楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

大阪・千日前に「天秤棒」という店が

2016年10月01日 | 日記

1日(土)大阪は曇りからだんだん晴れてきました。夕方などは、暑いくらいでした。まだ残暑。

夕暮れ時、大阪ミナミの繁華街千日前はレストランや料理屋、呑み屋で賑わいます。ボランティア終了後、何時もより遅い時間に千日前を通りました。気づくと、「天秤棒」という看板がありました。今の若者には分からない人もいるでしょうが、江戸から近代まで農業、漁業、土木作業などで使われてきた担ぎ棒です。一人で重量物を前後に担いだり、二人で中央に担いだり、約2m位の丸い木の棒です。したがって天秤棒(てんびんぼう、英語:carrying pole、shoulder pole)とは、第一義に、両端に重量物をぶら下げたり、たくさんの軽量物を取り付けたりして、に担いで運搬することを目的に作られた木や竹の棒になります。65歳以上の人(特に男性)は子供や少年時代にはきっと使った経験があるはずです。思い出すのは、映画やTVの時代劇で50年前ごろまで江戸の「一心太助」が魚籠や魚入れを担いで、威勢よく掛け声を出していたのを覚えています。殴ったり防衛するにも使っていました。いずれも貧しい庶民市民の手近かで安価な運搬道具でした。看板を見て「懐かしい」。