しかし感動指数は極めて低め。

死にかけの何か分からん奴らを発見。


息子にはまだこういう知識がありません。今やってるのは知識だけ。学問へと昇華するにはこの先誰か良い師匠に出会わないとね。

そんなことを考えながら木を裏返したらモンスター発見。

おいオマエ。なんちゅうカラーリングしとんねん。田舎暮らしまあまあ経験したおじさんも君にはちょいと引くよ。

コイツをみた息子、恐れおののきテンション急降下。安全な歩道へと出て行って帰ってきません(苦笑)虫もある程度克服しな博士なんかなれるかい!と呼び戻して奥に見えているキノコを確認させに。しかしムカデおるやろなーとか言っててホンマに現れんでもよろしいのに。

なんだか全部デカいです。

ハナビラタケ
ウラベニガサ

ウヘァ:(;゙゚'ω゚'): カイガラタケ?

コイツはもしやヒトヨタケか?元気な姿を見たかったな。

このポイントを最後にあとは見つからず。
しかしこの湿原っぷりは晩夏あたりから期待が持てますな。余り山を登ったり降ったりせずキノコが見つかるのであれば老兵には喜ばしい限りです。その分虫の発生率もエゲツないのでしょうが、息子には人より学ぶとはそういった副作用も倍以上味わうのだと知らしめる良い機会でありましょう。

暫く振りに隣の神呪寺へお参り。


良い眺めですが外人観光客や子連れの少し教養低めの旅行者が馬鹿みたいにフルパワーで鐘を次々と突き鳴らすので頭が痛くなります。寺や神社に立ち入るなら情緒ってものを抑えてから来なさい。パワースポットの意味間違って解釈してんちゃうかな。

そして此方も久々、甲陽園の名店津曲。この辺はどの方角向いても津曲さんがあります。

クッキーでも買って帰ろかなと。

なんだか沢山オマケしてもらいました。儲かってるところの余裕を感じましたね。そら燕の巣ようさんあるはずですわ。

キノコ探しで知識だけではない学びを考え→寺である程度生活に余裕があっても何度も自己主張するバカの姿をを見て→実力者津曲の余裕に触れるという流れの中でまた教育として考えるものがありました。という堅さも私にまだまだ余裕がない証なんでしょうね(苦笑)




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