ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

たよるべき身

2018-01-11 04:20:31 | 短歌





めづらしき  こてふまひきて  をしへけむ  たよるべき身は  わがみのみとぞ





*これは、ミクシィでの経験を踏んで詠んだ歌ですね。ミクシィでは、いろいろなミク友さんができましたが、かのじょはよくそういう人たちを軽く切っていました。

何と言うに、時々その人たちの真実を、見てしまうからです。

たとえばある人など、ボランティア活動をしているとてもいい紳士に見えましたが、ある日その人が写した写真の中で、たくさんの木々が悲鳴をあげているのをかのじょは感じました。すると反射的に、かのじょはその人を切ってしまったのです。

パソコンというのはきつい。クリック一つで友情を断つことができる。

その人が何をしているかは、感覚をしぼればわかることですが、かのじょはそうしませんでした。知っても仕方がないからです。ただ、木が悲鳴をあげるほどひどいことをしているのだということがわかればいい。

その頃の人間は、かのじょが植物や虫の言っていることがわかって、それを参考にしながら生きているなどということは知りませんでした。時々ブログでそういうことを言っていましたが、みんな馬鹿にしていましたね。だが、感覚が広がった今ではあなたがたにもそれがわかる。

植物が何を言っているかも、猫が何を言っているかも、山や地球が何を言っているかもわかる。

感性が開けば、嘘などだれもつくことはできなくなるでしょう。

虫が教えてくれることも、わかります。ですが今はそこまでいかなくてもよい。虫の言っていることは、少しきついからです。

かのじょはある日、夫とともにチラシ配りをしていた時でしたか、記憶はあいまいなのだが、確かそういう感じで出かけていた時、ひとひらの珍しい蝶を見つけて写真に撮ったことがありました。イシガケチョウだったと思います。そのときは珍しい蝶が撮れたと喜んでいただけだったが。

あとでその写真を見て、そのチョウが言っていることに驚いたのです。蝶はこう言っていたのです。あなたの友達が裏切っていると。

その頃かのじょには、この人は信頼できると信用していたミク友がいたのだが。しばらく迷った後、確実にその人が裏切っているということがわかってきたので、かのじょはその人を切りました。

クリック一つでね。それ以後、彼がどういうことになったかは、美しい霊魂が教えてくれた。

かのじょが友達でいてくれたからこそうまく言っていたことがすべてうまくいかなくなり、そのミク友はすっかりさびれてしまったのです。

天使を甘く見るからそうなる。

ひとりだけつんぼさじきにして、みんなではめるつもりで、全部ばれていたということですよ。少々腹立ちまぎれに言っていますが。

もうこんな馬鹿なことは、二度としないようにしましょう。






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