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北品川 旧品川宿界隈

2009年11月28日 | 散歩
                                 (今回のマップ)

 卯月の会、今日は3人で散策。松戸9時集合。
今日のコースは東海道の親宿として栄えた品川宿界隈。


品川駅9時30分スタート


第一京浜を南に歩く。
右手の品川プリンスホテルの高層ビルが見えるが、何とその真下の崖の上に民家がたたずんでいる。新旧・大小の取り合わせだ。


<八ツ山橋>
明治5年の新橋ー横浜開通の時から立体交差で、わが国最初の跨線橋
この地を世に知らしめたのは、“初代ゴジラ上陸地点"だそうだ。
八ツ山橋を渡ると、旧東海道に入る。品川宿があったところだ。


<品川浦舟だまり>
旧東海道の東側はすぐ海だった。今も品川浦という運河がある。
かつて品川浦は豊富な水揚げを誇り、海苔の主要な産地でもあった。
品川埠頭に続くこの運河には、釣り船・屋形船・船宿といった風景が広がる。


まさにゴジラ上陸?舟だまり脇の屋台村の店前に鎮座していた。


舟だまりの北品川橋を渡ると、


<利田神社>
小さな神社内に鯨塚がある。
品川沖に迷い込んだ鯨(16.5m)を、浜御殿(浜離宮)まで引きづっていき、
将軍(家斉)が見物したということを伝えている。


<善福寺>
見所は、本堂壁面上部にある、この龍の彫り物。“鏝絵"(こてえ)であって、“鰻絵"(うなぎえ)ではない。左官職人がこてを使って描き出したものである。


<法禅寺>
鎌倉から戦国期にかけての「板碑」が保存されていた。天然記念物だという樹齢400年の銀杏が残っていた。


旧東海道を進むと、
<一心寺>
成田山の不動明王が本尊になっている。東海道七福神の寿老人でもある。


<聖蹟公園(品川宿本陣跡)>
品川宿は日本橋を出て初めての宿であり、東海道の親宿として栄えた。
参勤交代の大名の常宿になった本陣で、明治元年に天皇の行幸所になったことから、聖蹟公園になった。


稼穡(かしょく)稲荷の大イチョウ、樹齢500~600年という。


稲荷裏手が目黒川、荏原神社の鎮守橋が架かっている。


<荏原神社>
創建が和銅2年(709年)となっている。平城京遷都の直前あたりか。
本当なら、飛鳥時代から奈良時代に移る時期にあたり、これは古い。
源氏・北条・徳川と時の権力者からも信仰を受ける品川の総鎮守だった。


目黒川沿いに歩き、新馬場駅の第一京浜を越えたところにある、
砂場そば店で昼食。残念ながら昼食タイムなのでビールは注文できず。
「天丼セット」で静かに昼食をとる。


昼食後、近くの品川神社に寄る。鳥居には、定番の龍が巻き付いている。


<品川神社>
創建時の社名は「品川大明神」、源頼朝が海上交通安全などの守護神に安房の洲崎明神を勧進したとなっている。
本堂裏手にある墓地に自由民権運動で有名な板垣退助の墓がある。


七五三詣の家族づれ

富士山信仰の富士塚がある。登山口から頂上まで登れる。

北品川散策を13時に終え、京急新馬場駅から北千住に出ることにした。
途中乗り換え駅の押上で、新東京スカイタワーを見ようと駅の外に出た。

押上の新東京スカイタワー
10月10日に見物してから、まだ一月半程なのだが、少し高くなったようだ。

北千住で降り、居酒屋で乾杯。昼食で飲めなかったので格別においしいビールだった。

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