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横浜 三渓園

2009年11月10日 | 散歩
                          (三渓園 案内図)

 11時桜木町駅。ここで兄姉たちと待ち合わせして、三渓園散策に出かけた。
総勢6名(私の連れ合いは足の不調で欠席)、天気は大丈夫のようだ。


JR「桜木町」駅


「桜木町」駅バスターミナルから、目の前に横浜ランドマークタワーがそびえる。
バス2番乗り場から「本牧車庫」行きバスに乗車。

<三渓園>
 三渓園は、生糸貿易で財をなした横浜の実業家 原三渓の元邸宅。
京都や鎌倉の価値ある建造物を多く移築し、一般公開されている。


「三渓園」入り口


大池と三重塔


入り口を入ると、すぐ目の前に大池がある。池の奥に見える三重塔が程よいアクセントになっている。紅葉はまだ少し早いようだ。


大池の向こうに見えるのが観心橋と涵花亭


<外苑散策>

三重塔(旧燈明寺三重塔)
聖武天皇の勅願寺・京都燈明寺にあったものを移築。
関東地方では最古の塔だそうだ。


合掌造
岐阜県白川郷にあった江戸時代の庄屋の家を移築したもの。
内部見学もでき、いろりに火が炊かれていた。


旧東慶寺仏殿
縁切寺で知られた鎌倉東慶寺にあったものを移築。


観心橋


園内では随所で菊花が展示されていた。

<内苑散策>

内苑入り口


内苑の中に梅林が見られる。珍しい「緑額梅」だそうだ。


竹林の道を歩く


旧天瑞寺寿塔覆堂
豊臣秀吉が京都大徳寺内に母の長寿を祝って建てた寿塔の覆堂。
天正19(1591)年の建築。
扉の彫刻された天女像は見事な出来栄えである。


聴秋閣
これは京都二条城にあった徳川家光・春日局ゆかりの楼閣建築である。


臨春閣(左)と白雲邸(右)
臨春閣は紀州徳川家が和歌山紀ノ川沿いに建てた数奇屋風書院造り。
白雲邸は三渓が隠居所として建てた数奇屋風建築。


臨春閣へ続く屋根橋


臨春閣の部屋には狩野派の襖絵が残っている。

内苑からはずれの南門を出ると、「上海横浜友好園」があり、中国風の瑚心亭がある。


かつては崖の下は本牧海岸が迫っていたという。
兄たちはこの海岸で海水浴をした思い出を話していた。

再び、園内に戻り、帰路に着く。


鶴翔閣
これは明治42年建築の広大な原家の旧宅。

 三渓園散策を終え、バスで中華街へ。

<中華街>


中華街入り口(左)、均昌閣(右)

中華街を東の朝陽門から、真っ直ぐ進むと右手にある「均昌閣」で食事。
ここは以前甥っ子が結婚披露をした思い出の場所である。


店の中から中華街通りを眺めると、まさに中国。


注文した「選べるディナーセット」。
値段も安く、さらっとした味でおいしかった。
ビールで乾杯し、紹興酒をあけた。

<山下公園からシーバス>
山下公園に出て、シーバスで横浜港まで乗る(700円)。
これはなかなか食事のあとには気持ちの良い乗り物である。
平日のせいか乗客もわずか。甲板上から潮風も心地よい。
ライトアップの景色に見とれ、時間が過ぎていく。


山下公園の噴水と横浜マリンタワー


氷川丸



横浜駅20時着。ここでお別れ。
今日は歩数計で1万3千歩以上になった。
私の兄姉がまだまだ元気なのを再確認した一日だった。

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