デカッ、デカッ

いやあ、今日のデカレンジャー、笑ってしまった。
ロートル宇宙刑事の名前がチョウ・サン、彼の昔馴染のチンピラはゴレン・ナシ。
ちょっと人情もののストーリーだった。
途中に"セーラー服と機関銃"ネタが入るとこなど、脚本家の世代がわかるというもの。
今日はジャスミンが主役だったので、エンディングは、いつもの"ミッドナイトデカレンジャー"ではなく、"girls in trouble! DEKARANGER"だ。

ちなみに、来週はとうとう石野真子が変身しそうだ。

野球はどんどん胡散臭くなっていく

すでに、スポーツでなくなった、ライブドアの楽天の参入騒動、いまや、滑稽の度を越して醜悪ですらある。
野球協約第3条"野球が社会の文化的公共財となるよう努める"という一文を盾に、アダルト云々の問答があったという。
ここでＬＤが楽天に遅れをとった、というのが、多くの見方だ。
楽天が、"成人確認を厳しくすることで青少年への影響は防げる"と答えたのに対して、
ＬＤは、"道路や広場を提供しているようなもので、そこで人々が何をしているかまでは監視できない"としたからだ。
豊蔵委員長"両社に特徴や差はあった"は、その程度の判断だが、西武星野球団代表"片方はできると言うし、片方はできないと言う"という見方などは、まるで"できる"と答えたほうを評価しているようだ。
これを見て、楽天に軍配をあげる人がいたら、無知蒙昧、審議をする資格を剥奪されてしかるべし、だろう。
成人確認を厳しくするだの、クレジットカードがなければ入れないなどは、いくらでも抜け道があるし、そういうのが得意なのは子どもなのだから。
むしろ、"不可能"であることを奏上したＬＤの方が、正直だ。
まぁ、その正直さが薄汚い大人たちの反感を買う要因なのだろうが。

それに、アダルト云々を言うのなら、球団がかなりのおんぶに抱っこしているスポーツ新聞はどうなのだろう？
画像が無修正かどうかなど、ナノ単位の議論しているようなものだ。
　
また、"業務に関する係争中の案件の有無"についても、ＬＤが"民事、刑事ともにある"と回答したことを問題にしているようだが、今日びちょっと大きな仕事をしだせば裁判が絡まないことなど、よほどでなければないだろう。
通販などを行なっている楽天に裁判がない、ということのほうが疑わしい。
これまた12球団には、なにもないのか？ダイエーにも？ダイエーにも？ダイエーにも？ほぉ？
まったく日本を牛耳るどす黒い縮図を見る思いだ。
　　　
ＬＤは嫌いだが、ここまで愚劣な連中にコケにされていると、応援したくなる。

韓流

フジテレビで、"天国の階段"が始まった。
韓国では所謂"韓流四天王"より人気の高いクォン・サンウが主演だが、なぜか名前の表記が"グォン"となっている。
これまで、総てのメディアは"クォン"と書いてきたから、まだ日本国内での認知度がそれほど高くないうちに、独自の書き方をしてそれを定着させ、自社のアドヴァンテージを取ろうというフジテレビの思惑が見える。
これは、微妙な話で、"グォン"と書くのが必ずしも間違いではない、というところに問題がある。
"フ"は、ｇあるいはｋの発音をするので、どちらにもなりうるからだ。
普通、語頭にくれば濁らない、という文法があるから、これまで通り"クォン"の方が通りがいいのは確かだ。
似た例に"金大中"というのがある。かつて"きんだいちゅう"と呼ばれた元大統領は、後に"きむでじゅん"と直されたが、これも"きむ"という姓に続けて読まれるから"匸：でじゅん"なのであって、親兄弟から名前だけを呼ばれるときは"てじゅん"となる。
フジテレビ、いっそのこと、"グォン"ではなく"ゴン"と書いて、"ヨン様"のように、"ゴンちゃん"などと蔑視的ニックネームをつけたらどうだろう("…様"という言い回しは、多分に蔑視的だ。呼んでいる本人達はともかく、それを報じるマスコミに於いては)。
ヴェンダースも最初はベンダースと書かれていたのだから。