テニスとランとデジカメと

私の趣味3点+その他の紹介です。
(縮小画像はクリックで拡大表示)
「リンクメニュー」(分類別目次)機能付。

鎌倉ドライブ 光明寺-鶴岡八幡宮-長谷寺

2009年11月20日 | 散歩
                               (鎌倉マップ)

 朝からひさしぶりの好天に恵まれていたので、思い立って鎌倉までドライブすることになった。
私の目的は鎌倉光明寺見学とその寺が所蔵する当麻曼荼羅絵巻が展示されている鎌倉国宝館を参観すること、それに家内のおめあても含めた。

出発が8時30分とゆっくりだったため、最初の訪問地である光明寺に着いたのは11時30分だった。

<大本山光明寺>11時40分
 材木座海岸近くに建つ浄土宗の大本山、秋の十夜法要は有名だが、
何んと言っても国宝の当麻曼荼羅縁起所蔵(鎌倉国宝館に委託)の寺である。
 (関連ブログ)→中将姫伝説の広がり4:神奈川県鎌倉市光明寺


光明寺山門
江戸時代後期に再建された鎌倉に現存する最大の山門


光明寺本堂
元禄11年(1698年)の建立。入母屋造、銅板葺きで、正面側面ともに約25メートルの、鎌倉地方でも最大級の本堂である。


境内には動物霊園があるだけあって、猫が大事にされており、大変に人なつっこい。


本堂内陣
本尊阿弥陀三尊ほか諸仏を祀っている。


本堂内陣に架かる見事な天女の彫刻絵が素晴らしい。


記主庭園
蓮池のある浄土宗庭園の向こうに大聖閣(金閣寺に似ている)が輝いている。


<鶴岡八幡宮>13時
 源頼朝が創建して以来、鎌倉の象徴である。

駐車場探しに手間取り、二の鳥居わきの安いところをやっと見つけた。
二の鳥居のそばにある、家内のお目当てであるうなぎの名店「浅羽屋」で昼食。
食通として知られた北大路魯山人が何度も足を運んだほどの味、とガイドブックにあり。小町定食2500円、
うなぎはもちろんだったが、刺身がそれ以上に美味であった。


太鼓橋から楼門を望む


舞殿わきからの楼門、石段、大いちょう
三代将軍実朝が頼家の子公暁に襲われ落命した場所である。
大いちょうは未だ黄葉が始まったばかりだった。


舞殿
静御前が舞を奉納したという若宮回廊の跡に建つ。


楼門
鮮やかな朱塗りの楼門の後方には本殿が控えているが、入場はここまでだ。


鎌倉国宝館「大本山光明寺と浄土教美術」開催中。
お目当ては「当麻曼荼羅絵巻」である。(詳細は私の別のブログで)
料紙を縦に継ぐことで、より天地幅の広い大画面を構成している絵巻だが、初めて拝見して思っていた以上に大きく感じられた。
全体的に退色が進んではいるが、朱色や曼荼羅の金色などが鮮やかに残っているのには目を見張った。


当麻曼荼羅絵巻の一部


国宝館わきの紅葉


池と紅葉

<長谷寺>15時30分
 天平8(735)年に創建されたと伝わるが詳細は不明だ。
大和の長谷の地で楠の霊木から2体の十一面観音像が造られ、そのうちの1体を海に流したところ、
相模国三浦の地に漂着し、ここに移されたという。


長谷寺山門


観音堂(左)と阿弥陀堂(右)


長谷寺の本尊である十一面観音立像
像高9.18メートルもあり大きいのにはびっくりした。


長谷寺縁起絵巻の一部
宝物館で「長谷寺縁起絵巻」を参観した。


見晴台


由比ガ浜から材木座海岸、さらに三浦半島、城ヶ島まで展望できる


弁天屈(左)と内部の弁天像(右)
弘法大師が刻んだという伝承をもつ弁財天像である。
屈の中は入り組んだいくつかの屈に多くの像が並んでいた。
時間がなかったので早足で回ったが、見るべきものが多いようだ。

長谷寺参観終えたら、16時を過ぎていた。
駐車場まで戻り、帰路は逗子を通り渋滞に巻き込まれたが、
金沢八景の並木ICから首都高に入り、横浜ベイブリッジ・東京湾レインボーブリッジの夜景を見ながら葛西JCを経て四つ木ICから水戸街道に出る。
途中、家内が初めてだという吉野家の牛丼を食べて、20時30分無事帰宅。

ブログセンタ