ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

ぬえくさの

2024-03-13 03:55:38 | 短歌





ぬえくさの 女を恨みては くたし捨つる くされ男の 見苦しさかな




*今週は二首ほど詠めました。妨害は相変わらず続いています。毎日大火が書くつぶやきに即して、痛い歌をわたしも詠んでいきたいのですがね、感性の中枢を厳重に封じられていて、思うようにいきません。

それはともかく、何とかひねり出した二首のうち一つを、今日は取り上げましょう。

「ぬえくさ(萎草)の」は「女(め)」にかかる枕詞ですね。まあご存じでしょうが一応押さえておきましょう。「ぬえくさ」とはしおれてしまった草のことですが、枕詞ですから、特に訳しません。

女の人を恨んでは、馬鹿にしてけなし捨てる、腐れ男の見苦しさであることよ。

世の中には、いやな男がいるもので、きれいな女を見ては、いやらしいことを考えて、陰で馬鹿にしていたりするのです。

きれいな女性が、自分に興味を持って寄ってこないのが悔しいばかりに、女性を馬鹿にして、女性を呪うようなことをする馬鹿な男がいるのです。

かのじょの周りにもそういう男がたくさんいましたね。かのじょを陰からいじめて、地獄に落として楽しもうとしていた、いやらしい男たちがたくさんいた。それなのに、どんなに罠にはめようとしても、かのじょが落ちなかったので、馬鹿な男たちは歯ぎしりして悔しがっていた。

女性が、女性の地獄に落ちて、いやなものになってしまうのを願い、陰からそれを眺めておもしろがろうとしていたのです。なんて汚い男なのでしょう。いやそういう馬鹿は、男とは言いません。クズというのですよ。

いやな男のクズの心の中には、女性に対する恨みが煙のように充満しているのです。きれいなのに、誰も自分によってこないからです。いやなことばかり考えているから、女性が寄ってこないのですがね、全部女性のせいにして、自分を恥じることはしない。

そんな男のクズからは、女性は精出して逃げましょう。相手にしないのに限ります。




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